2022/08/19
幕張豊砂駅 |
幕張豊砂駅は、JR京葉線海浜幕張駅と新習志野駅のほぼ中間、イオンモール幕張新都心北側に建設中のJR京葉線の新駅です。
幕張新都心全体における都市機能の強化や交通機能の分散化を図るため、幕張新都心拡大地区新駅 設置計画として計画されました。
ホームは上り線のみが高架になっている状態のため、上り線は高架駅、下り線は地上駅で設置されるほか、駅舎は鉄骨造平屋建て、ホームの延長は約210m、エスカレーター2基、エレベーター1基の新設されます。
新駅の利用者予想は一日あたり1万6千人とされており、こちらのイオンモール幕張新都心へのアクセスが利用者層のメインとなりそうです。
新駅名称は公募が行われ、2021年10月29日付けで「幕張豊砂」駅に決定しました。新駅が位置する「豊砂」地域は幕張の沖合に位置していたところであり、将来豊かになってほしいという意味を込めて命名されたとのことです。
千葉県、千葉市、幕張に本社を置くイオンモールでつくる新駅設置協議会とJR東日本が2018年4月20日に新駅設置の基本協定を結んでおり、労働保険関係成立票によると2020年5月22日に着工、2023年9月30日に竣工、2023年春開業予定となっています。
参考資料、引用元
・東日本旅客鉄道 幕張新都心拡大地区新駅の事業進捗について
・東日本旅客鉄道 京葉線 新習志野駅~海浜幕張駅間の新駅の駅名決定について
・千葉市 幕張新都心拡大地区新駅設置協議会
・JR東日本建築設計 幕張豊砂駅
過去の記事
→2020年11月5日投稿 幕張新都心拡大地区新駅 設置計画
→2019年6月20日投稿 幕張新都心拡大地区新駅設置計画

概要
名称 | 幕張豊砂駅 |
計画名 | 幕張新都心拡大地区新駅 設置計画 |
name | Makuhari Toyosuna Station |
中文名 | 幕张丰沙站 |
所在地 | 千葉市美浜区浜田二丁目45番2 |
所属路線 | JR京葉線 |
ホーム | 2面2線10両対応 |
着工 | 2020年5月22日 |
竣工 | 2023年9月30日 |
開業 | 2023年春 |
(2022年7月11日撮影)
位置図
位置図

出典:東日本旅客鉄道
配置図

出典:東日本旅客鉄道
断面図

出典:東日本旅客鉄道
イメージパース

出典:東日本旅客鉄道
南東側から見た建設中の幕張豊砂駅の様子です。

東側では駅前広場、ロータリーへ続く道路整備が進められていました。

イオンモール幕張新都心の空中通路には、「2023年春に幕張豊砂駅が開業する」旨の記載があります。

駅前交通広場、ロータリーの再整備も進められています。

イオンモール幕張新都心から見た建設中の幕張豊砂駅前交通広場の様子です。

駅前交通広場の完成予想パースです。

現地にて撮影
駅前交通広場の完成予想パースです。

現地にて撮影
イオンモール幕張新都心から見た建設中の幕張豊砂駅の駅舎の様子です。
鉄骨建方が進み、特徴的な屋根形状が姿を現しました。

建設が進む幕張豊砂駅と奥に建ち並ぶ海浜幕張の超高層ビル群の様子です。

西側ではホームの建設も進められていました。

幕張豊砂駅前では、ホテルや物販、飲食店舗からなる地上11階、高さ42.20mの高層ビル「(仮称)幕張豊砂駅前開発」の建設が進められています。

現地に掲載されている(仮称)幕張豊砂駅前開発の立面図です。

現地にて撮影
幕張豊砂駅の完成予想パースです。

出典:千葉市
幕張豊砂駅 上り(東京方面)ホームの完成予想パースです。

出典:東日本旅客鉄道
幕張豊砂駅 改札内コンコースの完成予想パースです。

出典:東日本旅客鉄道
2022年8月19日更新