2021/06/28
みなとみらい21中央地区52街区 |
みなとみらい21中央地区52街区は神奈川県横浜市西区みなとみらいで計画されている28階建て、高さ171.35mの超高層ビルです。
街区は市有地と財務省所有地の国有地で構成されており、両土地の一体的な開発を実現するために、国有地における二段階一般競争入札の落札が行われました。
落札した事業予定者は、大和ハウス工業と光優となっており、2社でSPC※を組成し、開発が行われます。
用途構成は、南側の国有地にゲームアートミュージアム、店舗、北側の市有地にオフィス、店舗、イノベーションプラットホームの入る超高層ビルとなります。
着工は2023年1月、竣工は2026年6月となっており、2021年3月時点では更地となっています。
※SPC:特別目的会社…資金調達や債券の発行、投資家への利益の配分など、特定プロジェクトのためだけに設立される会社
参考資料、引用元
・関東財務局 一般競争入札(売却)の開札結果及び契約状況
・横浜市 みなとみらい21中央地区52街区の事業予定者を決定しました

出典:関東財務局
概要
・名称 みなとみらい21中央地区52街区
・計画名 みなとみらい21中央地区52街区
・name Minatomirai 21 Central District 52 Block
・中文名 港未来21中区52块
・所在地 神奈川県横浜市西区みなとみらい五丁目1番2ほか
・用途 オフィス、店舗、イノベーションプラットホーム、ゲームアートミュージアム、地域冷暖房プラント
・階数 地上28階、地下1階
・高さ 171.35m
・構造 ---
・基礎工法 ---
・敷地面積 11,818.44㎡ (国有地:6,199.97㎡、市有地:5,618.47㎡)
・建築面積 ---
・延床面積 110,142㎡
・着工 2023年1月
・竣工 2026年6月
・建築主 大和ハウス工業、光優(2社でSPCを組成)
・設計 ---
・施工 ---
・最寄駅 新高島、横浜
(2021年3月3日撮影)
位置図

出典:横浜市
イメージパース

出典:横浜市
南西側から見たみなとみらい21中央地区52街区の様子です。

南東側から見たみなとみらい21中央地区52街区の様子です。

北東側から見たみなとみらい21中央地区52街区の様子です。

北西側から見たみなとみらい21中央地区52街区の様子です。

キング軸の南側がゲームアートミュージアム、店舗の建設される国有地となっています。
こちらの国有地の直下には、みなとみらい線の地下トンネルがカーブを描きながら貫通しています。

キング軸の北側がオフィス、店舗、イノベーションプラットホームの入る超高層ビルが建設される市有地となっています。

横浜グランゲート側から見たみなとみらい21中央地区52街区の様子です。
奥に見える階段まで歩行者用のペデストリアンデッキが延伸され、横浜駅から高島中央公園へデッキを通じてアクセスすることが可能になります。

高島中央公園から見たみなとみらい21中央地区52街区計画地の様子です。
高島中央公園のあるみなとみらいエリア北側も以前は荒れ地が広がる埋め立て地といった印象でしたが、現在では土地もほぼ埋まり、超高層ビルやタワーマンションで埋め尽くされつつあります。

西側に隣接する「みなとみらい21中央地区53街区開発事業」ではキング軸とグランモール軸の分岐点となっており、南側へ進むとグランモール軸となっています。

みなとみらい21中央地区52街区の完成予想パースです。
キング軸やアートガーデン、オフィスの中に積極的に緑・水・アートを盛り込みオアシスらしい空間づくりを実現するものとされています。
南側の国有地にうずまき形状の低層棟、北側の市有地に超高層ビルとなります。

出典:横浜市
キング軸のイメージパースです。
このように手前側の横浜グランゲートからデッキが延伸され、高島中央公園側のデッキと接続、横浜駅から臨港パークまでデッキを通じて車道と平面交差することなく、徒歩アクセスが可能となります。

出典:関東財務局
みなとみらい21中央地区52街区 低層部分のイメージパースです。
うずまき形状の低層棟が目を引く存在となりそうです。

出典:関東財務局
整理番号 B-1191-01