2022/07/20
(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A1棟 |
(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業は東京都渋谷区桜丘町一帯で行われている再開発事業で、超高層低層合わせて合計3街区、合計3棟の超高層ビルが建設されます。
地上39階、地下4階、高さ179.97mのA1棟、地上15階、地下4階、高さ90mのA2棟、地上29階、地下2階、高さ133.00mの、B街区の3棟の超高層ビルの建設が進められているほか、C街区には地上4階の教会が先行して建設されました。
(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A1棟は、地上39階、地下4階、高さ179.97mの規模となり、施設構成は低層部に物販約50店舗、飲食約50店舗、クリニック等の商業施設、国際医療施設や起業支援施設が入り、高層部分に事務所となります。
再開発街区全体では、渋谷駅周辺地区における都市再生の一翼を担うプロジェクトとして、基盤改良と歩行者ネットワークの形成を推進し、周辺地域への回遊性・連続性の強化・推進に貢献するものとされています。
また、国際競争力の強化に資する都市機能の導入として、商業・業務・居住機能に加え、外国企業・外国ビジネスマン等に対応した国際医療施設、サービスアパートメント、子育て支援施設が導入されるほか、産学連携による渋谷発のベンチャーを育成する起業支援施設が整備されます。
オフィススペックはオフィス基準階面積は2,776.86㎡(840.0坪)、天井高は2,800mm、基準床荷重は500kg/㎡となります。
建築主は渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合、事業協力者、参加組合員は東急不動産、設計はA街区 A1棟が鹿島建設、A街区 A2棟が鹿島建設、B街区が戸田建設、C街区が戸田建設、施工はA街区 A1棟が鹿島・戸田建設共同企業体、A街区 A2棟が鹿島・戸田建設共同企業体、B街区が鹿島・戸田建設共同企業体、C街区が鹿島・戸田建設共同企業体です。
着工はA街区 A1棟が2019年5月1日、A街区 A2棟が2019年5月1日、B街区が2020年5月1日、C街区が2019年7月1日、竣工はA街区 A1棟が2023年11月30日、A街区 A2棟が2023年11月30日、B街区が2023年11月30日、C街区が2020年5月15日となっており、2022年2月時点では、A1棟は27~30階付近の鉄骨建方が進められていました。
参考資料、引用元
・東急不動産 渋谷再開発・渋谷駅桜丘口地区
・東急不動産 渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 権利変換計画認可を受け2019年1月より解体着工
・東急不動産 『渋谷駅桜丘口地区市街地 『渋谷駅桜丘口地区市街地 渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合の設立認可』 再開発組合の設立認可』 再開発組合の設立認可』 ~住・働・遊を兼ね備えた大型 ~住・働・遊を兼ね備えた大型 住・働・遊を兼ね備えた大型再開発事業が本格始動~
・渋谷駅桜丘口地区再開発計画における 渋谷駅桜丘口地区再開発計画における都市計画の決定について
・東急不動産 渋谷駅桜丘口地区 渋谷駅桜丘口地区再開発計画に関する都市計画の提案について
・東京都都市整備局 渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業
・CBRE (仮称)渋谷桜丘プロジェクト A1棟
過去の記事
→2019年2月13日投稿 (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業
→2019年6月7日投稿 (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業
→2019年11月14日投稿 (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業
→2020年3月1日投稿 (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業
→2020年7月13日投稿 (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業
→2021年7月9日投稿 (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A1棟
→2021年12月16日投稿 (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A1棟
→2022年3月17日投稿 (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A1棟

概要
名称 | (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 |
計画名 | (仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 |
name | (Tentative name) Shibuya Station Sakuragaoka Exit District Redevelopment |
中文名 | 涩谷站樱丘出口区再开发 |
所在地 | 東京都渋谷区桜丘町2番5、2番17、101番1、102番1他 A街区 A2棟:東京都渋谷区桜丘町2番5、2番17、101番1、102番1他 B街区:東京都渋谷区桜丘町5番2、5番3、13番3、13番5 C街区:東京都渋谷区桜丘町125番 |
用途 | A街区 A1棟:事務所、店舗、駐車場 等 A街区 A2棟:事務所、店舗、駐車場 等 B街区:住宅、事務所、店舗、サービスアパートメント、駐車場 等 C街区:教会 等 |
階数 | A街区 A1棟:地上39階、地下4階 A街区 A2棟:地上15階、地下4階 B街区:地上29階、地下2階 C街区:地上4階 |
高さ | A街区 A1棟:179.97m A街区 A2棟:90m B街区:133.00m C街区:28.44m |
構造 | A街区 A1棟:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造 A街区 A2棟:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造 B街区:鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造 C街区:鉄筋コンクリート造、鉄骨造 |
基礎工法 | A街区 A1棟:直接基礎、杭基礎 A街区 A2棟:直接基礎、杭基礎 B街区:直接基礎、一部杭基礎 C街区:直接基礎、一部杭基礎 |
敷地面積 | A街区 A1棟:8,073㎡(街区全体) A街区 A2棟:8,073㎡(街区全体) B街区:8,479㎡ C街区:418㎡ |
建築面積 | A街区 A1棟:7,900㎡(街区全体) A街区 A2棟:7,900㎡(街区全体) B街区:5,800㎡ C街区:320㎡ |
延床面積 | A街区 A1棟:184,800㎡(街区全体) A街区 A2棟:184,800㎡(街区全体) B街区:69,200㎡ C街区:830㎡ |
着工 | A街区 A1棟:2019年5月1日 A街区 A2棟:2019年5月1日 B街区:2020年5月1日 C街区:2019年7月1日 |
竣工 | A街区 A1棟:2023年11月30日 A街区 A2棟:2023年11月30日 B街区:2023年11月30日 C街区:2020年5月15日 |
建築主 | A街区 A1棟:渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合(事業協力者、参加組合員:東急不動産) A街区 A2棟:渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合(事業協力者、参加組合員:東急不動産) B街区:渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合(事業協力者、参加組合員:東急不動産) C街区:渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合(事業協力者、参加組合員:東急不動産) |
設計 | A街区 A1棟:鹿島建設 A街区 A2棟:鹿島建設 B街区:戸田建設 C街区:戸田建設 |
施工 | A街区 A1棟:鹿島・戸田建設共同企業体 A街区 A2棟:鹿島・戸田建設共同企業体 B街区:鹿島・戸田建設共同企業体 C街区:鹿島・戸田建設共同企業体 |
最寄駅 | 渋谷 |
(2022年7月2日/7月10日撮影)
建築計画の概要板
▼A街区

▼B街区

▼C街区

位置図
区域図

出典:東京都
配置図

出典:東京都
断面図
▼(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区

出典:CBRE
▼街区全体

出典:東京都
イメージパース
▼(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A1棟

▼街区全体

出典:CBRE
北側正面から見た建設中の(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A1棟の様子です。

北側の国道246号沿道の完成予想パースです。

出典:CBRE
北西側から見上げた建設中の(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A1棟の様子です。

北西側から見た建設中の(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A1棟低層部分の様子です。
こちらには新たなアーバンコアが整備され、地上と地下、再開発によって建設されるビルを垂直に結ぶ動線となります。

新たに整備される「アーバンコア」の完成予想パースです。

出典:東急不動産
(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A1棟北西側に整備される「アーバンコア」の完成予想パースです。

出典:CBRE
アーバンコアを地下から見上げた内観パースです。
吹き抜け空間をエスカレーターで垂直方向に昇り降りできる空間となります。

出典:CBRE
北西側はカーテンウオールが曲面を描いて設置されています。

西側から見上げた建設中の(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A1棟の様子です。

(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A1棟の西側には仮設の通路が供用されています。こちらは将来的に補助第18号線として機能します。

西側、18号沿道の完成予想パースです。

出典:CBRE
南西側から見た建設中の(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A1棟の様子です。

南側から見た建設中の(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A1棟の様子です。

30階付近まで鉄骨建方が進められています。

南側、仮設通路から見た建設中の(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A1棟の様子です。

東側から見上げた建設中の(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A1棟の様子です。

(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区 A1棟東側からは、「渋谷ストリーム」へ接続するデッキが建設されています。
渋谷ストリームから渋谷駅上空を経て、A街区 A1棟までデッキで結ばれます。
歩行者デッキをはじめとする立体的な歩行者ネットワークの整備により、地形の高低差や鉄道、幹線道路による地域の分断を解消し、駅・周辺市街地との回遊動線を構築するとともに、歩行者の利便性・快適性・安全性の向上を図るものです。

JR渋谷駅新改札口や渋谷ストリームから直結するデッキの完成予想パースです。

出典:CBRE
2階デッキの完成予想パースです。

出典:CBRE
A街区の低層部分完成予想パースです。
(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区では防災機能の強化も図られる計画で、帰宅困難者の一時滞在施設、一時滞留スペース、防災備蓄倉庫を整備するとともに、自立性
の高い電源として、コージェネレーションシステム及び非常用発電機を導入するものとされています。

出典:東急不動産 ニュースリリース
5階オフィスロビーの完成予想パースです。

出典:CBRE
(仮称)MIDORIはぐくみ広場への通路の完成予想パースです。

出典:CBRE
「(仮称)MIDORIはぐくみ広場」の完成予想パースです。

出典:CBRE
渋谷ヒカリエスカイロビーから見た建設中の(仮称)渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業の様子です。

凄まじい建設ラッシュと成長力により、数年で景色が超高層ビルの壁面になりました。

渋谷スクランブル交差点からも目立つ存在となってきました。

2022年7月20日更新