2022/04/28
虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)/アマンレジデンス 東京 |
虎ノ門・麻布台プロジェクトは、東京都港区虎ノ門、麻布台で虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(事業協力者:森ビル)によって建設中の超高層複合型施設で、オフィスや住宅の入る地上64階、地下5階、高さ325.20m(※ニュースリリースでは高さ約330m)のメインタワー(A街区)、住宅主体の地上64階、地下5階、高さ262.82mのB-1街区、地上54階、地下5階、高さ237.20mのB-2街区が建設され、他に中低層のC街区もあります。
虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)は、東京都港区麻布台一丁目314番3に建っていた大蔵省営繕管財局設計、1930年(昭和5年)竣工の「麻布郵便局(旧逓信省貯金局庁舎)」跡地で建設中の地上64階、地下5階、高さ325.20m(※高さ約330m)の超高層ビルで、用途は住宅、事務所、店舗、子育て支援施設インターナショナルスクール、駐車場等から構成されています。
フロア構成は、地下1階~4階に商業施設、地下1階~7階に都心最大級の生徒数を誇るインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」、5~6階に「慶應義塾大学予防医療センター」、7階~52階に総貸室面積約204,000㎡(約60,000坪)、基準階貸室面積約4,300m²(約1,290坪)~約4,840m²(約1,460坪)の「オフィス」、54階~64階に世界有数のスモールラグジュアリーリゾートとホテルを擁する「アマン」とのパートナーシップによる世界トップレベルのホテルブランデッドレジデンス「アマンレジデンス 東京」となります。
区域内の道路や歩行者ネットワークの整備、地形を生かした大規模な緑地や広場の整備、密集した木造建物の解消などを図る計画となっており、住宅は合計約1,300戸が入ります。
更に外国人の居住・滞在者に対応した施設の整備も進める計画となっています。
2022年4月時点では、2022年4月21日に上棟しており、遂に最高部まで鉄骨が到達しています。
竣工予定の2023年3月31日から、東京駅前常盤橋プロジェクトB棟の完成する2027年までの約4年間、高さ日本一の超高層ビルとなる予定です。
参考資料、引用元
・森ビル 虎ノ門・麻布台プロジェクト
・アマン レジデンス東京 公式サイト
・森ビル 虎ノ門・麻布台プロジェクト、虎ノ門ヒルズエリアプロジェクト「LEED ND」と「WELL」の予備認証を取得
・森ビル 「アマンレジデンス 東京」「ジャヌ東京」が虎ノ門・麻布台プロジェクトに誕生
・森ビル 「虎ノ門・麻布台プロジェクト」いよいよ始動
・森ビル 「虎ノ門・麻布台プロジェクト A街区」上棟
・ 内閣府 国家戦略特区 資料1 都市再生特別地区(虎ノ門・麻布台地区) 都市計画(素案)の概要
・「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合設立認可のお知らせ
・日経クロステック/日経アーキテクチュア 森ビル「虎ノ門・麻布台」、六本木から20年経て「緑地」「防災」の最新形
過去の記事
→2018年4月25日投稿 虎ノ門・麻布台地区再開発
→2018年10月14日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
→2019年3月30日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事 A街区
→2019年7月23日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事 A街区
→2019年12月26日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
→2020年7月22日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事 メインタワー(A街区)
→2021年1月1日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事 メインタワー(A街区)
→2021年6月15日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事 メインタワー(A街区)
→2021年10月2日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事/アマンレジデンス 東京
→2022年2月1日投稿 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事 メインタワー(A街区)

概要
・名称 虎ノ門・麻布台プロジェクト/アマンレジデンス 東京
・計画名 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 施設建築物等新築工事
・name Toranomon・Azabudai project/Aman Residence Tokyo
・中文名 虎之门麻布台项目 /东京安缦公寓
・所在地 メインタワー(A街区):東京都港区麻布台一丁目314番3 外
西棟 (B-1街区):東京都港区麻布台一丁目32番6 外
東棟(B-2街区):東京都港区麻布台一丁目12番、13番 外
C-1街区:東京都港区虎ノ門五丁目101番1、102番1、103番1 外
C-2街区:東京都港区虎ノ門五丁目104番5~7 外
C-3街区:東京都港区虎ノ門五丁目121番1、122番1 他
C-4街区:東京都港区虎ノ門五丁目
・用途 メインタワー(A街区):共同住宅、事務所、店舗、各種学校、駐車場 等
西棟 (B-1街区):共同住宅、事務所、店舗、保育所、駐車場 等
東棟(B-2街区):共同住宅、ホテル、店舗、集会場、駐車場 等
C-1街区:店舗、駐車場
C-2街区:共同住宅、事務所、店舗、駐車場 等
C-3街区:店舗、駐車場 等
C-4街区:寺院、駐車場 等
・階数 メインタワー(A街区):地上64階、地下5階
西棟 (B-1街区):地上64階、地下5階
東棟(B-2街区):地上54階、地下5階
C-1街区:地上3階、地下2階
C-2街区:地上8階、地下3階
C-3街区:地上3階、地下1階
C-4街区:地上3階、地下1階
・高さ メインタワー(A街区):325.20m (※約330m:ニュースリリース記載)
西棟 (B-1街区):262.82m
東棟(B-2街区):237.20m
C-1街区:15.73m
C-2街区:41.28m
C-3街区:22.75m
C-4街区:13.11m
・構造 メインタワー(A街区):鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
西棟 (B-1街区):鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
東棟(B-2街区):鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
C-1街区:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
C-2街区:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
C-3街区:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
C-4街区:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
・基礎工法 メインタワー(A街区):直接基礎、一部場所打ちコンクリート杭基礎
西棟 (B-1街区):直接基礎
東棟(B-2街区):直接基礎
C-1街区:既成杭基礎
C-2街区:直接基礎
C-3街区:既成杭基礎
C-4街区:既成杭基礎
・総戸数 約1,400戸
アマンレジデンス 東京:91戸※A街区
・客室数 ジャヌ東京:約120室※B-2街区
・敷地面積 メインタワー(A街区):24,104.21㎡
西棟 (B-1街区):9,648.39㎡
東棟(B-2街区):16,467.87㎡
C-1街区:4,753.81㎡
C-2街区:6,348.47㎡
C-3街区:898.97㎡
C-4街区:1,686.08㎡
・建築面積 メインタワー(A街区):15,201.25㎡
西棟 (B-1街区):6,397.37㎡
東棟(B-2街区):8,268.14㎡
C-1街区:2,810.12㎡
C-2街区:3,274.77㎡
C-3街区:510.20㎡
C-4街区:586.18㎡
・延床面積 メインタワー(A街区):461,773.25㎡
西棟 (B-1街区):185,372.02㎡
東棟(B-2街区):169,072.28㎡
C-1街区:10,586.80㎡
C-2街区:31,527.88㎡
C-3街区:1,694.52㎡
C-4街区:1,820.33㎡
・着工 メインタワー(A街区):2019年8月1日
西棟 (B-1街区):2019年10月1日
東棟(B-2街区):2019年8月1日
C-1街区:2020年8月1日
C-2街区:2020年8月1日
C-3街区:2020年8月1日
C-4街区:2020年8月1日
・竣工 メインタワー(A街区):2023年3月31日
西棟 (B-1街区):2023年3月31日
東棟(B-2街区):2023年3月31日
C-1街区:2023年3月31日
C-2街区:2023年3月31日
C-3街区:2023年3月31日
C-4街区:2023年3月31日
・建築主 メインタワー(A街区):虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(事業協力者:森ビル、日本郵便)
西棟 (B-1街区):虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(事業協力者:森ビル、日本郵便)
東棟(B-2街区):虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(事業協力者:森ビル、日本郵便)
C-1街区:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(事業協力者:森ビル、日本郵便)
C-2街区:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(事業協力者:森ビル、日本郵便)
C-3街区:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(事業協力者:森ビル、日本郵便)
C-4街区:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(事業協力者:森ビル、日本郵便)
・設計 メインタワー(A街区):森ビル
西棟 (B-1街区):森ビル
東棟(B-2街区):森ビル
C-1街区:森ビル
C-2街区:森ビル
C-3街区:森ビル
C-4街区:森ビル
※タワーデザイン:Pelli Clarke pelli Architects
※アマンレジデンス 東京 インテリアデザイン:Yabu Pushelberg
※ジャヌ東京 インテリアデザイン:デニストン
・施工 メインタワー(A街区):清水建設
西棟 (B-1街区):三井住友建設
東棟(B-2街区):清水建設
C-1街区:大林組
C-2街区:大林組
C-3街区:大林組
C-4街区:大林組
・最寄駅 神谷町、六本木一丁目
(2022年4月24日撮影)
建築計画の概要板
▼メインタワー(A街区)

▼西棟 (B-1街区)

▼東棟(B-2街区)

▼C-1街区

▼C-2街区

▼C-3街区

▼C-4街区

位置図

出典:内閣府/首相官邸
街区構成図

現地にて撮影
配置図

出典:森ビル ニュースリリース
断面図

出典:森ビル ニュースリリース
イメージパース

出典:森ビル ニュースリリース
北東側から見た建設中の虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)/アマンレジデンス 東京の様子です。
施設構成としては、オフィス(事務所)がメインで入り、低層部分に国際教育施設インターナショナルスクール、生活支援・国際交流施設、地下には地域冷暖房施設やコージェネレーションシステムも入り、54階~64階には、「アマンレジデンス 東京」が入ります。

東側から見た建設中の虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)/アマンレジデンス 東京の様子です。

南東側から見た建設中の虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)/アマンレジデンス 東京の様子です。

虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)の東側の地下1階~7階には、都心最大級の生徒数を誇るインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン東京」が開校します。
創立30年の歴史を有し、英国式の教育カリキュラムを提供し、50ヵ国以上の国籍の生徒約700 名が在籍する、国際色豊かな学校となります。

ブリティッシュ・スクール・イン東京の完成予想パースです。

出典:森ビルニュースリリース
建物角は丸みを帯びており、自然採光の調整や
日射遮蔽としての機能を有する水平方向のルーバーがカーテンウオールに取り付けられていることが確認できます。

南東側から見た建設中の虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)/アマンレジデンス 東京低層部分の様子です。

真下から見上げた建設中の虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)/アマンレジデンス 東京の様子です。
虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業の開発コンセプトのひとつに「Wellness(ウェルネス)」というものがあります。
これからの都市は、人々が健康に、社会の中で生き生きと暮らすことができる「ウェルネス」に応えるものを目指すという観点から、「虎ノ門・麻布台プロジェクト」では医療施設を核として、スパやフィットネスクラブ、フードマーケット、レストラン、広場、菜園など、様々な施設をメンバーシッププログラムで繋ぎ、この街で住み、働くことの全てが「ウェルネス」に繋がる仕組みを構築するとのことです。

南西側から見た建設中の虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)/アマンレジデンス 東京の様子です。
ガラス張りの外観意匠となっており、角が丸みを帯びている点や裾絞り形状となっている点が特徴となっています。

南西側から見た建設中の虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)/アマンレジデンス 東京低層部分の様子です。

南西側から見上げた建設中の虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)/アマンレジデンス 東京と東京タワーの組み合わせです。
メインタワー(A街区)は、地上64階、地下5階、高さ325.19m(※ニュースリリースでは高さ約330m)と東京タワー(高さ333m)とほぼ同等の高さとなります。
ちなみに竣工予定の2023年3月31日から、大手町エリアに東京駅前常盤橋プロジェクトB棟の完成する2027年までの約4年間、高さ日本一の超高層ビルとなります。

西側から見上げた建設中の虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)/アマンレジデンス 東京の様子です。

西側から見た建設中の虎ノ門・麻布台プロジェクトの全景です。

虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)/アマンレジデンス 東京の頂部の様子です。
頂部は花びらのような形状になっていることが特徴です。

北側から見た建設中の虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)/アマンレジデンス 東京の様子です。

虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)/アマンレジデンス 東京の低層部分の様子です。

虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)/アマンレジデンス 東京の低層部分基壇部は、建物東西に建設が進められています。

メインタワーとの接続部分の様子です。

虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)は、米国グリーンビルディング協会(USGBC)による国際環境性能認証制度「LEED(Leadership in Energy & Environmental Design)」のエリア開発を対象とした「ND(Neighborhood Development)」カテゴリーにおいて、最高ランクのプラチナ予備認証を取得しています。
また、更に建物環境の人の健康やウェルネスに及ぼす影響に注目した世界初の建物基準である「WELL(WELL Building Standard)」の予備認証も取得しています。
ちなみにメインタワー(A街区)は、予備認証取得済の物件としては世界第1位の登録面積とのことで、環境面や健康面に配慮した世界最大規模の建築物となります。

北側から見た虎ノ門・麻布台プロジェクト全景です。

北東側から見た建設中の虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)/アマンレジデンス 東京の様子です。

北東側から見た建設中の虎ノ門・麻布台プロジェクト全景の様子です。
タワークレーンの密度が凄まじいことになっています。

南西側から見た虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)の低層部分の完成予想パースです。
ガラス張りの吹き抜け空間をエスカレーターがエントランスへ向けて延びる様子が描かれており、開放的な空間となるものと思われます。

出典:森ビル ニュースリリース
オフィスロビーのイメージパースです。

出典:森ビル ニュースリリース
虎ノ門・麻布台プロジェクト街区全体の鳥瞰イメージパースです。

出典:森ビル ニュースリリース
広場・緑地などのイメージ、平面計画図です。
街区中央には約6,000㎡以上の大規模広場が整備され、アークヒルズ仙石山森タワーからは生物多様性の取り組みを計画地へ拡大されます。

出典:内閣府
中央広場の完成予想パースです。
地区全体で約19,700㎡(東京都基準緑化率:約57%)の緑化空間を整備する計画で、元々は低層建築が建ち並んでいたエリアを再開発し、超高層化して床を積層することによって空いた土地を緑地化する考えです。
現在の都市開発は自然を破壊することなく、寧ろ都市のなかに自然を設け、自然豊かで鳥や虫と共存共栄できるようなまちづくりが目指されています。

出典:森ビル ニュースリリース
虎ノ門・麻布台プロジェクトには、フードホールも設けられます。
商業施設面積は約24,000㎡、店舗数は約150店、うちフードホール面積は約4,000㎡となり、世界有数の食体験施設が開業する計画です。

出典:森ビル ニュースリリース
近年頻発する巨大地震への対策として虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業では、制震構造が採用されています。
オイルの流体抵抗が揺れのエネルギーを吸収「オイルダンパー」は、メインタワーに304基、西棟に267基、東棟に172基、低層棟に21基設置されるほか、高粘度の粘性体の粘性せん断抵抗力を利用して、風や地震に伴う建物の揺れによる振動エネルギーを吸収する「粘性体制震壁」は、メインタワーに302基、西棟に288基、東棟に220基設置されます。
また、「座屈拘束ブレース」はメインタワーに1200基、低層棟に113基設置されるとのことです。

出典:森ビル ニュースリリース
虎ノ門・麻布台プロジェクトでは、国内で初めて未利用・再生可能エネルギーである下水熱を地域冷暖房に活用するため、東京都下水道局と下水熱利用事業に関する協定が締結されています。
協定締結により、従来は海や河川に捨てられていた、未利用かつ再生可能なエネルギーである下水熱を、「虎ノ門・麻布台プロジェクト」全域における冷暖房の熱源の一部として活用することが可能となっています。
2021年9月より熱交換器等設置工事が開始され、2023年4月から下水熱利用事業が開始されます。

出典:森ビル ニュースリリース
虎ノ門・麻布台プロジェクト全体の鳥瞰パースです。
約8.1haもの広大な計画区域のうち、約6,000㎡の中央広場を含む緑化面積は約2.4haにもなります。
延床面積は約860,400㎡、オフィス総貸室面積は213,900m²、就業者数約20,000人、居住者数約3,500人、想定年間来街者数2,500~3,000万人が想定されているそうで、虎ノ門・麻布台エリアに新たな“拠点”ヒルズが生まれることになります。

出典:内閣府
アマンレジデンス 東京
虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)の54階~64階には、世界有数のスモールラグジュアリーリゾートとホテルを擁する「アマン」とのパートナーシップにより、世界トップレベルのホテルブランデッドレジデンス「アマンレジデンス 東京」が91戸入ります。
2~6ベッドルームを持つ各住戸には、専用エレベーターロビーが直結しており、レジデンスのインテリアにはヤブ・プッシェルバ ーグによって手掛けられたものが採用されています。
付帯施設には、54階と56階にあるティー ルーム、ライブラリー、リーディングルーム、ラウンジ、バー、専用シェフがサービスを提供するプライベートダイニング ルームなどがあります。

出典:アマンレジデンス 東京
六本木ヒルズ展望台から見た建設中の虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)の様子です。

虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)の頂部の様子です。
既に鉄骨が最上部まで到達しており、2022年4月21日に上棟しています。

更に拡大した様子です。
頂部の花びらのような形状したデザインが特徴的です。

カーテンウオールの取り付けが進められています。

虎ノ門・麻布台プロジェクトとその周辺合わせて約20基のタワークレーンやクローラークレーンが稼働しており、圧巻の迫力となっています。

虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)の北側に建設されている渦巻き形状の建築物が気になりますね。

写真左側の丸の内・日本橋エリアから虎ノ門・麻布台まで続く凄まじい迫力の超高層ビル群が形成されています。

恵比寿ガーデンプレイスから見た建設中の虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)と東京タワーの夜景です。
虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)の立地する場所の海抜は約29m、東京タワーは海抜約18mとなっており、実は高さ325.20mの虎ノ門・麻布台プロジェクト メインタワー(A街区)のほうが海抜だと約3mほど高くなる計算となります。

東京に日本一の高さの超高層ビルが建設されるのは1990年12月に竣工した東京都庁第一本庁舎以来、33年ぶりとなります。

整理番号B-0517-11