浦和駅前で建設が進む市民会館うらわも入る超高層タワーマンション“浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業”2022年10月末建設状況

2022/11/24 2022/11/24

浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業

浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業は、埼玉県さいたま市浦和区高砂一丁目で建設中の地上27階、地下2階、高さ99.4m、総戸数525戸の超高層タワーマンションや商業施設、公共公益施設などから構成される大規模複合施設です。

再開発区域は、交通の中心である駅前広場や、埼玉県庁へ向かう主要幹線道路の浦和西口停車場線、買い物客などで賑わう駅周辺の既存商業地に近接する一方で、土地利用の細分化、老朽化した家屋を抱えており、狭小街路等都市基盤が必ずしも十分でないことなどから、土地の有効利用が望まれていました。
再開発事業に伴い、県都の玄関口としてふさわしい活力のある魅力的な都市空間を目指し、再開発組合が施行する施設建築物及び道路等の公共施設の整備を推進していくものとされています。

施設構成は地下2階に駐車場、地下1階～地上4階に商業施設、業務施設、子育て支援センター、3～8階に市民会館「市民会館うらわ」、5階～27階に共同住宅となります。
住戸は戸当り床面積が平均約70平方メートル、1LDK～4LDKとなり、施設の基壇部中層部分に「市民会館うらわ」が移転入居します。

建築主は浦和駅西口南高砂地区市街地再開発組合、参加組合員は野村不動産、三菱地所レジデンス、大和ハウス工業、設計は実施設計が安井建築設計事務所、総合コンサルタントが都市空間研究所、商業コンサルタントがエスシー総合管理、施工・特定業務代行者は前田建設工業、タカラレーベン、斎藤工業共同企業体です。

既存建築物の解体着手は2022年4月1日、着工は2023年1月初旬、竣工は2026年6月末日となっており、2022年11月時点では既存建築物の解体、除去が進められていました。

参考資料、引用元

・さいたま市浦和駅西口南高砂地区
・さいたま市浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業
・日刊建設工業新聞浦和駅西口南高砂地区再開発（さいたま市浦和区）／前田建設らで週内に解体着手

過去の記事

→2019年9月17日投稿浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業
→2021年10月19日投稿浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業

出典：さいたま市

概要

名称	浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業
計画名	浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業
name	Urawa Station West Exit South Takasago District Type 1 Urban Redevelopment Project
中文名	浦和站西出口高砂区南1区城市再开发项目
所在地	埼玉県さいたま市浦和区高砂一丁目30番他
用途	共同住宅、店舗、公共公益施設、駐車場
階数	地上27階、地下2階
高さ	99.4m
構造	鉄筋コンクリート造、鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
基礎工法	---
総戸数	525戸
敷地面積	約10,565㎡事業区域の面積：約1.8ha
建築面積	約8,449㎡
延床面積	約99,700㎡
着工	2023年1月初旬解体着手：2022年4月1日
竣工	2026年6月末日
建築主	浦和駅西口南高砂地区市街地再開発組合参加組合員：野村不動産、三菱地所レジデンス、大和ハウス工業
設計	実施設計：安井建築設計事務所総合コンサルタント：都市空間研究所商業コンサルタント：エスシー総合管理
施工	特定業務代行者：前田建設工業、タカラレーベン、斎藤工業共同企業体
最寄駅	浦和

建築計画の概要板

位置図

区域図

出典：さいたま市

立面図※旧計画

出典：さいたま市

断面図

出典：さいたま市

施設構成

・地下2階：駐車場
・地下1階～地上4階：商業施設、業務施設、子育て支援センター
・2～5階：市民会館「市民会館うらわ」
・6階～27階：共同住宅

北東側、浦和駅前から見た建設中の浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業の様子です。

「浦和」駅西口の様子です。
浦和駅はJR京浜東北線、湘南新宿ライン、上野東京ラインが乗り入れており、一日平均乗降客数は15万5,340人となっています。
西口には、2013年3月の高架化工事終了後に駅ビルの「アトレ浦和」が建設され、更に2015年11月には高架下には「アトレ浦和 South Area・North Area」も開業しています。