錦二丁目7番再開発により竣工したタワーマンションと商業施設から構成される“ORI-MACHI NISHIKI (オリマチ錦) プラウドタワー名古屋錦”

2022/07/31 2022/07/31

ORI-MACHI NISHIKI (オリマチ錦)
プラウドタワー名古屋錦／アトラスリベルタ名古屋錦／オリマチ

ORI-MACHI NISHIKI (オリマチ錦) プラウドタワー名古屋錦は愛知県名古屋市中区錦に建つ地上30階、地下1階、高さ110.680m、総戸数360戸の超高層タワーマンションです。

再開発区域は、かつて日本三大繊維問屋街に数えられるほどの発展を遂げましたが、産業・流通構造の変化等により、空きビルや駐車場が増加し、まちの空洞化が進んでいることが課題となっていました。
これらの課題を解決するため、まちの活力を取り戻すべく、地元住民・企業が錦二丁目まちづくり協議会を設立し、新たなまちづくりとして、あいちトリエンナーレやゑびす祭などのイベントの継続的な実施や、都市の低炭素化に貢献する低炭素モデル地区事業としての位置づけ等の活動が多面的に進められてきました。

錦二丁目7番第一種市街地再開発事業により、これらのまちづくり活動に加え、まちの機能に居住機能等の新たな機能が付加され融合することによる、複合市街地としてのまちづくりが進められています。

施設構成は、敷地北側に建つ地上30階、地下1階、高さ110.680mの「ORI-MACHI NISHIKI (オリマチ錦) A地区(A棟)」の1階～2階に物販・飲食・クリニック等、まちの窓口・カフェ等の商業施設「オリマチ」、錦二丁目エリアマネジメント、3階～4階に総戸数42戸の賃貸住宅「アトラスリベルタ名古屋錦」、5階～30階に総戸数360戸の分譲住宅「プラウドタワー名古屋錦」となります。
敷地南側に建つ地上5階、高さ21.584mの「ORI-MACHI NISHIKI (オリマチ錦) B地区(B棟)」の1階にスーパーマーケット「タチヤ」、2階～5階に駐車台数136台の駐車場が入ります。

プラウドタワー名古屋錦は、専有面積が51.01㎡～161.21㎡、間取りが 1LDK～4LDKとなり、共用施設にはエントランスホールやコンシェルジュサービス、ライブラリースペース&スタディルーム、ゲストルーム、スカイラウンジ、屋上テラス等があります。
建築主は錦二丁目7番地区市街地再開発組合、事業協力者は野村不動産、旭化成不動産レジデンス、NTT都市開発、長谷工コーポレーション、設計は基本設計・デザイン監修が日本設計、実施設計が長谷工コーポレーション、施工は長谷工コーポレーションです。

既存建築物解体着手が2018年9月、着工はA棟が2019年3月6日、B棟が2019年11月下旬、竣工は2022年3月となっています。

参考資料、引用元

・野村不動産／旭化成不動産レジデンス／NTT都市開発／長谷工不動産／長谷工コーポレーション名古屋・錦二丁目 7 番第一種市街地再開発事業『プラウドタワー名古屋錦』竣工～錦二丁目地区の再生に向けたリーディングプロジェクト～
・野村不動産／旭化成不動産レジデンス／NTT都市開発／長谷工コーポレーション「名古屋・錦二丁目7番第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立認可のお知らせ～錦二丁目地区の再生に向けたリーディングプロジェクト～

過去の記事

→2016年6月18日投稿錦二丁目7番街区市街地再開発
→2017年11月7日投稿錦二丁目7番地区第一種市街地再開発事業
→2017年11月21日投稿錦二丁目7番第一種市街地再開発事業
→2018年10月26日投稿錦二丁目7番第一種市街地再開発事業
→2019年1月16日投稿錦二丁目7番第一種市街地再開発事業
→2019年3月7日投稿錦二丁目7番第一種市街地再開発事業
→2019年4月21日投稿錦二丁目7番第一種市街地再開発事業
→2019年11月11日投稿プラウドタワー名古屋錦
→2020年1月10日投稿プラウドタワー名古屋錦
→2020年4月6日投稿プラウドタワー名古屋錦
→2020年9月2日投稿プラウドタワー名古屋錦
→2021年2月12日投稿プラウドタワー名古屋錦
→2021年4月17日投稿プラウドタワー名古屋錦
→2022年1月25日投稿プラウドタワー名古屋錦

概要

名称	プラウドタワー名古屋錦／アトラスリベルタ名古屋錦／オリマチ
計画名	錦二丁目7番第一種市街地再開発事業
name	Proud Tower Nagoya Nishiki
中文名	名古屋锦贵荣塔
所在地	愛知県名古屋市中区錦2丁目731番、732番
用途	A棟：共同住宅(分譲、賃貸、店舗) B棟：複合施設(店舗、自動車車庫)
階数	A棟：地上30階、地下1階 B棟：地上5階
高さ	A棟：110.680m B棟：21.584m
構造	A棟：鉄筋コンクリート造 B棟：鉄骨造
基礎工法	場所打ちコンクリート拡底杭
総戸数	プラウドタワー名古屋錦：360戸 (非販売住戸20戸含む) アトラスリべルタ名古屋錦：42戸
敷地面積	3,715.50㎡※公式サイト A棟：3,715.50㎡ B棟：1,224.42㎡
建築面積	A棟：2,394.15㎡ B棟：990.23㎡
延床面積	A棟：45,076.68㎡ B棟：4,904.62㎡
着工	A棟：2019年3月6日 (既存建築物解体着手:2018年9月) B棟：2019年11月下旬
竣工	2022年3月
建築主	錦二丁目7番地区市街地再開発組合事業協力者：野村不動産、旭化成不動産レジデンス、NTT都市開発、長谷工コーポレーション
設計	基本設計・デザイン監修：日本設計実施設計：長谷工コーポレーション
施工	長谷工コーポレーション
最寄駅	伏見、丸の内

(2022年6月12日撮影)

建築計画の概要板

▼ORI-MACHI NISHIKI (オリマチ錦) A地区(A棟)

▼ORI-MACHI NISHIKI (オリマチ錦) B地区(B棟)

位置図

区域図

出典：野村不動産

配置図

出典：野村不動産

断面図

出典：野村不動産

施設構成

▼ORI-MACHI NISHIKI (オリマチ錦) A地区(A棟)
・1階～2階：物販・飲食・クリニック等、まちの窓口・カフェ等商業施設「オリマチ」、錦二丁目エリアマネジメント
・3階～4階：アトラスリベルタ名古屋錦(賃貸住宅)
・5階～30階：プラウドタワー名古屋錦(分譲住宅)

▼ORI-MACHI NISHIKI (オリマチ錦) B地区(B棟)
・1階：スーパーマーケット「タチヤ」
・2階～5階：駐車場

イメージパース

出典：プラウドタワー名古屋錦

ORI-MACHI NISHIKI (オリマチ錦) プラウドタワー名古屋錦

ORI-MACHI NISHIKI (オリマチ錦) プラウドタワー名古屋錦は敷地北側に建設された地上30階、地下1階、高さ110.680m、総戸数360戸の超高層タワーマンションです。

南西側から見たプラウドタワー名古屋錦の様子です。
1階～2階に物販・飲食・クリニック等、まちの窓口・カフェ等、錦二丁目エリアマネジメント、3階～4階に総戸数42戸の賃貸住宅「アトラスリベルタ名古屋錦」、5階～30階に総戸数360戸の分譲住宅「プラウドタワー名古屋錦」が入ります。