2022/04/19
大阪駅西高架エリア開発/(仮称)西北ビル |
大阪駅西高架エリア開発/(仮称)西北ビル は、大阪府大阪市北区梅田のJR大阪駅北西側、「ノースゲートビルディング」西側で建設中の地上23階、地下1階、高さ121.6mの超高層ビルです。
新たなビジネス活動拠点や、周辺のオフィスワーカーをはじめとする多様なニーズに対応する商業ゾーンを整備することにより周辺地区との回遊性を高め、地区全体のさらなる価値向上に寄与することを目的として開発が計画されています。
また、大阪駅の混雑緩和、新たなバリアフリールート整備および西側地区へのアクセス性向上の観点から、各ホームにアクセス可能な「新たな改札口」を西側高架下に整備するほか、低層部には広場空間を設け、うめきた2期地区開発とも連携し、周辺地区における歩行者の回遊性向上を図ることが掲げられています。
更にバスターミナルを新設し、大阪駅の交通結節機能のさらなる強化を図るものとされています。
フロア構成は、1階が駅コンコース、2階が通路・広場、3~5階に商業施設、6階がオフィスロビー、7、8階は設備室、9~22階までがオフィスとなります。
着工は2021年2月末日、竣工は2024年6月末日となっており、2022年4月時点ではタワークレーンが設置され、1~3階の鉄骨建方が進められていました。
参考資料、引用元
・JR西日本 大阪駅がさらに西側に広がります大阪駅 新改札口整備、高架下開発、新駅ビル開発などについて
・JR西日本 大阪駅西高架エリア開発 大阪駅新改札口整備、高架下開発、新駅ビル開発など
・国土交通省 大阪駅西側を再整備し、国際水準の都市機能集積を目指す~(仮称)大阪駅西北ビル開発事業を国土交通大臣が認定~
過去の記事
→2019年12月12日投稿 (仮称) 西北ビル
→2021年2月8日投稿 大阪駅西高架エリア開発/(仮称)西北ビル

出典:JR西日本 ニュースリリース
概要
・名称 大阪駅西高架エリア開発/(仮称)西北ビル
・計画名 大阪駅西高架エリア開発/(仮称)西北ビル
・name Osaka Station West Elevated Area Development/(Tentative name) Northwest Building
・中文名 大阪站西高地开发/(临时名称)西北大厦
・所在地 大阪府大阪市北区大深町19番10の一部、大阪府大阪市北区梅田三丁目138番~141番1の一部
・用途 駅施設、事務所、物販店舗、飲食店舗
・階数 地上23階、地下1階
・高さ 121.6m
・構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
・基礎工法 ---
・敷地面積 19,859.86㎡
・建築面積 19,012.65㎡(申請:3,690.46㎡、申請以外:15,322.19㎡)
・延床面積 76,341.28㎡(申請:60,207.30㎡、申請以外:16,133.98㎡)
・着工 2021年2月末日
・竣工 2024年6月末日
・建築主 西日本旅客鉄道、大阪ターミナルビル
・設計 西日本旅客鉄道
・施工 大林組
・最寄駅 大阪、梅田、西梅田
(2022年4月10日撮影)
建築計画の概要板

位置図
配置図

出典:JR西日本 ニュースリリース
立面図

現地にて撮影
断面図

出典:JR西日本 ニュースリリース
フロア構成
・1階:駅コンコース等
・2階:通路・広場等
・3階~5階:商業ゾーン
・6階:オフィスロビー
・7階~8階:設備室等
・9階~22階:オフィスゾーン
イメージパース

出典:JR西日本 ニュースリリース
北東側から見た建設中の大阪駅西高架エリア開発/(仮称)西北ビルの様子です。

北東側真下から見上げた建設中の大阪駅西高架エリア開発/(仮称)西北ビルの様子です。

北東側から見た建設中の大阪駅西高架エリア開発/(仮称)西北ビル低層部分の様子です。鉄骨建方が進められています。

東側から見た建設中の大阪駅西高架エリア開発/(仮称)西北ビルの様子です。

ノースゲートビルディングから建設中の大阪駅西高架エリア開発/(仮称)西北ビルへ繋がっている2階レベルの道路です。
隣接してノースゲートビルディング、駅南側にはサウスゲートビルディングが建っていることから、ウエストゲートビルディングとなるのではないかとも噂されています。
大阪駅西高架エリア開発/(仮称)西北ビルは「大阪駅新北ビル(ノースゲートビルディング)」と立体駐車場「大阪ステーションシティ駐車場」を2階部分で接続する計画で、うめきた2期地区開発とも歩行者デッキでつなぐ計画となっています。

北西側から見た建設中の大阪駅西高架エリア開発/(仮称)西北ビルの様子です。

南西側から見た建設中の大阪駅西高架エリア開発/(仮称)西北ビルの様子です。

南東側から見た建設中の大阪駅西高架エリア開発/(仮称)西北ビルの様子です。

グランフロント大阪南館テラスガーデンから見た建設中の大阪駅西高架エリア開発/(仮称)西北ビルの様子です。

タワークレーンが設置され、1~3階の鉄骨建方が進められています。

敷地はかなり狭小であることがわかります。

鉄骨にはブレースが設けられている箇所もありました。

整理番号B-0999-03