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上志段味特定区画整理事業 (なごやサイエンスパーク、志段味古墳群ミュージアム、ウエルシア名古屋上志段味店、志段味東小分離新設校、特別養護老人ホーム愛の里 名古屋東、自動運転車実験) - ■土地区画整理事業

上志段味特定区画整理事業 (なごやサイエンスパーク、志段味古墳群ミュージアム、ウエルシア名古屋上志段味店、志段味東小分離新設校、特別養護老人ホーム愛の里 名古屋東、自動運転車実験)

  •   13, 2019 12:34
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上志段味特定区画整理事業は名古屋市守山区上志段味で行われている土地区画整理事業で、隣接する中志段味と併せて名古屋市で最後と言われている大規模な土地区画整理事業です。
庄内川と東谷山、森林公園に囲まれた緑豊かなエリアで名古屋駅や栄から約30~70分の場所にあります。

区画整理地内では人口増加に伴い、小学校と中学校の新設が計画されているほか、大久手池北側には志段味古墳群ミュージアムが2019年3月末オープンを目指して建設が進められています。




◆参考資料、引用元
名古屋市 上志段味特定区画整理組合
上志段味特定区画整理組合
特別養護老人ホーム 愛の里 名古屋東公式サイト
歴史の里 しだみ古墳群





◆過去の記事
→2017年2月13日投稿 上志段味特定区画整理事業











■概要
・名称   上志段味特定区画整理事業
・name  Kamishidami Specific Lot Organization Project
・中文名 上志段味特定地段组织项目
・開発面積 194.91ha(1,949,100㎡)
・着工   1993年9月9日 
・完工   2018年3月31日予定(※当初計画)
・総事業費 426億3,000万円
・計画戸数 ---
・計画人口 ---
(2018年12月29日撮影)




上志段味特定区画整理事業全体の区画図です。
東西に県道15号線、南北に国道155号と県道75号線を結ぶ道路が整備されます。
20170212163720502.jpg









上志段味特定区画整理事業区域の北西側の様子です。上志段味(大字)西浦(字)から上志段味(大字)細川原(字)付近は区画整理が進み、少し前まで荒れ地だった場所が綺麗な区画分けと街路ができていました。








上志段味(大字)川原(字)付近に建設された医療対応型の特別養護老人ホーム「愛の里 名古屋東」です。
愛の里名古屋東は、なごやサイエンスパークのBゾーン「革新的な医療福祉機器等の開発を目指すエリア」に位置し、医療ケアが可能な医療対応型特別養護老人ホームとして、研究開発型の企業との連携をはかり、革新的な医療福祉機器の開発を目指す計画となっています。








すぐ隣接している上志段味(大字)安川原(字)付近では、分電盤やキュービクルなどの密閉用筐体に欠かせない「蝶番」、「錠前」、「ステー」、「ハンドル」を製造している「タキゲン製造」の名古屋支店の建設も進んでいます。










外観デザインの完成予想パースも仮囲いに掲載されていました。









瀬戸市の瀬戸高校付近から森林公園を経由し、小牧市中心部、小牧市民病院方面へ繋がる幹線道路も一部整備されています。
現在は庄内川に架かる予定の橋梁がまだできていないため、殆ど車は走っていませんが、開通するとそこそこの主要道路となりそうです。









上志段味(大字)細川原(字)付近で造成の進む「守山センチュリーゲート」です。
守山センチュリーゲートはパナソニックホームズが開発を進める総区画数200区画の大規模新興住宅地で、上空から見ると、1/4の円形を描くように造られた街路や区画が特徴的です。









守山センチュリーゲートは外構(エクステリア)と呼ばれる建物の外にある柵や植栽、街灯などに力が入れられています。
新たに住宅地を開発する際、個人個人が思い思いの住宅を建てる日本国内では街並みに統一感を持たせることがなかなか厳しく、今まではこのような開発があまり行われてきていませんでした。

分譲地や区画整理といった一体的に宅地として開発できる所は、このように外構によって街並みを統一できれば美しい景観を形成することができるかもしれませんね。








すぐ南側の上志段味(大字)竹の腰(字)は既に新興住宅が密集して建てられており、徐々に住宅街が広がっていることがわかります。










全長数百メートルもの距離で統一された街並みが続くため、非常に壮観です。
欧米や中国など海外の郊外住宅地では、数キロに渡ってこのような統一された街並み、景観が続いているようですが、ようやく日本も住宅地全体の景観を整えるという段階にまでやってきました。








志段味保育園北側の上志段味(大字)上島(字)付近の様子です。
庄内川に面して遊歩道が設けられ、この付近は公園となります。











志段味保育園南西側の上志段味(大字)海東(字)から羽根(字)にかけては住宅と農地、空き地が点在しています。










上志段味地区の商業核となる地域には「バロー志段味店」、「Vドラッグ中部薬品志段味店」、「三洋堂書店志段味店」が建っています。










新東谷橋南交差点です。










上志段味特定区画整理事業地内を東西に貫く県道15号線沿いには、ロードサイド商業が並び、近年の道路中心に栄えた地方都市を彷彿させる景色が広がります。
高速で走行する自動車からもお店がわかりやすいよう、建物よりも看板が主張する建築デザインです。









上志段味特定区画整理事業地内南西側の勝手塚交差点です。
こちらの交差点の更に南西側に中学校が新設される計画があります。








大久手池北側も開発が進みます。
奥には東谷山も見え、大久手池周辺の自然や古墳群がのどかな光景を生み出します。
名古屋市内でここまで自然を感じることができ、静かな郊外住宅地もなかなか無いでしょう。








こちらは大久手池北側で建設中の「志段味古墳群ミュージアム」です。
志段味古墳群ミュージアムは「歴史の里 しだみ古墳群」の中核となる施設で、2019年3月末にフルオープンの計画となっています。









「志段味古墳群ミュージアム」の建物に拡大してみます。
軒が深く、一面の壁面とガラス張りのコントラストが美しい低層建築物です。








「志段味古墳群ミュージアム」の完成予想パースです。ほぼ完成していますね。










大久手池北側、「志段味古墳群ミュージアム」の新興住宅地です。







「歴史の里 しだみ古墳群」エリアにはこの地域の歴史を感じられる竹藪も整備されています。








上志段味ふる里広場です。
上志段味特定区画整理事業によって石碑や石仏、社などを移転させる必要が生じたことから、こちらの歴史の里 しだみ古墳群エリアに移転されました。










上志段味特定区画整理事業中央部に位置する大久手池です。
まるで別荘地やリゾート地のような趣ある光景が広がります。









大久手池北東側に建設予定の、志段味東小分離新設校の計画地です。
着工は2019年12月上旬予定となっており、現在はまだ空き地です。







お決まりの現地に掲載されている建築計画の概要が書かれた板です。
建設予定の小学校の大体の規模がわかります。









大久手池東側の上志段味(大字)東谷(字)付近の新興住宅地です。
既にびっしりと新興住宅が建ち並び、人口も急増しています。








上志段味特定区画整理事業の東側には愛知県立大学守山キャンパスや東谷山フルーツパーク、名古屋市最高峰の山である東谷山があります。
この東谷山を超えた向こう側は瀬戸市の中水野界隈で、そちらもみずの坂や、やまて坂など新興住宅地が広がります。
山を超えた向こう側の最寄り駅は愛知環状鉄道の中水野駅です。








「歴史の里 しだみ古墳群」の大塚古墳です。
こちらの古墳は登れるようになっており、古墳頂部は展望台のような空間となっています。








最後は「歴史の里 しだみ古墳群」の大塚古墳に並ぶ埴輪たちです。
上志段味特定区画整理事業はこのように「古墳」というひとつのテーマに沿って開発がなされており、街並みが均一化、没個性となりやすい土地区画整理事業において、特徴的で面白いまちづくりがなされています。







【守山区内での自動運転車の実験について、ひとこと】
前回の中志段味土地区画整理での記事では、自動運転車について厳しい意見を書きましたが、個人的には自動運転車に期待するものもあります。

駅を降りたとき、20分も30分も歩かされることを知ったときには絶望的な気持ちになりますが、もし、スマホのアプリで自動運転車を呼べたらどうでしょうか。
タクシーとは違い、融通が効くため、どんな深夜でも僻地でもスマホアプリで呼べば来てくれる。そんなシステムが構築されれば日本全国どこへでも行けるようになります。

もちろん、都市部や都市郊外間では大量輸送の鉄道が非常に重要にはなりますが、郊外の駅から都市圏辺縁部や農村へは自動運転車が非常に便利な乗り物になります。

今までとは違い、自動車を所有するという概念から、アクセス手段として使い、その場に乗り捨て、そして次の人がまた使うというものになるのかもしれませんが、
そういった環境が構築されれば自動車メーカーは今まで通り自動車を作り、売り込むだけではなくなり、自社で運営やシステム構築、交通システム構築による地域創成も可能になることから、経営もより安定化、多様化するのではないでしょうか。

個人的には日本の自動車メーカーには、今までの自動車を保有するという概念をぶち壊し、「街そのものを移動の足、交通からデザインする」という観点から、行政や鉄道会社、ITアプリ開発企業などと協力して、次世代の都市を築き上げていただければと思っています。

整理番号 土地区画整理0005-01

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2 Comment

きりぼう  

Re:

仰る通り、配車コストがどのくらいかかるのか予想がつかないんですよね。
ただ、自動車の運用開始後は運用するために必要な人件費と保守点検整備くらいしかコストがかからないので、タクシー、バスに比べれば大幅な人件費コストダウンと利便性向上が期待できます。
ただ、その利便性の良さに甘んじて自動運転車だけで都心乗り入れを可能にしてしまうと、駐車場だらけ&大渋滞になりかねないので、鉄道とのキスアンドライドに移行していく必要があります。

2019/01/13 (Sun) 22:19 | EDIT | REPLY |   

おろろN  

よくよく考えてみましたら自動運転自動車というのは見た目は変わらずともその中身・概念は今までの自動車と全く異なるモノですね。
鉄道や航空といった交通手段に近いものと言ったほうが良いかもしれません。
実生活でも購入費・燃料代・保険代・税金・車検代と膨大なコストを払って維持するより負担は減るでしょうし。
ただ配車コストが掛かり過ぎるので当該地区の運用を終了するなんて事態が起きる可能性は無いでしょうか?

2019/01/13 (Sun) 21:55 | EDIT | REPLY |   

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