2021/06/13
KANDA SQUARE (神田スクエア) |
KANDA SQUARE (神田スクエア)は東京都千代田区神田錦町二丁目の東京電機大学神田キャンパスおよび神田警察署の跡地に建設された21階建て、高さ120.85mの超高層ビルです。
フロア構成は1階は商業ゾーン、2階は多目的ホール、3階は小ホールおよび貸会議室、5階から21階はオフィスとなっており、商業ゾーンにはスーパーマーケット「サミットストア」が入っています。
小川町駅方面、神保町駅方面、竹橋駅方面につながる敷地の3角に緑豊かな広場が設けられており、芝生広場にはタープやウッドステージなどが設置されているほか、北側広場には、Wi-Fiやコンセントなどの機能が付いたベンチやカウンターを配置し、ワーキングスペースとしても利用が可能となっていることが特徴的です。
着工は2017年5月1日、竣工は2020年2月17日となっており、2020年9月4日に全面開業しています。
参考資料、引用元
・KANDA SQUARE 公式サイト
・CBRE KANDA SQUARE
・住友商事 神田錦町二丁目の複合ビル「KANDA SQUARE」9月4日(金)全面開業
・住友商事 大規模開発プロジェクト「(仮称)神田錦町二丁目計画」着工について~街づくりを通じた地域の活性化への貢献~
・大規模開発プロジェクト「(仮称)神田錦町二丁目計画」着工について ~街づくりを通じた地域の活性化への貢献~
過去の記事
→2018年12月1日投稿 (仮称)神田錦町二丁目計画
→2019年12月1日投稿 (仮称)神田錦町二丁目計画

概要
・名称 KANDA SQUARE (神田スクエア)
・計画名 (仮称)神田錦町二丁目計画
・name KANDA SQUARE
・中文名 神田广场
・所在地 東京都千代田区神田錦町二丁目2番
・用途 事務所、飲食店、物販店舗、多目的ホール、貸会議室
・階数 地上21階、地下1階
・高さ 120.85m (軒高:104.57m)
・構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
・基礎工法 杭基礎
・敷地面積 9,761.29㎡
・建築面積 5,010.67㎡
・延床面積 85,352.00㎡
・着工 2017年5月1日
・竣工 2020年2月17日
・設計 日建設計
・建築主 住友商事
・施工 大林組
・最寄駅 小川町、淡路町、新御茶ノ水
(2021年4月18日撮影)
建築計画の概要板

位置図

出典:住友商事 ニュースリリース
位置図

出典:KANDA SQUARE 公式サイト
イメージパース

出典:住友商事 ニュースリリース
南東側から見たKANDA SQUARE (神田スクエア)の様子です。

南東側から見たKANDA SQUARE (神田スクエア)低層部分の様子です。

KANDA SQUARE (神田スクエア)の南東側1階にはスーパーマーケット「サミットストア」が入っています。

南東側低層部分は縫い目のように連続する湾曲した外観意匠が特徴的で、暖かみあるデザインとなっています。

KANDA SQUARE (神田スクエア)の低層部分は壁面緑化がなされており、敷地内は生物多様性をコンセプトに多種多様な樹木や植物が植えられています。

敷地南側に整備された歩道と公開空地部分の街路樹空間です。

エントランスとピロティの様子です。

南側エントランスの様子です。

南西側から見たKANDA SQUARE (神田スクエア)低層部分の様子です。
西側には芝生広場や小川の流れるビオトープのある公開空地の広場が設けられています。

芝生広場の様子です。
パラソルやタープ、ウッドステージなどのファニチャー類のほか、芝生境界面にはウッドステージが設けられています。
また、ワイヤーアート作家である小川学氏によるデザインの愛らしい動物のアニマルフレームアートが設置されています。

KANDA SQUARE (神田スクエア)の敷地西側に広がるビオトープです。
四季を彩る草木や花が植えられ、緑豊かな都市空間となっています。

岩が平らに削られ、ベンチの役割を果たしつつも景観に馴染むものになっています。

ビオトープにはこのように小川も流れています。
せせらぎが落ち着きある雰囲気の空間を創り出していました。

広場には、所々に凝ったデザインの照明が置かれています。

照明のデザインはKANDA SQUARE (神田スクエア)の外観デザインと似たようなものとなっており、まるで神田スクエアジュニアと呼びたくなるようなかわいらしいものとなっています。

北西側から見たKANDA SQUARE (神田スクエア)の様子です。

北西側から見たKANDA SQUARE (神田スクエア)低層部分の様子です。

北側公開空地の広場に面して1棟の低層建物も建っています。こちらは再開発前から建っていた鉄筋コンクリートの建物です。

現地に設置されているKANDA SQUARE (神田スクエア)の低層部分フロアマップです。

現地にて撮影
現地に設置されているKANDA SQUARE (神田スクエア)の商業テナント一覧です。

現地にて撮影
KANDA SQUARE (神田スクエア)の外観デザインは、「錦」という歴史ある地名から日本の伝統美の結晶でもある「錦織」をテーマにデザインしたものとなっています。
横糸としての水平庇と縦糸としての縦庇が織り紡がれるように配され、日射遮蔽の役割を果たすブリーズ・ソレイユとしても機能した外観意匠が特徴的です。

ブリーズ・ソレイユ部分の様子です。

KANDA SQUARE (神田スクエア)の北側低層部分の様子です。
軒が大きく張りだし、ガラス部分のデザインが特徴的な意匠となっています。

KANDA SQUARE (神田スクエア)の北側広場の様子です。

KANDA SQUARE (神田スクエア)の北側広場には、ワークスペースとしても機能するベンチやカウンターが設置されており、更にwifiやコンセントも設けられています。
緑豊かな空間で仕事や読書を楽しめる居心地の良い空間ですね!

KANDA SQUARE (神田スクエア)の北側広場の様子です。緑の密度が凄まじかったです。

北東側から見たKANDA SQUARE (神田スクエア)の様子です。

整理番号B-0651-03 竣工