JR総武線新小岩駅前で計画が進む地上39階、高さ160mの超高層タワーマンションも建設される再開発事業“新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業”2022年3月末現地の様子

2022/04/23 2022/04/23

新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業

新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業は、東京都葛飾区のJR総武線快速・総武線各駅停車の停まる新小岩駅南口で計画されている再開発事業です。
46番街区のA地区と48番街区のB地区、駅前広場のC地区の3街区から構成されており、A地区には地上12階、地下1階、高さ50mの商業・業務棟、B地区には地上39階、地下2階、高さ160m、総戸数約580戸の超高層タワーマンションが建設されます。

再開発計画地は、土地の低未利用・建物の老朽化・未接道敷地の存在が課題となっており、駅前に相応しい有効な土地利用が行われていないという状態となっています。
また、既決定・整備済みの駅前広場は車両交通と歩行者の交錯による安全上の課題や歩行者滞留空間の不足等の課題があります。

これらの課題を解決するため、高度利用化による都市機能の更新や、駅前広場等の公共施設の再整備により、拠点性の向上に寄与する防災性の高い、緑豊かでまちの活力・賑わいの向上が図られた街づくりの実現を図るものとされています。

施設構成は、A地区に事務所、店舗、駐車場、B地区に共同住宅、事務所、店舗、駐車場となり、建築主は新小岩駅南口地区再開発準備組合、事業協力者は三井不動産レジデンシャル、首都圏不燃建築公社、再開発コンサルタントは日本設計です。

再開発準備組合設立は2019年4月、都市計画決定は2021年8月、組合設立は2022年度、権利変換計画認可は2023年度となっています。
着工は2024年度、竣工は2028年度となっており、2022年3月末時点では既存建築物が残された状態となっています。

参考資料、引用元

・三井不動産レジデンシャル／首都圏不燃建築公社「新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業」都市計画決定のお知らせ～約1.5ha、住宅・商業・業務施設のミクストユースプロジェクト～
・東京都新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業
・葛飾区新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業
・葛飾区駅周辺の街づくり
・葛飾区新小岩駅周辺地区街づくり基本計画を策定しました

過去の記事

→2020年11月19日投稿新小岩駅南口地区再開発

出典：三井不動産レジデンシャル／首都圏不燃建築公社ニュースリリース

概要

・名称　　新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業
・計画名　新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業
・name　　Redevelopment of the south exit area of Shin-Koiwa Station
・中文名　新小岩站南口地区再开发
・所在地　東京都葛飾区新小岩一丁目46番、48番
・用途　　A地区：事務所、店舗、駐車場
　　　　　B地区：共同住宅、事務所、店舗、駐車場
・階数　　A地区：地上12階、地下1階
　　　　　B地区：地上39階、地下2階
・高さ　　A地区：50m
　　　　　B地区：160m
・構造　　---
・基礎工法　---
・総戸数　　約580戸
・敷地面積　約5,600㎡ (区域面積：約1.5ha)
　　　　　　A地区：約1,190㎡
　　　　　　B地区：約4,410㎡
・建築面積　A地区：約780㎡
　　　　　　B地区：約3,050㎡
・延床面積　約77,100㎡
　　　　　　A地区：約8,110㎡
　　　　　　B地区：約69,000㎡
・着工　　2024年度
・竣工　　2028年度
・建築主　新小岩駅南口地区再開発準備組合(事業協力者：三井不動産レジデンシャル、首都圏不燃建築公社)
・設計　　再開発コンサルタント：日本設計
・施工　　---
・最寄駅　新小岩
(2022年3月27日撮影)

位置図

配置図

出典：東京都

イメージパース

▼A地区

▼B地区

出典：三井不動産レジデンシャル／首都圏不燃建築公社ニュースリリース

新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業A地区

北西側、JR総武線新小岩駅ホームから見た新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業A地区計画地の様子です。
撮影時は、既存建築物の商業ビルが建っている状態となっていました。

新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業A地区には、地上12階、地下1階、高さ50mの事務所、店舗、駐車場から構成される商業・業務棟が建設されます。

南西側から見た新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業A地区計画地の様子です。

南側から見た新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業A地区計画地の様子です。

南東側から見た新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業A地区計画地の様子です。

北東側に接している「平和橋通り」は、JR総武線と立体交差しており、再開発区域北側にてアンダーパスが設けられています。

新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業B地区

北西側、JR総武線新小岩駅ホームから見た新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業B地区計画地の様子です。
B地区には地上39階、地下2階、高さ160mの共同住宅、事務所、店舗、駐車場から構成される超高層タワーマンションが建設されます。
低層部分が商業・業務施設となり、高層部分がタワーマンションとなります。