2022/06/10
(仮称)西新宿五丁目 淀橋複合開発計画 タワーマンションプロジェクト |
(仮称)西新宿五丁目 淀橋複合開発計画 タワーマンションプロジェクトは、東京都新宿区西新宿五丁目で進められている(仮称)西新宿五丁目北地区防災街区整備事業のうち敷地中央のB地区(B棟)で建設が進められている地上35階、地下2階、高さ131.57m、総戸数427戸の超高層タワーマンションです。
再開発区域は、木造住宅も多く平成14年7月に都市再生緊急整備地域(新宿駅周辺地域)の指定を受けており、十二社通り及び青梅街道沿いは中高層建築物が多くとも老朽化した建物も多く、また、地区内部は狭隘な道路や木造建物も多く、地区全体として住環境、商環境、防災等に多くの課題がある地区となっていました。
そのことから、再開発事業が進められることとなりました。
また、地区内の建物の老朽化と大規模災害への不安、商業の沈滞、古くからの住民の減少に伴う地域コミュニティの衰退等から賑わい創出や防災強化が計画されており、神田川沿いにビオトープやコミュニティ広場の整備がなされます。
内廊下設計や免震構造の採用がされていることが特徴となっています。
建築主は西新宿五丁目北地区防災街区整備事業組合、参加組合員は住友不動産、設計はアール・アイ・エー、E.D.L.共同企業体、施工は大成・五洋建設共同企業体です。
着工はA棟が2019年5月下旬、B棟が2019年6月下旬、竣工はA棟が2023年3月下旬、B棟が2023年1月下旬となっており、2022年5月時点では、33~35階付近の躯体施工が進められていました。
参考資料、引用元
・新宿区 第67回新宿区景観まちづくり審議会
・西新宿五丁目北地区 防災街区整備事業組合
・新宿区 西新宿五丁目北地区防災街区整備事業(事業地区)
・(仮称)西新宿五丁目北地区防災街区整備事業について
・西新宿五丁目北地区防災街区整備事業組合
・(仮称)西新宿五丁目 淀橋複合開発計画 タワーマンションプロジェクト
過去の記事
→2019年3月28日投稿 (仮称)西新宿五丁目北地区防災街区整備事業防災施設建築物 B棟
→2019年8月13日投稿 (仮称)西新宿五丁目北地区防災街区整備事業防災施設建築物 B棟
→2020年2月9日投稿 (仮称)西新宿五丁目北地区防災街区整備事業防災施設建築物 B棟
→2020年11月28日投稿 (仮称)西新宿五丁目北地区防災街区整備事業防災施設建築物 B棟
→2021年10月26日投稿 (仮称)西新宿五丁目北地区防災街区整備事業防災施設建築物 B棟
→2022年2月23日投稿 (仮称)西新宿五丁目北地区防災街区整備事業防災施設建築物 B棟

概要
・名称 (仮称)西新宿五丁目 淀橋複合開発計画 タワーマンションプロジェクト
・計画名 (仮称)西新宿五丁目北地区防災街区整備事業防災施設建築物/A棟:(仮称)住友不動産西新宿5丁目プロジェクト
・name (Tentative name) Nishi-Shinjuku 5-chome Yodobashi Mixed-use Development Plan Tower Mansion Project
・中文名 (暂定名)西新宿5丁目淀桥综合开发计划塔式公寓项目
・所在地 A棟:東京都新宿区西新宿五丁目1番
B棟:東京都新宿区西新宿五丁目801番
・用途 A棟:共同住宅、事務所、店舗、駐車場、駐輪場
B棟:共同住宅、店舗、保健所、駐車場、駐輪場
・階数 A棟:地上33階、地下2階
B棟:地上35階、地下2階
・高さ A棟:151.40m
B棟:131.57m (軒高:124.59m)
・構造 A棟:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
B棟:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
・基礎工法 A棟:マットスラブ工法
B棟:マットスラブ工法
・総戸数 427戸(非分譲住戸254戸・非分譲SOHO11室含む)、その他 店舗9区画・事務所
・敷地面積 A棟:7,980.01㎡
B棟:4,267.00㎡
・建築面積 A棟:4,121.14㎡※現地概要板
B棟:2,081.09㎡
・延床面積 A棟:90,702.50㎡
B棟:44,545.03㎡
・着工 A棟:2019年5月下旬
B棟:2019年6月下旬
・竣工 A棟:2023年3月下旬
B棟:2023年1月下旬
・建築主 A棟:西新宿五丁目北地区防災街区整備事業組合(参加組合員:住友不動産)
B棟:西新宿五丁目北地区防災街区整備事業組合(参加組合員:住友不動産)
・設計 A棟:アール・アイ・エー、E.D.L.共同企業体
B棟:アール・アイ・エー、E.D.L.共同企業体
・施工 A棟:大成・五洋建設共同企業体
B棟:大成・五洋建設共同企業体
・最寄駅 西新宿、中野坂上、西新宿五丁目、都庁前、新宿西口、新宿、西武新宿
(2022年5月22日撮影)
建築計画の概要板
▼A棟

▼B棟

位置図
区域図

出典:新宿区
配置図

出典:新宿区
立面図

出典:新宿区
断面図

出典:新宿区
イメージパース

出典:新宿区
北東側から見た建設中の(仮称)西新宿五丁目 淀橋複合開発計画 タワーマンションプロジェクトの様子です。

北東側から見た建設中の(仮称)西新宿五丁目 淀橋複合開発計画 タワーマンションプロジェクト低層部分の様子です。

低層部分はエントランス等の共用施設となります。

真下から見上げた建設中の(仮称)西新宿五丁目 淀橋複合開発計画 タワーマンションプロジェクトの様子です。

仮囲いには「分譲マンション」であることが記載されています。

南東側から見上げた建設中の(仮称)西新宿五丁目 淀橋複合開発計画 タワーマンションプロジェクトの様子です。

南東側から見た建設中の(仮称)西新宿五丁目 淀橋複合開発計画 タワーマンションプロジェクトの様子です。

角住戸には床から天井まであるダイレクトウィンドウが採用されていることが確認できます。

南側から見た建設中の(仮称)西新宿五丁目 淀橋複合開発計画 タワーマンションプロジェクトの様子です。

高層部分の様子です。

南西側から見た建設中の(仮称)西新宿五丁目 淀橋複合開発計画 タワーマンションプロジェクトの様子です。

北西側から見た建設中の(仮称)西新宿五丁目 淀橋複合開発計画 タワーマンションプロジェクトの様子です。

建物西側には、スリット窓やバルコニー部分も含めたコーナーサッシが設けられています。

南東側から見た建設中の(仮称)西新宿五丁目 淀橋複合開発計画 タワーマンションプロジェクト低層部分と整備が進む神田川沿いの広場の様子です。

北側のA地区に超高層オフィスビル、B地区にタワーマンション、南側のC地区は個別利用区となっています。

出典:西新宿五丁目北地区防災街区整備事業組合
現地仮囲いに掲載されている「コミュニティ広場」の完成予想パースです。

現地にて撮影
「歩行空間」の完成予想パースです。

現地にて撮影
再開発計画地全体の配置図です。
神田川沿いには、水景施設のある親水空間やコミュニティ広場が設けられ、桜並木が美しい都市空間となります。

出典:新宿区
十二社通り・青梅街道沿い低層部分の完成予想パースです。

出典:新宿区
(仮称)西新宿五丁目北地区防災街区整備事業防災施設建築物と周辺の鳥瞰パースです。

出典:新宿区
神田川沿いから見た西新宿エリアの超高層ビル・タワーマンション群の様子です。

十二社通りから見上げた(仮称)西新宿五丁目北地区防災街区整備事業全体の様子です。

整理番号B-0783-07