目黒通り沿いのマンション京都白金台を地上19階、高さ67.08m、総戸数72戸の高層タワー型マンションに建て替える“マンション京都白金台マンション建替事業”2022年5月建設状況、現地の様子

2022/05/29 2022/05/29

マンション京都白金台マンション建替事業

マンション京都白金台マンション建替事業は、東京都港区白金台三丁目に建っていたマンション京都白金台跡地で建設中の地上19階、地下1階、高さ67.08m、総戸数72戸の高層タワー型マンションです。

マンション京都白金台は、目黒通り沿いに建つ地上11階、総戸数 65 戸、1971年に竣工のマンションとなっていましたが、耐震性の不足や設備配管の劣化・漏水など老朽化が進んでおり、修繕・改修ではしかるべき対処が困難であったことから建て替えが進められることになりました。

建て替えには、港区の容積率緩和特例制度が活用されており、「除却の必要性に係る認定(耐震性不足の認定)」を受けたマンションの建替計画において、公開空地・地域防災・環境貢献などの総合的な配慮がなされ、市街地環境の整備・改善に資する取組として港区長が許可した場合に、容積率の緩和が認められるものとなっています。

約133㎡の広場状空地と幅員4mの歩道状空地からなる公開空地を設けることにより、都市計画上の容積率約482％から容積率約598％への緩和がなされています。

建築主はマンション京都白金台マンション建替組合、参加組合員は阪急阪神不動産、コンサルタントは都市空間研究所、設計、施工は奥村組となっています。

既存建築物の解体着手は2021年12月1日、着工は2022年12月1日、竣工は2025年8月31日となっており、2022年5月時点では既存建築物の解体、除去工事が進められていました。

参考資料、引用元

・阪急阪神不動産港区の容積率緩和特例制度を活用『マンション京都白金台建替事業』のマンション建替組合が設立

出典：阪急阪神不動産ニュースリリース

概要

・名称　　マンション京都白金台マンション建替事業
・計画名　マンション京都白金台マンション建替事業
・name　　Condominium Kyoto Shirokanedai Condominium rebuilding business
・中文名　公寓京都白金台公寓重建事业
・所在地　東京都港区白金台三丁目51番1、158番38
・用途　　共同住宅
・階数　　地上19階、地下1階
・高さ　　67.08m
・構造　　鉄筋コンクリート造
・基礎工法　杭基礎(現場造成杭)
・総戸数　　72戸
・敷地面積　902.33㎡
・建築面積　407.70㎡
・延床面積　7,501.31㎡
・着工　　2022年12月1日(解体着手：2021年12月1日)
・竣工　　2025年8月31日
・建築主　マンション京都白金台マンション建替組合(参加組合員：阪急阪神不動産)
・設計　　コンサルタント：都市空間研究所
　　　　　設計：奥村組
・施工　　奥村組
・最寄駅　白金台、目黒
(2022年5月4日撮影)

建築計画の概要板