2022/01/08
水戸駅前三の丸地区第一種市街地再開発事業 |
水戸駅前三の丸地区第一種市街地再開発事業は茨城県水戸市の中心、JR常磐線水戸駅前で計画されている再開発計画で地上20階、総戸数186戸のタワーマンションとなる住宅棟と商業施設や業務施設の入る地上4階の複合棟からなる複合施設です。
当初は商業施設の上にホテルも誘致する計画となっていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響によるホテル需要の不透明感などから条件に合う出店企業が見当たらず、誘致が断念されました。
なお、マンションの総戸数は拡大され、150戸から186戸に変更されているほか、2階部分が駅直結の水戸駅北口のペデストリアンデッキと接続されます。
着工は2024年度、竣工は2026年度となっており、現在は空き地となっています。
参考資料、引用元
・茨城新聞 水戸駅前再開発 マンションと商業施設に 24年度着工 コロナ禍、ホテル断念
・再開発計画オフィス 当社が協力する水戸駅前三の丸地区第一種市街地再開発事業について、2021年12月24日の都市計画情報に掲載されました。
・水戸市 都市計画の案の縦覧を行います(水戸駅前三の丸地区関連)
・日本工業経済新聞社 三の丸再開発/基本設計は久米設計・パル綜合設計共同企業体
・日本工業経済新聞社 三の丸再開発準備組合/水戸市で都市計画案縦覧/10月ごろの決定目指す
過去の記事
→2019年4月1日投稿 水戸駅前三の丸地区第一種市街地再開発事業
→2020年7月7日投稿 水戸駅前三の丸地区第一種市街地再開発事業

出典:茨城新聞/水戸市
概要
・名称 水戸駅前三の丸地区第一種市街地再開発事業
・計画名 水戸駅前三の丸地区第一種市街地再開発事業
・name Mito Ekimae Sannomaru district first class urban area redevelopment project
・中文名 水户站广场三之丸区一流的市区再开发项目
・所在地 茨城県水戸市三の丸1丁目1番
・用途 共同住宅、店舗、事務所、駐車場
・階数 住宅棟:地上20階
複合棟:地上4階
・高さ 約65m(高さ推定、詳細不明)
・構造 鉄筋コンクリート造
・基礎工法 ---
・総戸数 186戸
・敷地面積 6,692㎡
・建築面積 ---
・延床面積 約27,000㎡
・着工 2024年度
・竣工 2026年度
・建築主 水戸駅前三の丸地区市街地再開発準備組合(住宅棟:フージャースコーポレーション、複合棟:三井住友海上火災保険)
・設計 基本設計:久米設計・パル綜合設計共同企業体
実施設計:長谷工コーポレーション
コンサルタント:再開発計画オフィス、フォルテックス
・施工 特定業務代行者:長谷工コーポレーション
・最寄駅 水戸
(2020年4月4日撮影)
位置図

現地にて撮影
南側から見た水戸駅前三の丸地区第一種市街地再開発事業の計画地の様子です。

南側から見た水戸駅前三の丸地区第一種市街地再開発事業の計画地敷地の様子です。

西側から見た水戸駅前三の丸地区第一種市街地再開発事業の計画地の様子です。
計画地は傾斜地となっており、新設される歩行者通路には階段が設けられます。

水戸駅前三の丸地区第一種市街地再開発事業の看板が貼り出されていました。

敷地は傾斜地となっており、一部には古い擁壁も残されていました。

南東側から見た水戸駅前三の丸地区第一種市街地再開発事業計画地の様子です。

計画ではペデストリアンデッキに接続され、水戸駅まで直結する計画となっています。

駅周辺には老朽化が進んだビルもあり、今後も再開発や建て替え計画が出てきそうな雰囲気があります。

こちらは水戸駅南口の様子です。
南口は区画整理が行われ、整然とした街並みとなっています。

水戸駅南口の水戸OPAやエクセルみなみ、ビックカメラなどの入る水戸サウスタワーの様子です。
駅舎と一体化した駅ビルとなっています。

2020年4月に水戸市は中核市へ移行しており、関東北東部の拠点都市へと成長を遂げています。

整理番号B-0781-03