2021/12/14
パークコート神宮北参道 ザ タワー |
パークコート神宮北参道 ザ タワーは東京都渋谷区千駄ヶ谷のGSKビル(19階建て、高さ85.14m)跡地で建設中の27階建て、高さ99.01m、総戸数471戸の超高層タワーマンションで、同一敷地内には保育所や商業施設などの付帯施設も整備されます。
また、共用施設には屋上緑化がなされた屋上の「フィーリングデッキ」や屋外シアターのような「スクリーンデッキ」、「パーティーラウンジ」、「フィットネスルーム」などが入ります。
専有面積は40.40㎡ ~ 237.49㎡、1LDK ~ 3LDKの間取りとなっており、建築主は三井不動産レジデンシャル、設計は清水建設、施工は清水・フジタ建設共同企業体です。
販売価格は、1億2,880万円~13億7,000万円と凄まじい価格帯の億ションとなっています。
2021年12月時点では、14~15階付近の躯体施工が進められていました。
参考資料、引用元
・パークコート神宮北参道 ザ タワー 公式サイト
過去の記事
→2019年5月2日投稿 (仮称)渋谷区千駄ヶ谷四丁目計画
→2021年3月12日投稿 パークコート神宮北参道 ザ タワー

概要
・名称 パークコート神宮北参道 ザ タワー
・計画名 (仮称)渋谷区千駄ヶ谷四丁目計画
・name Park Court Jingu Kitasando The Tower
・中文名 公园球场神宫北参道塔
・所在地 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15
・用途 共同住宅、店舗、保育所
・階数 地上27階、地下1階
・高さ 99.01m (軒高または建築物高さ:89.98m)
・構造 鉄筋コンクリート造
・基礎工法 直接基礎
・総戸数 471戸 (販売総戸数471戸、他に店舗1戸)
・敷地面積 4,837.13㎡
・建築面積 2,407.65㎡
・延床面積 55,655.00㎡ (現地概要板:56,926.43㎡)
・着工 2019年11月1日 (解体着手:2019年5月7日)
・竣工 2023年10月31日
・建築主 三井不動産レジデンシャル
・設計 清水建設
・施工 清水・フジタ建設共同企業体(清水建設、フジタ)
・最寄駅 北参道、代々木
(2021年1月30日撮影)
建築計画の概要板

位置図

出典:パークコート神宮北参道 ザ タワー 公式サイト
イメージパース

出典:パークコート神宮北参道 ザ タワー 公式サイト
南西側から見た建設中のパークコート神宮北参道 ザ タワーの様子です。
元々、地上19階、地下3階、高さ85.14m、1991年竣工の超高層ビル「GSKビル」が建っていましたが築30年を待たずに解体されています。
元々建っていたGSKビルは28、29年間しか寿命が持たなかった超高層ビルということで、かなり短命の超高層ビルでした。

編まれた鳥の巣を連想させるファサード、丸みを帯びた外観意匠が特徴的です。
北参道の優れた交通利便性をもつ都心に位置しながら広大な 3 つの公園に囲まれる立地を、「鳥や動物が羽を休め、生命を育てる安全で居心地の良い巣=NEST」に見立て、有機的な曲線と編み込まれた形状を内外装デザインの軸とされています。

パークコート神宮北参道 ザ タワーの低層部分の様子です。

パークコート神宮北参道 ザ タワーのファサードです。

北西側から見上げた建設中のパークコート神宮北参道 ザ タワーの様子です。

北西側から見た建設中のパークコート神宮北参道 ザ タワー低層部分の様子です。
敷地内は屋上緑化に加え、建物基壇部壁面の緑化可能面積約80%の緑化や並木空間の配置がなされているほか、明治通り沿いの公開空地には2列の並木が配されています。

北東側から見上げた建設中のパークコート神宮北参道 ザ タワーの様子です。
CO2を最大約 48%削減が可能な健康にやさしい冷暖房システム「AirLOGY」が導入されており、ZEH Orientedも取得しています。
「AirLOGY」とは熱の伝わり方の一種である「ふく射」を利用した空調システムで、従来の対流式空調のように空気を直接室内に吹き出さないため、ほこりやウイルスなどを巻き上げることが少なく、また対流式空調と比較し乾燥が少ないことが特徴となっています。

北東側から見た建設中のパークコート神宮北参道 ザ タワー低層部分の様子です。
パークコート神宮北参道 ザ タワーでは、モビリティ関係にも力が入れられています。
スポーツバイクタイプのレンタサイクルを28台設置予定で、専用アプリを通じて入居者専用の電動キックボードシェアリングサービスを利用することも可能となっています。
また、有料予約制で利用できる共用 EV 車充電スペースの設定に加え、タワーパーキング内には EV 車充電用パレットを 10 台分、平置き駐車場には EV 充電用コンセントを 4 台分備えているとのことです。

南東側から見上げた建設中のパークコート神宮北参道 ザ タワーの様子です。

バルコニー部分のウネウネが目立ちます。

南東側から見た建設中のパークコート神宮北参道 ザ タワーの様子です。

パークコート神宮北参道 ザ タワーの鳥瞰完成予想パースです。
明治神宮や新宿御苑、神宮外苑の緑が広がり、都心とは思えないほど自然豊かな立地となっています。
四季折々の自然と、変化の凄まじい東京の都市景観が組み合わさったダイナミックな展望が望めそうです。

出典:パークコート神宮北参道 ザ タワー 公式サイト
パークコート神宮北参道 ザ タワーは横幅の広いタワーマンションとなり、外観は緩やかに曲面を描いた落ち着きある雰囲気の意匠となります。

出典:パークコート神宮北参道 ザ タワー 公式サイト
外壁に面した梁が緩やかに湾曲し、柱が表に出てくるフロアと梁が表に出てくるフロアが交互に連なります。
床から天井まであるダイレクトウィンドウも湾曲しており、曲面が印象的な外観意匠です。
また、格子も用いられ、目隠しのルーバーや意匠面のアクセントとして活用されます。

出典:パークコート神宮北参道 ザ タワー 公式サイト
整理番号B-0828-03