2022/07/16
ドレッセタワー新綱島 |
ドレッセタワー新綱島は神奈川県横浜市港北区綱島東の東急新横浜線 新綱島駅直上で建設中の29階建て、高さ99.90m、総戸数252戸の超高層タワーマンションです。
綱島駅東口周辺地区では、バスやタクシーなどの交通基盤、歩行者環境の改善が求められており、都市計画道路等が未整備であるため、慢性的な交通渋滞を招いており、土地の有効活用が図られていない課題がありました。
平成24年10月に再開発区域内で相鉄・東急直通線の新駅が都市計画決定されたことを契機に、土地区画整理事業との一体的施行で実施する市街地開発事業により、東急新横浜線「新綱島駅」整備とあわせて、土地の合理的かつ健全な高度利用を推進し、綱島駅東口周辺地区の課題の解消を図るものとなっています。
施設構成は、地上29階、地下2階、高さ99.90m、総戸数252戸のタワーマンションとなるSouth棟(住宅棟)と、地上7階、地下2階のNorth棟(商業棟)の2棟で構成され、South棟(住宅棟)には住宅と多彩な住宅共用スペース、一部に商業施設を併設しており、North棟(商業棟)は1~3階までが商業施設、4~5階が港北区の区民文化センターとなっています。
また、共用施設には、1階にグランドエントランス、エントランスホール、ロビーラウンジ、2階にモールエントランス、パーティースクエアやコミュニケーションスクエア、キッズスクエアからなるコモンラウンジ“The LINK”、3階にゲストスイート「心」、「粋」、21階にスカイラウンジ“The LUXE”が入ります。
建築主は新綱島駅前地区市街地再開発組合、参加組合員は東急、設計は東急設計コンサルタント、施工は東急建設です。
専有面積は44.88㎡~113.45㎡(一部住戸にトランクルーム(専有部)面積1.12㎡~1.55㎡含む)、間取りは1LDK~4LDKとなります。
着工は2020年10月初旬、竣工は2023年10月下旬となっており、2022年7月時点では3~6階付近の躯体施工が進められていました。
参考資料、引用元
・ドレッセタワー新綱島 公式サイト
・横浜市 新綱島駅前地区市街地再開発事業
・横浜市 第153回横浜市都市計画審議会
過去の記事
→2021年5月19日投稿 ドレッセタワー新綱島

概要
名称 | ドレッセタワー新綱島 |
計画名 | 新綱島駅前地区第一種市街地再開発事業 |
name | Dresser Tower Shintsunashima |
中文名 | Dresser塔新纲岛 |
所在地 | 神奈川県横浜市港北区綱島東一丁目813番1 |
用途 | South棟(住宅棟):共同住宅、商業施設 North棟(商業棟):商業施設、業務施設、公益施設(区民文化センター) |
階数 | South棟(住宅棟):地上29階、地下2階 North棟(商業棟):地上7階、地下2階 |
高さ | 99.90m |
構造 | South棟(住宅棟):鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 North棟(商業棟):鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 | 杭基礎 |
総戸数 | 252戸(非分譲住戸73戸含む)他、店舗(区画未定)、事務所(区画未定)、公益施設1区画 |
敷地面積 | 3,889.59㎡ |
建築面積 | 2,712.77㎡ |
延床面積 | 37,562.36㎡ |
着工 | 2020年10月初旬 |
竣工 | 2023年10月下旬 |
建築主 | 新綱島駅前地区市街地再開発組合 参加組合員:東急 |
設計 | 東急設計コンサルタント |
施工 | 東急建設 |
最寄駅 | 新綱島※2022年度下期開業予定、綱島 |
(2022年7月15日撮影)
建築計画の概要板

位置図
区域図

出典:横浜市
配置図

出典:横浜市
断面図

出典:横浜市
用途構成図

出典:ドレッセタワー新綱島 公式サイト
イメージパース

出典:ドレッセタワー新綱島 公式サイト
西側から見た建設中のドレッセタワー新綱島の様子です。

北西側から見た建設中のドレッセタワー新綱島の様子です。

北西側から見た建設中のドレッセタワー新綱島低層部分の様子です。

建設地北側では東急不動産により、地上12階、地下1階、高さ44.99m、104室の高齢者住宅「グランクレール綱島」の建設が進められています。

北側から見た建設中のドレッセタワー新綱島の様子です。

北東側から見た建設中のドレッセタワー新綱島の様子です。

南東側から見た建設中のドレッセタワー新綱島の様子です。

建設中のドレッセタワー新綱島と鶴見川の様子です。南側には鶴見川が流れているため、開放感ある展望を楽しめそうです。

南側から見た建設中のドレッセタワー新綱島と建設の進む東急新横浜線「新綱島駅」の様子です。

南東側から見上げた建設中のドレッセタワー新綱島の様子です。

南側から見た建設中のドレッセタワー新綱島低層部分の様子です。

建設地東側には、東急新横浜線「新綱島駅」の出入り口の施工も進められていました。

ドレッセタワー新綱島の外観完成予想パースです。
外観デザインは、鶴見川の流れをモチーフに描いた柔らかな曲線の意匠となっており、緑豊かな大地から大きな空への上昇感を演出したグラデーショナルなカラーリングとなっています。
明暗二色のガラス手すりが、各階ごとになだらかにずらして設置されていることから、こうしたグラデーションのようなデザインが可能となっています。

出典:ドレッセタワー新綱島 公式サイト
ドレッセタワー新綱島 低層部分とNorth棟(商業)の完成予想パースです。
North棟(商業棟)は、温かみのある木彫素材を中心に構成しながら、植栽プランターや縁台ベンチなどを設置したデザイン、空間となります。
North棟(商業棟)は1~3階までが商業施設、4~5階が港北区の区民文化センターとなり、2階には商業施設からマンションへ直結する「モールエントランス」も設けられます。

出典:ドレッセタワー新綱島 公式サイト
ドレッセタワー新綱島 North棟(商業)の5階に入る「ホール」の完成予想パースです。
ドレッセタワー新綱島 North棟(商業棟)の4~5階に入る港北区の区民文化センターには、約400人収容可能なホールも設けられるほか、ギャラリーや音楽ルーム、練習室も設けられます。

出典:ドレッセタワー新綱島 公式サイト
ドレッセタワー新綱島 North棟(商業棟)の5階に設けられる「ホワイエ」の完成予想パースです。

出典:横浜市
ドレッセタワー新綱島 North棟(商業棟)の4階に設けられる「ギャラリー」の完成予想パースです。
70~80㎡の部屋を2室設けられ、一体利用や分割利用に対応できる配置とするほか、展示スペースはレイアウト変更が可能な可動壁を設け、200号サイズの絵画の展示が可能な空間にもなります。

出典:横浜市
ドレッセタワー新綱島の完成予想パースと展望写真です。

出典:ドレッセタワー新綱島 公式サイト
「グランドエントランス」の完成予想パースです。

出典:ドレッセタワー新綱島 公式サイト
駅直結となる地下の「ステーションエントランス」完成予想パースです。

出典:ドレッセタワー新綱島 公式サイト
高さ約3.3mの天井に設えた折り紙のような立体的な意匠が特徴的な「ロビーラウンジ」の完成予想パースです。

出典:ドレッセタワー新綱島 公式サイト
「コモンラウンジ“The LINK”」の完成予想パースです。

出典:ドレッセタワー新綱島 公式サイト
「キッズスクエア」の完成予想パースです。

出典:ドレッセタワー新綱島 公式サイト
「ゲストスイート「心」」の完成予想パースです。

出典:ドレッセタワー新綱島 公式サイト
「ゲストスイート「粋」」の完成予想パースです。

出典:ドレッセタワー新綱島 公式サイト
「スカイラウンジ“The LUXE」の完成予想パースです。

出典:ドレッセタワー新綱島 公式サイト
2022年7月16日更新