2022/08/06
小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業 |
小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業は、東京都品川区の東急目黒線武蔵小山駅南側、パルム商店街の入り口に面した1.4haの区域で計画されている地上40階、地下2階、高さ145m、総戸数約850戸の超高層タワーマンションを含む大規模複合再開発事業です。
再開発区域は、細街路や老朽した木造住宅の存在、高経年マンションの立地や防災拠点機能の不足といった課題があり、密集市街地更新による複合市街地の形成、既存商店街の魅力を継承した連続的な街並みの形成、未整備幹線道路の整備等による自動車・歩行者交通の整除化、既存の周辺市街地への環境配慮及び改善と防災性向上を目的として、再開発事業が進められています。
施設構成は、地上40階、地下2階、高さ145mの高層棟、地上3階、地下2階、高さ20mの低層棟からなり、用途は住宅、店舗、生活支援施設、駐車場等となります。低層部分の商業施設には、2階レベルでギャラリーやデッキを整備することでさらなる回遊性向上が目指されているとのことです。
建築主は小山三丁目第1地区市街地再開発準備組合、事業協力者は三菱地所レジデンス、日鉄興和不動産、大林組共同企業体、コンサルタントは三菱地所設計、リエゾンコンサルティングです。
2022年7月に都市計画決定されており、2023年度に再開発組合設立認可、2024年度に権利変換計画認可、着工は2024年度、竣工は2030年頃となっています。
参考資料、引用元
・三菱地所レジデンス 「小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」都市計画決定のお知らせ~住宅と商店街が一体となった個性豊かな複合市街地の創出を目指す~
過去の記事
→2020年11月24日投稿 (仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業

出典:三菱地所レジデンス
概要
名称 | 小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業 |
計画名 | 小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業 |
name | Koyama 3-chome 1st district type 1 urban redevelopment project |
中文名 | 小山3丁目1区1型城市再开发项目 |
所在地 | 東京都品川区小山三丁目21番の一部、24番、25番、26番 |
用途 | 住宅、店舗、生活支援施設、駐車場等 |
階数 | 高層棟:地上40階、地下2階 低層棟:地上3階、地下2階 |
高さ | 高層棟:145m 低層棟:20m |
構造 | --- |
基礎工法 | --- |
総戸数 | 約850戸 |
敷地面積 | 施設全体:約11,280㎡ 高層棟:約8,080㎡ 低層棟:約3,200㎡ |
建築面積 | 施設全体:約8,200㎡ 高層棟:約6,100㎡ 低層棟:約2,100㎡ |
延床面積 | 施設全体:約127,000㎡ 高層棟:約117,000㎡ 低層棟:約10,000㎡ |
着工 | 2024年度 |
竣工 | 2030年頃 |
建築主 | 小山三丁目第1地区市街地再開発準備組合 事業協力者:三菱地所レジデンス、日鉄興和不動産、大林組共同企業体 |
設計 | コンサルタント:三菱地所設計、リエゾンコンサルティング |
施工 | --- |
最寄駅 | 武蔵小山 |
(2022年8月1日/2020年7月19日撮影)
位置図
区域図

出典:東京都
配置図

出典:東京都
断面図

出典:東京都
イメージパース

出典:東京都
北側から見た小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。

武蔵小山駅のある北側から見た小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。

北西側から見た小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。

再開発計画地には中高層マンションや雑居ビル、戸建て等さまざまな建築物が建っています。

現在はアーケードへ抜ける街路のあるこの付近にはタワーマンションである高層棟が建設されます。

南西側から見た小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。

南東側から見た小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業 計画地の様子です。
こちら側の商店街アーケードを挟んだ東側には低層棟が建設されます。

三軒茶屋のキャロットタワーから見た武蔵小山方面の景色です。

武蔵小山には、既に「シティタワー武蔵小山」と「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」の2棟のタワーマンションが建ち並んでいます。

2022年8月6日更新