2022/06/10
金沢雅壇/ライオンズ金沢武蔵 |
金沢雅壇/ライオンズ金沢武蔵は、石川県金沢市安江町に建つ地上18階、高さ59.92m、総戸数138戸の大規模高層タワー型マンションです。
金沢駅武蔵南地区第一種市街地再開発事業が行われた区域である金沢駅武蔵南地区は、古くから商業と交通の要衝とされてきた「安江町升形門」に隣接し、金沢の都心軸である金沢駅通り線にも面する地区となっています。
しかし近年は地区内人口の高齢化や建物の老朽化、未利用地の混在により、地区の活力低下や防災・環境維持において課題があったため、地権者が主体となって地区再生に向けたまちづくりが行われました。
建築主は金沢駅武蔵南地区市街地再開発組合、事業協力者は大京、設計はアール・アイ・エー、施工は熊谷組となっており、施設構成は1階にエントランス、テナント施設部分に整形外科と薬局が入り、2階以上が住戸です。
また、住戸の専有床面積は56.72㎡~105.15㎡、間取りは2LDK~4LDKとなります。
内廊下設計を採用しているほか、ガスと電気で効率的な給湯を行うハイブリッド給湯器「ECO ONE」を北陸地方の分譲マンションで初めて導入しているといった特徴があります。
着工は2019年7月8日、竣工は2022年10月4日となっており、竣工しています。
参考資料、引用元
・大京 「ライオンズ金沢武蔵」11/2(土)より事前案内会開始
・金沢市 金沢市の市街地再開発事業

概要
・名称 金沢雅壇/ライオンズ金沢武蔵
・計画名 金沢駅武蔵南地区第一種市街地再開発事業
・name Kanazawa Gadan/Lions Musashi Kanazawa
・中文名 金泽雅坛/狮子金泽武藏
・所在地 地番:石川県金沢市安江町302番
住居表示:石川県金沢市安江町14番1
・用途 共同住宅、店舗、駐車場
・階数 地上18階
・高さ 59.92m(軒高:59.15m)
・構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
・基礎工法 ---
・総戸数 138戸 (住戸、地権者住戸11戸含む)、他に店舗2戸)
・敷地面積 2,354.13㎡
・建築面積 1,720.58㎡
・延床面積 17,969.38㎡
・着工 2019年7月8日
・竣工 2022年10月4日
・建築主 金沢駅武蔵南地区市街地再開発組合
(事業協力者:大京)
・設計 アール・アイ・エー
・施工 熊谷組
・最寄駅 金沢
(2022年5月3日撮影)
位置図
区域図

出典:金沢市
配置図

出典:金沢市
イメージパース

出典:大京 ニュースリリース
南西側から見た金沢雅壇/ライオンズ金沢武蔵の様子です。

南西側から見た金沢雅壇/ライオンズ金沢武蔵低層部分の様子です。

外観デザインは、建物外周部にバルコニーや庇の軒が目立つものとなっています。

低層部分は白系の大理石調と煉瓦調の外観意匠が特徴的です。

再開発区域南側には、公開空地、歩道状空地が設けられており、ベンチや植栽も設置されました。

敷地西側には遊歩道が整備されています。

駐車場は屋内平地式2台、屋内機械式124台の合計126台となっており、バイク置き場は7台、自転車置き場は138台となっています。
屋内機械式は、建物内部にタワーパーキングが2機設置されています。

南側正面から見上げた金沢雅壇/ライオンズ金沢武蔵の様子です。

南東側から見た金沢雅壇/ライオンズ金沢武蔵の様子です。

南東側から見た金沢雅壇/ライオンズ金沢武蔵の様子です。

再開発区域東側の金沢駅通り線に面してテナント施設が配置されています。
テナント施設には、整形外科と薬局が入っています。

金沢駅通り線の歩道部分に沿って整備された歩道状空地には、大きな庇が設けられています。

北東側から見た金沢雅壇/ライオンズ金沢武蔵の様子です。

北側から見た金沢雅壇/ライオンズ金沢武蔵の様子です。

敷地北側には公開空地の広場が整備されています。

エントランス付近から見上げた金沢雅壇/ライオンズ金沢武蔵の様子です。

金沢雅壇/ライオンズ金沢武蔵のエントランスの様子です。

エントランスホールの完成予想パースです。
2層吹き抜け、高さ6mの吹き抜け空間が特徴的なエントランスホールとなっており、共用施設にはラウンジがあります。

出典:大京 ニュースリリース
敷地西側には遊歩道が設けられています。

整理番号 B-1337-01