2023/01/08
石江土地区画整理事業(新青森駅周辺地区の整備) |
石江土地区画整理事業は、青森県青森市石江一丁目~五丁目、大字新城字平岡の46.2haで進められている区画整理事業です。
東北新幹線、北海道新幹線の「新青森」駅開業を機会に駅周辺の都市開発が進められることとなり、津軽地域をも見据えた広域交通・交流拠点としての機能並びに本市西部地域における生活交流拠点としての機能が求められている地区でとなっています。
中心市街地との役割分担を基本視点としながら、それぞれの都市機能を適正かつ合理的に配置することで、その機能増進を図るとともに、青森らしさを象徴する景観誘導等により、ゆとりと潤いに満ちた緑豊かな雪に強い市街地を形成することを目標として開発が進められてきました。
土地利用計画としては、新青森駅周辺は新幹線利用者や周辺地区住民の利用に供するため観光、宿泊、商業、公共公益施設等の土地利用を図り、国道7号沿道は沿道サービス型の店舗、事務所等の土地利用、その他の区域は公共施設が整備された良好な住宅市街地の形成を図るものとされています。
参考資料、引用元
・青森市 新青森駅周辺地区の整備
・徳島新聞 パルハウス(徳島市)が新青森駅に複合施設建設 27年11月開業目指す

概要
名称 | 石江土地区画整理事業 |
所在地 | 青森県青森市石江一丁目~五丁目、大字新城字平岡 |
開発面積 | 46.2ha |
着工 | 2002年度 |
完工 | 2023年度 |
計画戸数 | --- |
計画人口 | 2,300人 |
位置図
区域図

出典:青森市
石江土地区画整理事業の中心となる「新青森駅」です。
新青森駅は北海道新幹線、東北新幹線、JR奥羽本線の3路線が乗り入れる駅となっており、2021年度の一日平均乗降客数は5,172人となっています。
2010年12月4日には東北新幹線が八戸駅から新青森駅まで延伸開業しています。

東北新幹線と北海道新幹線の新青森駅のコンコースの様子です。

新幹線改札口とJR奥羽本線の改札口を結ぶ連絡通路「ねぶたろーど」の様子です。

JR奥羽本線新青森駅の改札口です。新幹線改札口に比べると小規模の改札口となっています。

JR奥羽本線新青森駅のホームです。
青森市の中心市街地に位置する青森駅へはJR奥羽本線でアクセスが可能となっています。

新青森駅の駅舎の外観です。

駅前広場にはバスロータリーが併設されています。

ロータリーの様子です。

石江土地区画整理事業南東側の様子です。
南東側エリアでは当初、安城市に本社を置くABホテルがホテル建設を計画していましたが、新型コロナウイルスの影響で需要が見込めなくなり、撤退しています。

新青森駅東側を南北に貫く新青森駅前大通り線の様子です。

石江土地区画整理事業北東側の様子です。
戸建住宅街が広がります。

新青森駅前公園の様子です。
石柱がずらりと並ぶ景観が特徴となっています。

石柱です。
石柱は、5段の石積みから構成されており、縄文5,000年の悠々に生きた縄文人から現在までの時間を表現したものとなっています。

現地に設置されている新青森駅前公園のイメージと解説が書かれた案内板です。

新青森駅北東側の駅前には結婚式場の「ル・グランクール」が建っています。

北側にはビジネスホテルの「東横INN新青森駅東口」が建っています。

東横INN新青森駅東口の北側には、徳島市に本社を置く不動産建設企業「パルハウス」によって地上15階、地下1階の複合ビル「SWS Shin Aomori 」が建設予定です。
施設構成は、1階にコンビニエンスストア、2~4階に貸事務所、シェアオフィス、5~14階に長期滞在型宿泊施設となります。

「SWS Shin Aomori 」の完成予想パースです。

出典:徳島新聞
新青森駅北西側には、地上7階、地下1階、病床数191床の医療施設「青森新都市病院」が建っています。

更に北側には「ケーズデンキ 青森西店」と「あおもり健康ランド」が建っています。

新青森駅北東側のこちらにはテナントビルが建設予定となっています。

石江土地区画整理事業西側の様子です。
戸建住宅が建ち並ぶ新興住宅地となっています。

区画整理区域西側を南北に貫く石江西田沢線です。

新青森駅西口駐車場の様子です。

2023年1月8日更新
2022年10月22日撮影