2022/12/03
築地二丁目地区第一種市街地再開発事業 |
築地二丁目地区第一種市街地再開発事業は、東京都中央区築地二丁目で計画されている地上20階、地下2階、高さ110mの超高層ビルです。
再開発区域は東京メトロ日比谷線築地駅前の新大橋通りと平成通りに挟まれた約0.6haで、「第29興和ビル」や「第29興和ビル別館」、「NTTデータ築地ビル」、「アーバンネット築地第1ビル」、「アーバンネット築地第2ビル」などが既存建築物として建ち並んでいます。
施設構成は、地下1階に東京メトロ築地駅との連絡出入口、地上1階に大規模交流広場(一時待機場所)が設けられ、事務所、店舗、子育て支援施設等となります。
地下1階において、東京メトロ日比谷線築地駅と接続し、敷地内に新たな改札口を設置するとともに、新大橋通りに面する階段・エスカレーターおよびバリアフリー対応のエレベーターを整備するほか、区道675号線の再整備により歩道を設置、電線類地中化整備が行われ、再開発事業に合わせて駅機能の整備やインフラ整備が進められます。
また、3階および4階に、地域用防災備蓄倉庫(約30㎡)及び帰宅困難者用の防災備蓄倉庫(約50㎡)を整備し、雨水貯留施設(雨水利用分:約150㎥以上)を設置、• 雨水貯留槽(雨水流出抑制用分:約260㎥以上)を整備するなど防災対策も施される見込みです。
建築主は日鉄興和不動産、NTT都市開発で、個人施工の第一種市街地再開発事業となります。
解体着手は2024年度、着工は2025年度、竣工は2028年度となっています。
参考資料、引用元
・中央区 資料1 中央区まちづくり基本条例に基づく区と区民との協議 「築地二丁目地区」

出典:中央区
概要
名称 | 築地二丁目地区第一種市街地再開発事業 |
計画名 | 築地二丁目地区第一種市街地再開発事業 |
name | Tsukiji 2-chome District Type 1 Urban Redevelopment Project |
中文名 | 筑地二丁目地区一型城市再开发项目 |
所在地 | 東京都中央区築地二丁目11番の一部 |
用途 | 事務所、店舗、子育て支援施設等 |
階数 | 地上20階、地下2階 |
高さ | 110m |
構造 | --- |
基礎工法 | --- |
敷地面積 | 約5,050㎡ |
建築面積 | --- |
延床面積 | 約57,000㎡ |
着工 | 2025年度(解体着手:2024年度) |
竣工 | 2028年度 |
建築主 | 日鉄興和不動産、NTT都市開発 |
設計 | --- |
施工 | --- |
最寄駅 | 築地 |
位置図
区域図

出典:中央区
配置図

出典:中央区
断面図

出典:中央区
南東側から見た築地二丁目地区第一種市街地再開発事業計画地の様子です。

東京メトロ築地駅のある東側は新大橋通りに面しています。

北東側から見た築地二丁目地区第一種市街地再開発事業計画地の様子です。

再開発区域南西側には「NTTデータ築地ビル」が建っています。

南西側から見た築地二丁目地区第一種市街地再開発事業計画地の様子です。

北西側から見た築地二丁目地区第一種市街地再開発事業計画地の様子です。

敷地形状は北側が歪な形状をしています。

外観完成予想パースです。
地区計画で定める高さを意識し、周辺市街地と調和する現代的な景観形成がなされます。
圧迫感の軽減に配慮した軽やかで現代的なファサードで、周辺の街並みと調和した柔らかな表情線を計画しているとのことです。

出典:中央区
東京メトロ「築地」駅と直結し、地下に改札が設けられるほか、地上への歩行者動線となるエスカレーターも設置されます。
また、各所に防災対策として一時待機場所が配置され、合計410㎥以上の雨水貯留施設も整備されます。

出典:中央区
「新大橋通り側イメージ(駅前広場)」と「平成通り側イメージ(大規模交流広場)」です。

出典:中央区
2022年12月3日更新
2022年9月11日撮影
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