2022/05/26
八重洲二丁目南地区 |
八重洲二丁目南地区は、東京都中央区八重洲2丁目の八重洲富士屋ホテル跡地一帯で計画されている大規模再開発事業です。
第11回東京圏国家戦略特別区域会議にて東京都の都市再生プロジェクトに追加されており、当初は事業者が住友不動産、平成30年度中の都市計画決定を目処として構想が進められていました。
再開発が想定されている区域内には、「日東紡ビルディング」や「菱進八重洲ビル」、「福岡銀行東京支店」、「大星八重洲ビル」、「商工組合中央金庫 神田支店」など複数棟が建っている状態となっていますが、2022年6月10日より鍛冶橋交差点に面した「日東紡八重洲ビル」の解体が着手され、八重洲二丁目南地区区域内の既存建築物解体、除去が徐々に進められています。
2022年5月時点では、八重洲富士屋ホテル跡地など南側は暫定的にコインパーキングとして活用されており、日東紡ビルディングは解体予定となっています。
参考資料、引用元
・内閣府 国家戦略特区 東京圏(第11回)・関西圏(第9回)・仙北市(第4回)合同区域会議

概要※既存建築物
・名称 日東紡ビルディング
・計画名 ---
・name Nittobo Building
・中文名 日东纺大厦
・所在地 東京都中央区八重洲2丁目8番1
・用途 事務所
・階数 地上14階、地下1階
・高さ 62.300m (軒高:61.000m)
・構造 地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
地上:鉄骨造
・基礎工法 ---
・敷地面積 1,890.23㎡
・建築面積 1,470.26㎡
・延床面積 16,129.94㎡
・着工 年月日
・竣工 年月日
・建築主 日東紡績
・設計 ---
・施工 大成建設、大林組、鹿島建設、清水建設、竹中工務店、戸田建設 ※建設時施工
・最寄駅 京橋、東京、有楽町
(年月日撮影)
位置図
区域図

出典:国土交通省
南西側から見た解体が計画されている日東紡ビルディングの様子です。
日東紡ビルディングは地上14階、地下1階、高さ62.300mと高さ60m超の超高層建築物=超高層ビルとなっています。

西側から見た解体が計画されている日東紡ビルディングの様子です。

南東側から見た解体が計画されている日東紡ビルディングの様子です。

現地に掲載されている解体工事のお知らせです。

現地にて撮影
南西側から見た八重洲二丁目南地区 計画地の様子です。

南側の商工組合中央金庫 神田支店も八重洲二丁目南地区区域内に含まれます。

区域内中央部の街区は暫定的にコインパーキングとして活用されています。

東側隣接地には、地上24階、地下4階、高さ124.45mの超高層ビル「東京スクエアガーデン」が建っており、更にその東側では地上35階、地下4階、高さ180mの超高層ビル「京橋三丁目東地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。

南東側から見た八重洲二丁目南地区 計画地の様子です。

北東側から見た八重洲二丁目南地区 計画地の様子です。

八重洲二丁目南地区の計画が進むと八重洲エリアの超高層ビル群と京橋エリアの超高層ビル群が完全に一体となった超高層ビル群になります。
