2022/07/14
Litoha加古川(リトハ加古川)/ブランズ加古川駅前 |
Litoha加古川(リトハ加古川)/ブランズ加古川駅前は、兵庫県加古川市加古川町篠原町に建つ地上17階、高さ62m、総戸数150戸の大規模高層タワー型マンションです。
JR山陽本線加古川駅から徒歩3分の場所に立地し、「安全・安心なまちづくり」をコンセプトとした防災街区整備事業となっており、老朽木造建築物を防災性の高い建物に建て替えるだけでなく、防災道路の整備等による都市の防災機能の更新を目的とした防災街区整備事業により、加古川駅前の都市機能の更新及び集約強化を実現するものとされています。
施設構成は、1~2 階に店舗、3~17階に分譲マンション「ブランズ加古川」が入る共同住宅棟、1階に店舗、2~6階に介護付有料老人ホーム「チャーム 加古川駅前」が入る高齢者用施設棟、1階に店舗が入る駐車場棟から構成されています。
建築主は加古川市寺家町周辺地区防災街区整備事業組合、参加組合員(共同住宅)は東急不動産、加古川産業会館)、参加組合員(高齢者用施設)は加古川産業会館、設計はNTTファシリティーズ、施工は西松建設です。
専有面積は63.57㎡~87.17㎡、間取りは2LDK~4LDKとなっています。
着工は2014年12月11日、竣工は2016年8月下旬となっており、竣工・開業しています。
参考資料、引用元
・東急不動産 兵庫県で初の防災街区整備事業。加古川駅前に防災拠点で安全・安心のまちづくり 「ブランズ加古川駅前」 全132戸契約完売
・東急不動産 兵庫県で初の防災街区整備事業。加古川駅前に防災拠点で安全・安心のまちづくり「寺家町周辺地区防災街区整備事業」着工
・NTTファシリティーズ 寺家町周辺地区防災街区整備事業

概要
名称 | Litoha加古川(リトハ加古川)/ブランズ加古川駅前 |
計画名 | 寺家町周辺地区防災街区整備事業 |
name | Litoha Kakogawa/Branz Kakogawa station square |
中文名 | 里托哈加古川/Branz加古川车站前 |
所在地 | 兵庫県加古川市加古川町篠原町300番 |
用途 | 共同住宅、店舗、高齢者施設、駐車場 |
階数 | 地上17階 |
高さ | 62m |
構造 | 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造 |
基礎工法 | --- |
総戸数 | 150戸 (うち分譲戸数132戸) |
敷地面積 | 5,169.65㎡ |
建築面積 | 3,963.96㎡ |
延床面積 | 25,014.80㎡ |
着工 | 2014年12月11日 |
竣工 | 2016年8月下旬 |
建築主 | 加古川市寺家町周辺地区防災街区整備事業組合 参加組合員(共同住宅):東急不動産、加古川産業会館) 参加組合員(高齢者用施設):加古川産業会館 |
設計 | NTTファシリティーズ |
施工 | 西松建設 |
最寄駅 | 加古川 |
(2022年4月9日撮影)
位置図
区域図

出典:東急不動産ニュースリリース
イメージパース

出典:東急不動産ニュースリリース
南側から見たLitoha加古川(リトハ加古川)/ブランズ加古川駅前の様子です。
防災街区整備事業として建設がされており、敷地内に40tの防火水槽を3箇所設置しているほか、建物下部に約150tの雨水貯留槽を設置し、周辺地域への雨水流出抑制等に配慮した計画となっています。
また、共同住宅棟屋上に市内初の救助ヘリのホバリングスペースを設け、緊急時の避難経路を確保、洪水時のリスクを最小限とするため、電気室を2階への配置、共同住宅棟に防災センターの設置がなされています。

南側から見たLitoha加古川(リトハ加古川)/ブランズ加古川駅前低層部分の様子です。

兵庫県加古川市のJR加古川駅南から国道2号まで伸びる商店街である「ベルデモール加古川」に面して建っています。

「ベルデモール加古川」のアーケードに面して商業施設の路面店が並びます。

商業施設「Litoha加古川(リトハ加古川)」の様子です。

北東側から見たLitoha加古川(リトハ加古川)/ブランズ加古川駅前の様子です。

北東側から見たLitoha加古川(リトハ加古川)/ブランズ加古川駅前低層部分の様子です。

Litoha加古川(リトハ加古川)/ブランズ加古川駅前の高層部分の様子です。

ブランズ加古川駅前のエントランスです。

北西側から見たLitoha加古川(リトハ加古川)/ブランズ加古川駅前の様子です。

北側道路に沿って駐車場出入口があります。

敷地西側には駐車場棟があります。

駐車場棟1階にも店舗が入っており、歩道状空地と緑地も設けられています。
建物を2m後退させて計画することで、災害時における避難路の確保など、ゆとりある都市空間の形成に寄与するものとされています。

南西側から見た駐車場棟です。

介護付有料老人ホーム「チャーム 加古川駅前」が入る地上6階、入居定員100名、居室総数100室の高齢者用施設棟の様子です。

チャーム 加古川駅前のエントランスの様子です。

南側から見たチャーム 加古川駅前の様子です。

南西側から見たLitoha加古川(リトハ加古川)/ブランズ加古川駅前の様子です。

Litoha加古川(リトハ加古川)/ブランズ加古川駅前から加古川駅まではベルデモール加古川のアーケードが続きます。

加古川駅です。
JR山陽本線と加古川線の乗換駅となっており、2020年度の一日平均乗降客数は38,502人となっています。

加古川駅前の様子です。
写真右手がLitoha加古川(リトハ加古川)/ブランズ加古川駅前、左手が加古川ヤマトヤシキです。
加古川駅前は、東播磨地方の中核都市として機能している人口約25.8万人の加古川市の中心市街地となっており、駅周辺にはそこそこ広い範囲に商業地が形成されています。

2022年7月14日更新