2022/09/15
宮益坂地区第一種市街地再開発事業 |
宮益坂地区第一種市街地再開発事業は、 東京都渋谷区渋谷一丁目及び二丁目各地内で計画されている再開発事業です。
地上33階、地下3階、高さ180mのA街区、地上7階、地下2階、高さ60mのB街区、地上2階、地下1階、高さ20mのC街区の3街区から構成される超高層ビルとなります。
再開発区域は、小規模宅地が存在するとともに、建物の老朽化等の課題を有しており、上位計画に掲げる国際ビジネス拠点の形成やにぎわいと回遊性のある都市空間の創出はもとより、良好な都市環境や防災性の高い市街地の形成を図ることが困難な状況にあることが課題となっています。
再開発事業により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るとともに、国際化に対応したホール、宿泊滞在施設等、高度な産業育成支援施設の一体的な整備による複合機能集積地の形成、歩行者ネットワークの強化による回遊性向上及び宮益坂の歩行者中心の道路空間の形成に資する広場等の整備によるにぎわい創出を通じて国際競争力の強化を図るものとされています。
施設構成は、A街区の地下3階~地下1階に駐車場、DHC、地下2階~地上4階にアーバン・コア、1階~3階に店舗等、3階にコワーキングスペース、情報発信、4階に産業育成支援施設(インキュベーション施設)、5~6階にホール、7階~8階に非常用発電機、9階に産業育成支援施設(インキュベーション施設)、9~27階に事務所、28階~32階に宿泊滞在施設、33階にテラスとなり、B街区の地下2階~地上4階にアーバン・コア、店舗等、C街区に神社等となります。
なお、A街区の5階以上は断面図を見たところ、数フロア足りなかったため、ホールと非常用発電機に各々2層、テラスが最上階にあるものとして記載しています。実際は数フロアの誤差が生じる可能性があります。
駅と周辺市街地をつなぐ、駅前のゲートとなる歩行者ネットワーク拠点の形成やウォーカブルでにぎわいのあふれる大山街道の実現など、渋谷駅周辺エリアの発展を支える都市基盤の整備が行われるほか、国際競争力強化に資する都市機能の導入、環境負荷低減と防災対応力強化がなされます。
建築主は宮益坂地区市街地再開発準備組合、事業協力者は東急、ヒューリックです。
着工は2024年度、竣工は2028年度となっています。
参考資料、引用元
・内閣府 国家戦略特区 第24回 東京都都市再生分科会 配布資料
・渋谷区 渋谷駅東口地区まちづくり

出典:内閣府
概要
名称 | 宮益坂地区第一種市街地再開発事業 |
計画名 | 宮益坂地区第一種市街地再開発事業 |
name | Miyamasuzaka District Type 1 Urban Redevelopment Project |
中文名 | 宫益坂地区 1 型城市再开发项目 |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷一丁目及び二丁目各地内 |
用途 | A街区:事務所、店舗、ホール、宿泊滞在施設、駐車場等 B街区:店舗等 C街区:神社等 |
階数 | A街区:地上33階、地下3階 B街区:地上7階、地下2階 C街区:地上2階、地下1階 |
高さ | A街区:180m B街区:60m C街区:20m |
構造 | A街区:--- B街区:--- C街区:--- |
基礎工法 | A街区:--- B街区:--- C街区:--- |
客室数 | --- |
敷地面積 | 約10,870m A街区:約7,930㎡ B街区:約2,180㎡ C街区:約760㎡ |
建築面積 | A街区:約6,970㎡ B街区:約1,730㎡ C街区:約480㎡ |
延床面積 | 約200,800㎡ A街区:約191,150㎡ B街区:約8,850㎡ C街区:約800㎡ |
着工 | 2024年度 |
竣工 | 2028年度 |
建築主 | 宮益坂地区市街地再開発準備組合 事業協力者:東急、ヒューリック |
設計 | --- |
施工 | --- |
最寄駅 | 渋谷 |
(2022年7月2日撮影)
位置図
区域図

出典:内閣府
配置図

出典:内閣府
断面図

出典:内閣府
フロア構成
▼宮益坂地区第一種市街地再開発事業 A街区
・地下3階~地下1階:駐車場、DHC
・地下2階~地上4階:アーバン・コア
・1階~3階:店舗等
・3階:コワーキングスペース、情報発信
・4階:産業育成支援施設(インキュベーション施設)
・5~6階:ホール
・7~8階階:非常用発電機
・9階:産業育成支援施設(インキュベーション施設)
・9~27階:事務所
・28階~32階:宿泊滞在施設
・33階:テラス
▼宮益坂地区第一種市街地再開発事業 B街区
・地下2階~地上4階:アーバン・コア
・店舗等
▼宮益坂地区第一種市街地再開発事業 C街区
・神社等
イメージパース

出典:内閣府
宮益坂地区第一種市街地再開発事業 A街区
宮益坂地区第一種市街地再開発事業 A街区は、地上33階、地下3階、高さ180mの超高層ビルとなり、地下3階~地下1階に駐車場、DHC、地下2階~地上4階にアーバン・コア、1階~3階に店舗等、3階にコワーキングスペース、情報発信、4階に産業育成支援施設(インキュベーション施設)、5~6階にホール、7階~8階に非常用発電機、9階に産業育成支援施設(インキュベーション施設)、9~27階に事務所、28階~32階に宿泊滞在施設、33階にテラスが入ります。
南西側から見た宮益坂地区第一種市街地再開発事業計画地の様子です。

南西側から見た宮益坂地区第一種市街地再開発事業 A街区 計画地の様子です。

南東側から見た宮益坂地区第一種市街地再開発事業 A街区 計画地の様子です。

北東側から見た宮益坂地区第一種市街地再開発事業 A街区 計画地の様子です。

北西側から見た宮益坂地区第一種市街地再開発事業 A街区 計画地の様子です。

渋谷ヒカリエから見た宮益坂地区第一種市街地再開発事業 A街区 計画地の様子です。

宮益坂地区第一種市街地再開発事業 B街区
宮益坂地区第一種市街地再開発事業 B街区は、地上7階、地下2階、高さ60mの高層ビルとなり、地下2階~地上4階にアーバン・コア、店舗等が入ります。
西側から見た宮益坂地区第一種市街地再開発事業 B街区 計画地の様子です。

北東側から見た宮益坂地区第一種市街地再開発事業 B街区 計画地の様子です。

南側から見た宮益坂地区第一種市街地再開発事業 B街区 計画地の様子です。

渋谷ヒカリエから見た宮益坂地区第一種市街地再開発事業 B街区 計画地の様子です。

宮益坂地区第一種市街地再開発事業 C街区
宮益坂地区第一種市街地再開発事業 C街区は、地上2階、地下1階、高さ20mの低層棟で神社等となります。
南側から見た宮益坂地区第一種市街地再開発事業 C街区計画地の様子です。

再開発区域は宮益坂(みやますざか)の南北両側に位置しています。建物が超高層化されることから、現況より壁面が後退し、宮益坂に沿って広場が設けられる計画です。

宮益坂にはケヤキ並木があり、こちらは再開発後も残ります。

計画地南西側には、「渋谷ヒカリエ」と「渋谷スクランブルスクエア」が建っています。

「アーバン・コアの整備」のイメージパースです。

出典:内閣府
「B街区スカイウェイとの接続部」のイメージパースです。

出典:内閣府
「交差点に面する広場と一体となって斜めに伸びるアーバン・コア」のイメージパースです。

出典:内閣府
「アーバン・コアと一体となった地下広場の整備」のイメージパースです。

出典:内閣府
「改札前の広がりのある地下空間を整備」のイメージパースです。

出典:内閣府
「アーバン・コアへの視認性を確保する地下広場」のイメージパースです。

出典:内閣府
「サブアーバン・コアによる高低差解消」のイメージパースです。

出典:内閣府
「大山街道沿道(宮益坂)のにぎわい空間」のイメージパースです。

出典:内閣府
「B街区 大山街道沿道広場」のイメージパースです。

出典:内閣府
「神社前広場」のイメージパースです。

出典:内閣府
「テラス」のイメージパースです。

出典:内閣府
「客室等」のイメージパースです。

出典:内閣府
「区画道路」のイメージパースです。

出典:内閣府
「区道919号路線」のイメージパースです。

出典:内閣府
「ホール」のイメージパースです。

出典:内閣府
「インキュベーション施設」のイメージパースです。

出典:内閣府
「環境負荷低減」のイメージパースです。

出典:内閣府
「エネルギー系統」のイメージパースです。

出典:内閣府
Google Earthのポリゴンを用いて作成した宮益坂地区第一種市街地再開発事業のイメージです。

Google Earthのポリゴンを用いて作成した宮益坂地区第一種市街地再開発事業のイメージです。

Google Earthのポリゴンを用いて作成した宮益坂地区第一種市街地再開発事業のイメージです。

Google Earthのポリゴンを用いて作成した宮益坂地区第一種市街地再開発事業のイメージです。

Google Earthのポリゴンを用いて作成した宮益坂地区第一種市街地再開発事業のイメージです。

2022年9月15日更新