2022/07/03
ザ・ファインタワー久屋大通 |
ザ・ファインタワー久屋大通は愛知県名古屋市中区丸の内の朝日丸の内ビル跡地で建設中の地上25階、高さ84.65mのタワーマンションです。
外観意匠にアール・デコ様式を採用したデザインが特徴となっており、エンパイアステートビルなど摩天楼と呼ばれるタワーなどと同様に、幾何学的モチーフが特徴の造形美となっています。
この地に古くより息づく和洋折衷建築である帝冠様式のエッセンスを吸収したデザインも織り込まれています。
共用施設には、グランドエントランスやカーゲート付き車寄せもあるオーナーズエントランス、エントランスホール、ラウンジがあります。
また、構造は制振構造が採用されており、「壁式摩擦ダンパー」が設置されているほか、セキュリティ面では、グランドエントランスとオーナーズエントランスでのオートロックによる1次セキュリティ、1階エレベーターホールでの2次セキュリティ、さらに各住戸玄関前の3次セキュリティと、トリプルセキュリティが採用されています。
建築主は京阪電鉄不動産、名鉄都市開発、セキスイハイム東海、設計は浅井謙建築研究所、佐藤工業、施工は佐藤工業です。
専有面積は35.25㎡~154.28㎡、間取りは1LDK~3LDKとなります。
解体着手は2019年4月1日、着工は2020年6月中旬頃、竣工は2023年12月となっており、2022年6月時点では5~7階付近の躯体施工が進められていました。
参考資料、引用元
・ザ・ファインタワー久屋大通 公式サイト
・名古屋市 CASBEE名古屋 (仮称)名古屋市中区丸の内3丁目PRJ
過去の記事
→2020年1月31日投稿 (仮称)名古屋市中区丸の内3丁目計画
→2021年2月22日投稿 (仮称)名古屋市中区丸の内3丁目計画
→2022年2月6日投稿 ザ・ファインタワー久屋大通

概要
名称 | ザ・ファインタワー久屋大通 |
計画名 | (仮称)名古屋市中区丸の内3丁目計画 |
name | The Fine Tower Hisaya Odori |
中文名 | 精品塔久屋大通 |
所在地 | 愛知県名古屋市中区丸の内三丁目2109番1、2110番 |
用途 | 共同住宅(分譲) |
階数 | 地上25階 |
高さ | 84.65m |
構造 | 鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造 |
基礎工法 | 場所打ち鋼管コンクリート拡底杭 |
総戸数 | 163戸(募集対象外住戸25戸含む) |
敷地面積 | 1,557.03㎡ |
建築面積 | 1,047.23㎡ |
延床面積 | 16,986.80㎡ |
着工 | 2020年6月中旬頃(解体着手:2019年4月1日) |
竣工 | 2023年12月 |
建築主 | 京阪電鉄不動産、名鉄都市開発、セキスイハイム東海 |
設計 | 浅井謙建築研究所、佐藤工業 |
施工 | 佐藤工業 |
最寄駅 | 久屋大通、栄、栄町、丸の内 |
(2022年6月12日撮影)
建築計画の概要板

位置図
イメージパース

出典:ザ・ファインタワー久屋大通 公式サイト
南西側から見た建設中のザ・ファインタワー久屋大通の様子です。

南東側から見た建設中のザ・ファインタワー久屋大通低層部分の様子です。

主要な柱主筋を拘束する帯筋には、継ぎ目が溶接された溶接閉鎖型のフープ筋が採用されています。

南西側、桜通に架かる歩道橋から見た建設中のザ・ファインタワー久屋大通の様子です。
桜通沿いの雑居ビルよりも頭一つ抜けて高くなり、遠方からも目立ちそうです。

北西側から見た建設中のザ・ファインタワー久屋大通の様子です。

北西側から見た建設中のザ・ファインタワー久屋大通の様子です。

敷地北東側にはモデルルームがあります。

ザ・ファインタワー久屋大通の展望イメージパースです。

出典:ザ・ファインタワー久屋大通 公式サイト
「グランドエントランス」の完成予想パースです。
幾何学的モチーフとするアール・デコ様式の外観意匠が特徴となっています。

出典:ザ・ファインタワー久屋大通 公式サイト
「オーナーズエントランス」の完成予想パースです。

出典:ザ・ファインタワー久屋大通 公式サイト
「エントランスホール」の完成予想パースです。
回廊(パッセージ)を意識したエントランスホールとなっており、幾何学的なモチーフに木調のマテリアルが用いられています。

出典:ザ・ファインタワー久屋大通 公式サイト
「ラウンジ」の完成予想パースです。
ラウンジはエントランスホールと同じデザインコードを用い、格子壁によりシームレスなゾーンニングを施した空間となっています。

出典:ザ・ファインタワー久屋大通 公式サイト
中部電力 MIRAI TOWERから見た建設中のザ・ファインタワー久屋大通の様子です。

2022年7月3日更新