チャペルも入る名古屋市高級ホテル立地促進補助金制度初の高級ホテル“TIAD (ティアド)”2022年9月建設状況

2022/09/11 2022/09/11

TIAD (ティアド)

TIAD (ティアド)は愛知県名古屋市中区栄で建設中の地上14階、高さ59.91m、客室数150室の高層ホテルです。
名古屋市と愛知県と連携して、ハイレベルな国際会議の開催や海外富裕層旅行者等の誘致及び都市のブランド力向上に資する高級ホテルの誘致を進めるため、2020年4月に設けられた「名古屋市高級ホテル立地促進補助金」制度を活用した初めての高級ホテルプロジェクトとなっています。

デザインコンセプトは公園から続く緑を建物の中に引き込み、自然に包まれるような空間＝ネスト（巣）の創出をイメージした「BIOPHILIA NEST（バイオフィリアネスト）」となっており、自然に包まれるような有機的なフォルムと、普遍的でモダンなデザインが融合したホテルとなります。
ホテル名称のTIADは、「Tomorrow Is Another Day（ゲストの明日が変わるホテル）」の頭文字を取ったものです。

施設構成は、MICE需要にも対応可能なバンケットホールが281㎡、331㎡、326㎡の3室、ミーティングルーム68㎡が1室、ウエディングのチャペル、6室の控室、ウェルネスゾーンにはウェルネスラウンジ、屋内プール、フィットネスジム、インルームスパが入ります。
また、料飲施設はメインダイニングとなるイノベーティブ&グリル「TFT」、日本料理、メインバー「Blue Bar」、ラウンジ「The Lounge」が入り、パーキングはバレーパーキングサービス付きの54台が確保されています。
客室は、50㎡～52㎡のデラックスが39室、52㎡～72㎡のプレミアが98室、57㎡～115㎡のスイートが13室となります。

建築主は日本セレモニー、設計、施工は清水建設です。

着工は2020年6月1日、竣工は2023年4月15日、開業は2023年7月1日となっており、2022年9月時点では既に上棟、外観もシートが外れて確認できるようになっています。

参考資料、引用元

・TIAD 公式サイト
・名古屋市名古屋市高級ホテル立地促進補助金の補助対象事業の認定について
・愛知県高級ホテル立地促進補助金の補助事業第1号を認定しました
・PR TIMS 日本セレモニー「TIAD」立地を活かし、緑豊かな木々と融合して自然を感じるホテル
・ゼクシィＴＩＡＤ

過去の記事

→2022年4月26日投稿 TIAD (ティアド)
→2022年2月14日投稿 TIAD (ティアド)

概要

名称	TIAD (ティアド)
計画名	(仮称)名古屋ホテルPJT
name	TIAD
中文名	TIAD
所在地	愛知県名古屋市中区栄五丁目1501～1503番、1504番1、1506番、1510番
用途	ホテル、集会場、自動車車庫
階数	地上14階 (現地概要板：地上14階、地下1階)
高さ	59.91m (現地概要板：59.95m)
構造	鉄骨造
基礎工法	---
客室数	150室
敷地面積	2,350.17㎡
建築面積	2,120.96㎡
延床面積	21,561.22㎡現地概要板：21,780.53㎡
着工	2020年6月1日
竣工	2023年4月15日
建築主	日本セレモニー
設計	清水建設
施工	清水建設
最寄駅	矢場町、栄、栄町