2022/01/08
ミュージックテラス(Kアリーナ横浜/ヒルトン横浜/Kタワー横浜) |
ミュージックテラス(Kアリーナ横浜/ヒルトン横浜/Kタワー横浜)は神奈川県横浜市西区みなとみらい21地区の60・61街区の一部として建設が進められている28階建て、高さ99.87mのツインタワー形式の超高層ビル(建築計画の概要、おしらせ板では1棟扱い)です。
街のシンボルとなる世界最大級の音楽アリーナとインターナショナルブランドホテル、オフィスの整備を通じて、上質なエンターテイメントを提供する「ミュージック・パーク」を形成するものとされています。
アリーナ棟の「Kアリーナ横浜」は地上9階、座席数2万0,030席、ホテル棟の「ヒルトン横浜」は地上26階、地下1階、高さ106.775m、客室数339室、オフィス棟の「Kタワー横浜」は地上21階、地下1階、高さ99.50m(※塔屋除く建物高さ)となっています。
2021年12月時点では、アリーナ棟は鉄骨建方が進められて既に上棟しており、ホテル棟は7~8階の鉄骨建方、オフィス棟は9~10階の鉄骨建方が進められていました。
また、2021年11月にはホテルに「ヒルトン」、オフィスビル名称は「」
参考資料、引用元
・ケン・コーポレーション 開発中プロジェクト - Kアリーナプロジェクト
・梓設計 みなとみらい21地区60・61街区の事業者を(株)ケン・コーポレーションに決定。国内最大級となるアリーナやホテル、オフィスなどの複合施設の設計・監理を進めていきます。
・国土交通省 民間都市再生事業計画(K アリーナプロジェクト)を認定 ~横浜みなとみらい 21 地区に『ミュージック・パーク』が誕生~
過去の記事
→2017年11月9日投稿 みなとみらい21地区60・61街区 開発計画
→2020年7月6日投稿 K アリーナプロジェクト
→2021年4月2日投稿 Kアリーナプロジェクト

概要
・名称 ミュージックテラス(Kアリーナ横浜/ヒルトン横浜/Kタワー横浜)
・計画名 (仮称)Kアリーナプロジェクト 建設工事
・name Music terrace(K Arena Yokohama/Hilton Yokohama/K Tower Yokohama)
・中文名 音乐露台(K竞技场横滨/希尔顿横滨/K塔横滨)
・所在地 神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目 2 番 2
・用途 アリーナ棟:観覧場(音楽アリーナ)、駐車場等
ホテル棟:ホテル、店舗、駐車場等
オフィス棟:事務所、店舗、駐車場等
観覧場、ホテル、オフィス、駐車場、店舗
・階数 アリーナ棟:地上9階
ホテル棟:地上26階、地下1階
オフィス棟:地上21階、地下1階
・高さ 99.87m
アリーナ棟:約45m※ニュースリリース
ホテル棟: 106.775m※建物最高高さ (建物高さ:99.50m、軒高:95.89m)/約100m※ニュースリリース
オフィス棟:99.50m※塔屋除く建物高さ (軒高:95.89m)/約100m※ニュースリリース
・構造 鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
・基礎工法 ---
・客室数 339室
・敷地面積 31,793.97㎡
・建築面積 27,600.00㎡
・延床面積 119,300.00㎡
アリーナ棟:48,982.13㎡/約54,090㎡※ニュースリリース
ホテル棟:35,272.40㎡/約34,850㎡※ニュースリリース
オフィス棟:27,853.12㎡/約29,740㎡※ニュースリリース
・着工 2020年8月1日
・竣工 2023年7月(現地概要板:2023年10月31日)
・建築主 ケン・コーポレーション
・設計 梓設計、国建、鹿島建設
・施工 鹿島建設
・最寄駅 新高島、横浜
(2021年12月27日撮影)
建築計画の概要板

位置図

出典:ケン・コーポレーション ニュースリリース
配置図

出典:ケン・コーポレーション ニュースリリース

現地にて撮影
立面図


断面図

出典:ケン・コーポレーション ニュースリリース
イメージパース
▼Kアリーナ横浜

出典:ケン・コーポレーション ニュースリリース
▼街区全体

出典:国土交通省
北西側、みなとみらい大橋から見た建設中のミュージックテラス Kタワー横浜の様子です。
みなとみらいエリアでは供給の少ない、基準階専有部 200 坪強の中規模ハイグレードオフィスとなり、エントランスホールにはカフェを配置し、アリーナでのイベントがない日でも日常的に活気溢れる空間となります。

北西側、みなとみらい大橋から見た建設中のミュージックテラス ヒルトン横浜の様子です。
客室はスイートを含む339室となり、付帯施設にはスペシャリティレストラン、オールデイダイニング、カフェ・バーラウンジのほか、エグゼクティブラウンジや宴会場などを備えるものとされています。

北西側から見た建設中のミュージックテラス Kアリーナ横浜の様子です。
アリーナの傾斜した外観が現れてきました。

北西側真下から見上げた建設中のミュージックテラス Kタワー横浜の様子です。

北東側から見た建設中のミュージックテラス Kタワー横浜の様子です。

北西側から見た建設中のミュージックテラス ヒルトン横浜の様子です。

北西側から見た建設中のミュージックテラス ヒルトン横浜の様子です。

北東側から見た建設中のミュージックテラス ヒルトン横浜とミュージックテラス Kタワー横浜の様子です。

北側低層部分の鉄骨建方も着手されていました。

ミュージックテラス ヒルトン横浜を拡大してみます。
鉄骨のブレースが設置されていることが確認できるほか、ブレース下部にオイルダンパーが設けられている箇所があることもわかります。
施工は鹿島建設のため、「HiDAX-R」や「HiDAX-e」といったオイルダンパーかと思われます。

北側から見た建設中のミュージックテラス Kアリーナ横浜の様子です。

ヤード部分には、鉄骨柱や足場が置かれています。

北東側から見た建設中のミュージックテラス Kアリーナ横浜の様子です。

建設が進むミュージックテラス Kアリーナ横浜の座席に拡大してみます。
ステージ前方のアリーナに加え、三層構造となるスタンドの全席がステージ正面を向いた扇型の形状となります。

アリーナの座席構成イメージです。
下から「アリーナ」、「ロアースタンド」、「ミドルスタンド」、「アッパースタンド」となります。

出典:ケン・コーポレーション ニュースリリース
アリーナの内観パースです。

出典:ケン・コーポレーション ニュースリリース
アリーナの屋根は三次元トラス構造となっているようです。

アリーナの建設にはクローラークレーンが用いられており、北東側の一部は資材搬入空間確保のためか後施工となっていました。

南東側から見た建設中のミュージックテラス Kアリーナ横浜の様子です。

南東側から見た建設中のミュージックテラス ヒルトン横浜の様子です。

南東側から見た建設中のミュージックテラス Kタワー横浜の様子です。

南側正面から見た建設中のミュージックテラス ヒルトン横浜低層部分の様子です。

南西側から見た建設中のミュージックテラス ヒルトン横浜の様子です。

南西側から見た建設中のミュージックテラス Kタワー横浜の様子です。

ミュージックテラス Kタワー横浜の低層部分では、遂に外装材の設置が開始されました。
レンガ調のカーテンウォールが使われています。

南側から見た建設中のミュージックテラス Kアリーナ横浜の様子です。

南側から見たミュージックテラスの全景です。

ミュージックテラス(Kアリーナ横浜/ヒルトン横浜/Kタワー横浜)の低層部分の完成予想パースです。

出典:ケン・コーポレーション ニュースリリース
ミュージックテラス(Kアリーナ横浜/ヒルトン横浜/Kタワー横浜)の夜景パースです。

出典:ケン・コーポレーション ニュースリリース
ラグジュアリーなラウンジと専用ロビーが設けられる「VIP エリア」のイメージパースです。
VIPロビーのほか、室内からライブが鑑賞できる VIP ボックスも配置されます。

出典:ケン・コーポレーション ニュースリリース
ホテルロビーのイメージパースです。

出典:ケン・コーポレーション ニュースリリース
オフィスエントランスホールのイメージパースです。

出典:ケン・コーポレーション ニュースリリース
7階に設けられるバーラウンジのイメージパースです。バーラウンジでは、音楽と横浜の夜景を楽しめるとのことです。

出典:ケン・コーポレーション ニュースリリース
横浜ランドマークタワー展望台から見た建設中のミュージックテラス(Kアリーナ横浜/ヒルトン横浜/Kタワー横浜)の様子です。

Kアリーナ横浜は屋根の鉄骨建方まで進み、上棟していることがわかります。

整理番号B-0750-04