2022/10/09
囲町東地区第一種市街地再開発事業 |
囲町東地区第一種市街地再開発事業は、東京都中野区中野四丁目で建設中の地上25階、地下2階、高さ99.50mのA敷地、地上20階、地下1階、高さ82.00mのB敷地から構成されている総戸数約720戸の超高層タワーマンションやオフィス・商業ビルです。
再開発区域は、中野駅に近接した戸建住宅や集合住宅が密集した住宅地域であり、道路幅員が狭く、かつ行き止まり道路が多いなど道路基盤が未整備な状況にあるという課題を抱えていました。都市計画道路補助221号線などの道路基盤施設の整備にあわせ、中野駅や中野四季の都市を結ぶ歩行者ネットワークを形成し、にぎわいと活力の連続性を図るとともに、防災性の高い市街地の形成を図ることを目的として再開発事業が進められています。
施設構成は、A敷地東側に地上11階、地下2階の「業務棟」、西側に地上25階、地下2階の「住宅棟」、B敷地に地上20階、地下1階の「住宅棟」となり、既存の「囲町ひろば」と連続した一体的な広場形成や駅から連なるペデストリアンデッキの敷地内への延長など、防災機能の拡充、回遊性のある歩行者空間の整備及び魅力的な都市空間の創出も行われます。
建築主は囲町東地区市街地再開発組合、参加組合員は三井不動産レジデンシャル、設計は佐藤総合計画、施工は東急建設です。
着工はA敷地が2022年9月1日、B敷地が2022年9月1日、竣工はA敷地が2025年10月31日、B敷地が2025年10月31日となっています。
参考資料、引用元
・東京都都市整備局 囲町東地区第一種市街地再開発事業
・三井不動産レジデンシャル 「囲町東地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合設立認可のお知らせ ~中野駅前約 2.0ha、住宅・商業・オフィスのミクストユースプロジェクト~
・中野区 囲町地区のまちづくりについて
過去の記事
→2019年11月5日投稿 囲町東地区第一種市街地再開発事業

出典:中野区
概要
名称 | 囲町東地区第一種市街地再開発事業 |
計画名 | 囲町東地区第一種市街地再開発事業 |
name | Kakoicyo East District Type 1 Urban Redevelopment Project |
中文名 | 围町东区第一类城市再开发项目 |
所在地 | ▼地名地番 A敷地:東京都中野区中野四丁目2番6 他 B敷地:東京都中野区中野四丁目3番1 他 ▼住居表示 A敷地:--- B敷地:--- |
用途 | A敷地:共同住宅、百貨店、マーケットその他の物品販売業を営む店舗、飲食店、工場、学習塾、華道教室、囲碁教室その他これらに類する施設、事務所、自動車車庫、自転車駐車場 B敷地:共同住宅、百貨店、マーケットその他の物品販売業を営む店舗、飲食店、工場、学習塾、華道教室、囲碁教室、その他これらに類する施設、事務所、自動車車庫、自転車駐車場 |
階数 | A敷地 業務棟:地上11階、地下2階 A敷地 住宅棟:地上25階、地下2階 B敷地:地上20階、地下1階 |
高さ | A敷地:99.50m B敷地:82.00m |
構造 | A敷地:鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造 B敷地:鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 | A敷地:直接基礎 B敷地:直接基礎 |
総戸数 | 約720戸 |
敷地面積 | A敷地:10,059.00㎡ B敷地:3,170.00㎡ |
建築面積 | A敷地:6,988.91㎡ B敷地:1,773.24㎡ |
延床面積 | A敷地:90,954.82㎡ B敷地:29,242.91㎡ |
着工 | A敷地:2022年9月1日 B敷地:2022年9月1日 |
竣工 | A敷地:2025年10月31日 B敷地:2025年10月31日 |
建築主 | 囲町東地区市街地再開発組合 参加組合員:三井不動産レジデンシャル |
設計 | 佐藤総合計画 |
施工 | 東急建設 |
最寄駅 | 中野 |
(2022年8月27日撮影)
建築計画の概要板
▼囲町東地区第一種市街地再開発事業 A敷地

▼囲町東地区第一種市街地再開発事業 B敷地

位置図
区域図

出典:中野区
配置図

出典:三井不動産レジデンシャル
断面図

出典:三井不動産レジデンシャル
イメージパース

出典:三井不動産レジデンシャル
囲町東地区第一種市街地再開発事業 A敷地
北東側から見た建設中の囲町東地区第一種市街地再開発事業 A敷地の様子です。
囲町東地区第一種市街地再開発事業 A敷地は東側に地上11階、地下2階の「業務棟」、西側に地上25階、地下2階、高さ99.50mの「住宅棟」が建設されます。

南東側から見た建設中の囲町東地区第一種市街地再開発事業 A敷地 業務棟の様子です。

南西側から見た建設中の囲町東地区第一種市街地再開発事業 A敷地 業務棟の様子です。

北西側から見た建設中の囲町東地区第一種市街地再開発事業 A敷地 業務棟の様子です。

南東側から見た建設中の囲町東地区第一種市街地再開発事業 A敷地 住宅棟の様子です。

南西側から見た建設中の囲町東地区第一種市街地再開発事業 A敷地全体の様子です。

南西側から見た建設中の囲町東地区第一種市街地再開発事業 A敷地 住宅棟の様子です。

建設中が進む囲町東地区第一種市街地再開発事業北側には、地上22階、高さ99.95mの超高層ビル「NAKANO CENTRAL PARK SOUTH(中野セントラルパークサウス)」が建っています。

北西側から見た建設中の囲町東地区第一種市街地再開発事業 A敷地 住宅棟の様子です。

北東側から見た建設中の囲町東地区第一種市街地再開発事業 A敷地 住宅棟の様子です。

「1階中野駅前広場側商業」の完成予想パースです。

出典:三井不動産レジデンシャル
「2階デッキ商業」の完成予想パースです。

出典:三井不動産レジデンシャル
囲町東地区第一種市街地再開発事業 B敷地
南東側から見た建設中の囲町東地区第一種市街地再開発事業 B敷地の様子です。
囲町東地区第一種市街地再開発事業 B敷地は、地上20階、地下1階、高さ82.00mの「住宅棟」が建設されます。

囲町東地区第一種市街地再開発事業 B敷地では既存建築物の解体、除去が進められていました。

囲町東地区第一種市街地再開発事業 B敷地北側には、地上14階、高さ59.95mの「明治大学中野キャンパス」が建っています。

解体が進む老朽家屋に使われなくなった電柱と、不思議な光景が広がります。

南西側から見た建設中の囲町東地区第一種市街地再開発事業 B敷地の様子です。

北西側から見た建設中の囲町東地区第一種市街地再開発事業 B敷地の様子です。

北東側から見た建設中の囲町東地区第一種市街地再開発事業 B敷地の様子です。

「囲町ひろば」の様子です。
隣接する区立「囲町ひろば」と一体的な広場を形成、連続するオープンスペースを創出する計画となっています。

「1階地区施設広場」の完成予想パースです。

出典:三井不動産レジデンシャル
渋谷スクランブルスクエア展望台から見た中野方面の様子です。

2022年10月9日更新