2022/07/15
綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業 |
綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業は、神奈川県横浜市港北区綱島東一丁目で計画が進む地上27階、地下1階、高さ100m以下、総戸数約350戸のタワーマンションと商業施設から構成される南棟と、地上4階、高さ30m以下商業施設から構成される北棟からなる再開発事業です。
綱島駅東口周辺地区では、2023年3月開業を予定している相鉄・東急直通線の新綱島駅整備を契機として、横浜市北部の拠点にふさわしいターミナル機能の強化や都市基盤施設の整備、歩行者空間の確保など、沿線の魅力を一層高めるまちづくりが段階的に進められています。
綱島街道西側、東急東横線綱島駅東側の区域では、老朽建築物の密集市街地となっており、防災上の観点から懸念があることや賑わい創出を目的として再開発事業が進められることになりました。
市街地再開発事業により、タワーマンションや商業施設等の施設建築物のみならず、綱島駅東口の駅前広場、交通広場の整備が行われるほか、綱島街道を跨いで新綱島駅方面へ向かう「綱島街道横断デッキ」の整備も行われます。
建築主は綱島駅東口駅前地区市街地再開発準備組合、施行者は横浜市住宅供給公社、設計は基本計画が梓設計です。
2022年6月22日に開催された第163回横浜市都市計画審議会の議を経て、本日「綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業」等を都市計画決定及び変更がなされています。
着工は2025年度、解体着手は2024年度、竣工は2028年度となっており、2022年7月時点では既存建築物が建っている状態となっています。
参考資料、引用元
・横浜市 綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業等の都市計画決定及び変更を行いました ~綱島駅東口周辺地区のまちづくり 第2弾 始動 !!~

出典:横浜市
概要
名称 | 綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業 |
計画名 | 綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業 |
name | Tsunashima Station East Exit Station Square District Type 1 Urban Redevelopment Project |
中文名 | 纲岛站东口站前广场区1型城市再开发项目 |
所在地 | 神奈川県横浜市港北区綱島東一丁目 |
用途 | 共同住宅、商業施設、業務施設、駐車場等 |
階数 | 南棟:地上27階、地下1階 北棟:地上4階 |
高さ | 南棟:100m以下 北棟:30m以下 |
構造 | --- |
基礎工法 | --- |
総戸数 | 約350戸 |
敷地面積 | 約5,000㎡ |
建築面積 | 約3,500㎡ |
延床面積 | 約49,900㎡ |
着工 | 2025年度(解体着手:2024年度) |
竣工 | 2028年度 |
建築主 | 綱島駅東口駅前地区市街地再開発準備組合 施行者:横浜市住宅供給公社 |
設計 | 基本計画:梓設計 |
施工 | --- |
最寄駅 | 綱島、新綱島※2022年度下期開業予定 |
(2022年7月10日撮影)
位置図
区域図

出典:横浜市
配置図

出典:横浜市
断面図

出典:横浜市
南東側から見た綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。
計画地南側には、タワーマンションとなるA棟が建設されます。

南西側から見た綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。

綱島駅側の市道綱島第81号線も区域に含まれており、拡幅などの工事が行われるかもしれません。

東急東横線「綱島駅」です。一日平均乗降客数8万1,372人の駅となっており、東急電鉄の単独駅としては、青葉台駅に次いで乗降人員が多い駅です。

東急東横線綱島駅の様子です。
一時期、一日平均乗降客数10万人を超えたことがありましたが、新型コロナ禍における鉄道利用者低迷により、現在は再び10万人を下回ったいます。
再開発事業により、乗降客数が増加するか気になるところです。

綱島駅から見た再開発区域の様子です。

北西側から見た綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。

南棟と北棟の間には、駅前広場と交通広場が整備され、タクシー乗降場や一般車乗降場が設けられます。

北側から見た綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業 南棟計画地の様子です。

南側から見た綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業 北棟計画地の様子です。

北西側から見た綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。

北東側から見た綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。

2022年7月15日更新