2022/06/12
三菱UFJ銀行名古屋ビル |
三菱UFJ銀行名古屋ビルは、愛知県名古屋市中区錦に建つ地上10階、地下2階、高さ56.45m、延床面積48,489.05㎡の大規模高層オフィスビルです。
1961年に竣工した旧東海銀行本店跡地(三菱UFJ銀行名古屋ビル)の建て替えとして建設が進められ、フロア構成は、1階には飲食店とアパレル店など商業施設、2階以上に三菱UFJ銀行の名古屋本部やグループ各社のオフィスとなっています。
また、1階には「三菱UFJ銀行 三菱UFJ銀行 貨幣・浮世絵ミュージアム(旧貨幣資料館)」も入っており、観光名所として機能しています。
低層部分の床などには常滑産の磁器タイル、内装には中部地域産のヒノキやケヤキなど、地元の建材が用いられて使用電力の全てを再生可能エネルギーでまかなう再生可能エネルギー100%のオフィスビルであることが特徴です。
建設工事では、1階の床を施工した後に地下工事と地上工事を同時に進める「逆打ち工法」にて施工されています。
着工は2019年5月1日、竣工は2021年7月となっており、2021年10月以降にオフィスの入居が開始され、竣工・稼働しています。
参考資料、引用元
・三菱UFJ銀行 三菱UFJ銀行 貨幣・浮世絵ミュージアム(旧貨幣資料館)
過去の記事
→2019年8月1日投稿 (仮称)N3計画
→2020年2月13日投稿 (仮称)N3計画

概要
・名称 三菱UFJ銀行名古屋ビル
・計画名 (仮称)N3計画
・name Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ Nagoya Building
・中文名 三菱东京UFJ银行名古屋大厦
・所在地 愛知県名古屋市中区錦三丁目21番24
・用途 銀行、事務所、展示場、物販店舗
・階数 地上10階、地下2階
・高さ 56.45m
・構造 地上:鉄骨造
地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
・基礎工法 ---
・敷地面積 5,221.47㎡
・建築面積 4,405.84㎡
・延床面積 48,489.05㎡
・着工 2019年5月1日
・竣工 2021年7月
・建築主 三菱UFJ銀行
・設計 三菱地所設計・日建設計・伊藤建築設計事務所設計監理共同企業体
・施工 大林組・徳倉建設・名工建設・矢作建設工業特定建設工事共同企業体
・最寄駅 栄、栄町、伏見
(2022年4月8日/2022年1月1日撮影)
建築計画の概要板

位置図
イメージパース

出典:日本経済新聞
南西側、広小路通から見た三菱UFJ銀行名古屋ビルの様子です。

建物頂部には「MUFG」のロゴが取付けられています。

南西側から見た三菱UFJ銀行名古屋ビル低層部分の様子です。

南側正面から見た三菱UFJ銀行名古屋ビル低層部分の様子です。
低層部分には、床などに常滑産の磁器タイルが用いられており、壁面・柱部も重厚な色合いのタイルが貼られています。

オフィスエントランスの様子です。

南側、広小路通側には歩道と一体化した歩道状空地が整備されています。

三菱UFJ銀行名古屋ビルの1階には、「三菱UFJ銀行 三菱UFJ銀行 貨幣・浮世絵ミュージアム(旧貨幣資料館)」、「おかげ庵 栄広小路店」、「GINZAグローバルスタイル名古屋広小路通り店」、外貨両替ショップが入っています。

テナント一覧です。

現地にて撮影
南東側から見た三菱UFJ銀行名古屋ビルの様子です。

外観意匠は、石調の縦のマリオンが伸びるデザインとなっており、隣接する「広小路クロスタワー」と色合いに統一感があります。

三菱UFJ銀行名古屋ビルの敷地建物形状はL字型をしており、街区の中ほどでこのように折れ曲がっています。

三菱UFJ銀行名古屋ビルの塔屋の様子です。

駐車場出入口、車寄せ、搬入口の様子です。

北東側、錦通から見た三菱UFJ銀行名古屋ビルの様子です。
建物が巨大すぎてレンズに収まりきらないため、広角レンズで撮影する必要があります。

錦通側の低層部分の様子です。

錦通側には壁面緑化が施されています。

北西側から見た三菱UFJ銀行名古屋ビルの様子です。

オフィスエントランスの夜景です。

広小路クロスタワーと三菱UFJ銀行名古屋ビルの様子です。

2022年6月12日更新