2022/12/16
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東京ワールドゲート赤坂 赤坂トラストタワーは、東京都港区赤坂で建設中の地上43階、地下3階、高さ209.14mの超高層ビルです。
開発区域は、赤坂ツインタワー跡地に位置しており、内閣府の国家戦略特区認定を受けています。
赤坂周辺の地域資源である「江戸型山車」の修復・展示を行うほか、国際競争力を高める文化発信・観光支援機能の導入や地域内外の資源を活用し、集積する外国人のニーズを満たす歴史・文化発信施設の整備、外国人の受け皿となる滞在施設の整備と観光情報・移動手段の提供をするものとされています。
また、地域の課題解消に向けて、溜池山王駅から再開発区域後背の高台のエリアをつなぐ歩行者空間の確保やバリアフリー動線の整備、広域的な電線類地中化による歩行者ネットワークの強化、周辺の緑地と連携したまとまりのある緑地の確保がなされます。
施設構成は、地下3階~地下2階に駐車場、地下1階にバス乗り場、オフィス車寄せ、地上1階にオフィスエントランス、1階~3階に歴史文化発信施設、1階~2階に店舗、3階にホテルエントランス、4階に機械室、5階~36階にオフィス、37階に機械室、38階~43階にホテル、サービスアパートメントとなります。
建築主は森トラスト、NTT都市開発、設計、施工は大成建設です。
2021年2月12日に国土交通大臣により、優良な民間都市再生事業計画として認定されており、金融支援や税制上の特例措置等の支援が受けられることとなっています。
着工は2021年1月15日、第1期竣工・開業は2024年8月、第2期竣工は2025年10月15日となっており、2022年12月時点では30~34階付近の鉄骨建方が進められていました。
・内閣府 都市再生特別地区(赤坂二丁目地区)都市計画の概要
・NTT都市開発 『(仮称)赤坂二丁目プロジェクト』本格着工
・森トラスト プロジェクト(仮称)赤坂二丁目プロジェクト
・森トラスト『(仮称)赤坂二丁目プロジェクト』国家戦略特別区域計画 認定 国際水準の滞在機能を中心とする観光支援施設や歴史文化発信施設を整備
・国土交通省 ジャパンブランド発信施設等により、国際競争力強化を推進~(仮称)赤坂二丁目プロジェクトを国土交通大臣が認定~
・森トラスト 国家戦略特別区域特定事業「(仮称)赤坂二丁目プロジェクト」街区名称を「東京ワールドゲート赤坂」に決定 再び出会い、交流するための目的地となる街の実現を推進
→2019年4月19日投稿 (仮称)赤坂二丁目プロジェクト
→2021年5月22日投稿 (仮称)赤坂二丁目プロジェクト
→2022年5月11日投稿 東京ワールドゲート赤坂 赤坂トラストタワー



出典:内閣府

出典:内閣府

出典:NTT都市開発/森トラスト
▼街区全体

出典:内閣府
・地下3階~地下2階;駐車場
・地下1階:バス乗り場、オフィス車寄せ
・地上1階:オフィスエントランス
・1階~3階:歴史文化発信施設
・1階~2階:店舗
・3階:ホテルエントランス
・4階:機械室
・5階~36階:オフィス
・37階:機械室
・38階~43階:ホテル、サービスアパートメント

出典:NTT都市開発/森トラスト
北東側から見た建設中の(仮称)赤坂二丁目プロジェクトの様子です。

建設地には既存樹木など緑地も残されています。

東側から見た建設中の(仮称)赤坂二丁目プロジェクト低層部分の様子です。

南東側から見上げた建設中の(仮称)赤坂二丁目プロジェクトの様子です。

南西側から見上げた建設中の(仮称)赤坂二丁目プロジェクトの様子です。

敷地南西側に立つ既存建築物の「NTT赤坂ビル」は美装化が検討されており、解体はされずに残る見込みです。

カーテンウオールの取り付けも進められており、縦方向に伸びる白いマリオンと濃いグレー色の外壁とのコントラストが印象的な外観となります。

北西側から見上げた建設中の(仮称)赤坂二丁目プロジェクトの様子です。

周辺は再開発された超高層ビルやタワーマンションと公開空地の緑地が広がる街並みとなっています。

南側から見上げた建設中の(仮称)赤坂二丁目プロジェクトの様子です。

虎ノ門方面から見た建設中の東京ワールドゲート赤坂 赤坂トラストタワーの様子です。

敷地面積13,102.25㎡のうち、4割にあたる約5,000㎡には大規模な緑地が整備されます。
敷地北側には約2,000㎡の「赤坂の森」、約500㎡の「体験の庭」、南西側には約2,000㎡の「四季の庭・四季の丘」」が整備され、「赤坂の森」は既存の崖地を活かしつつ、生物多様性に配慮した緑地でバリアフリーに対応した歩⾏者通路が設けられます。

出典:内閣府
緑地整備の配置図です。
建物を囲むように緑豊かな木々の溢れる空間となり、西側の「四季の庭・四季の丘」は、四季の移ろいを感じられるような「和」の要素を取り⼊れた庭園となります。
また、この土地に存在したかつての坂や水景をモチーフとする地歴を踏まえた公開空地となるほか、石畳のような床材など「和」を感じさせる低層部の設えでヒューマンスケールな空間を構成するとのことです。

出典:内閣府
(仮称)赤坂二丁目プロジェクトでは、 地域内外の資源を活用し、集積する外国人のニーズを満たす歴史・文化発信施設の整備を推進する計画となっており、「(仮称)江⼾ビジターセンター」の整備がなされます。
ミュージアムやホール、江戸型⼭⾞展⽰スペース等が設けられ、VRやARの活用、ICTを用いた多⾔語による体感型展⽰や武家の精神や生活などICTを用いて歴史・⽂化を体験出来るプログラムを提供することで、リアルかつバーチャルで楽しむことができる観光・文化施設が設けられます。

出典:内閣府
祭礼時の⼭⾞展⽰のイメージパースです。
祭礼時に活用可能なピロティ空間を整備し、江⼾型⼭⾞を建物内外で一体的に魅せることにより、にぎわいを演出するものとされています。

出典:内閣府
(仮称)赤坂二丁目プロジェクトの低層部分完成予想パースです。
外国人の受け皿となる滞在施設の整備と観光情報・移動手段の提供から、国際競争力を高める狙いがあります。
ホテルとサービスアパートメントを併設することで、短期滞在から中⻑期滞在まで幅広い宿泊ニーズに対応し、24時間対応の多⾔語コンシェルジュを配し、滞在する外国⼈のニーズにきめ細やかに対応するとのことです。
また、リムジンバスや観光バス等の乗り場も整備され、宿泊拠点と国内の観光施設などをシームレスに繋ぐモビリティ機能の拠点としても活用されます。

出典:内閣府
「四季の庭」の完成予想パースです。

出典:NTT都市開発/森トラスト
赤坂の森からの景観の完成予想パースです。

出典:NTT都市開発/森トラスト
歴史文化発信施設の完成予想パースです。
出典:NTT都市開発/森トラスト
体験の庭の完成予想パースです。

出典:NTT都市開発/森トラスト
(仮称)赤坂二丁目プロジェクトの鳥瞰パースです。

出典:内閣府
2022年12月16日更新
2022年12月4日撮影
東京ワールドゲート赤坂 赤坂トラストタワー |
東京ワールドゲート赤坂 赤坂トラストタワーは、東京都港区赤坂で建設中の地上43階、地下3階、高さ209.14mの超高層ビルです。
開発区域は、赤坂ツインタワー跡地に位置しており、内閣府の国家戦略特区認定を受けています。
赤坂周辺の地域資源である「江戸型山車」の修復・展示を行うほか、国際競争力を高める文化発信・観光支援機能の導入や地域内外の資源を活用し、集積する外国人のニーズを満たす歴史・文化発信施設の整備、外国人の受け皿となる滞在施設の整備と観光情報・移動手段の提供をするものとされています。
また、地域の課題解消に向けて、溜池山王駅から再開発区域後背の高台のエリアをつなぐ歩行者空間の確保やバリアフリー動線の整備、広域的な電線類地中化による歩行者ネットワークの強化、周辺の緑地と連携したまとまりのある緑地の確保がなされます。
施設構成は、地下3階~地下2階に駐車場、地下1階にバス乗り場、オフィス車寄せ、地上1階にオフィスエントランス、1階~3階に歴史文化発信施設、1階~2階に店舗、3階にホテルエントランス、4階に機械室、5階~36階にオフィス、37階に機械室、38階~43階にホテル、サービスアパートメントとなります。
建築主は森トラスト、NTT都市開発、設計、施工は大成建設です。
2021年2月12日に国土交通大臣により、優良な民間都市再生事業計画として認定されており、金融支援や税制上の特例措置等の支援が受けられることとなっています。
着工は2021年1月15日、第1期竣工・開業は2024年8月、第2期竣工は2025年10月15日となっており、2022年12月時点では30~34階付近の鉄骨建方が進められていました。
参考資料、引用元
・内閣府 都市再生特別地区(赤坂二丁目地区)都市計画の概要
・NTT都市開発 『(仮称)赤坂二丁目プロジェクト』本格着工
・森トラスト プロジェクト(仮称)赤坂二丁目プロジェクト
・森トラスト『(仮称)赤坂二丁目プロジェクト』国家戦略特別区域計画 認定 国際水準の滞在機能を中心とする観光支援施設や歴史文化発信施設を整備
・国土交通省 ジャパンブランド発信施設等により、国際競争力強化を推進~(仮称)赤坂二丁目プロジェクトを国土交通大臣が認定~
・森トラスト 国家戦略特別区域特定事業「(仮称)赤坂二丁目プロジェクト」街区名称を「東京ワールドゲート赤坂」に決定 再び出会い、交流するための目的地となる街の実現を推進
過去の記事
→2019年4月19日投稿 (仮称)赤坂二丁目プロジェクト
→2021年5月22日投稿 (仮称)赤坂二丁目プロジェクト
→2022年5月11日投稿 東京ワールドゲート赤坂 赤坂トラストタワー

概要
名称 | 東京ワールドゲート赤坂 赤坂トラストタワー |
計画名 | (仮称)赤坂二丁目プロジェクト |
name | Tokyo World Gate Akasaka Akasaka Trust Tower |
中文名 | 东京世界之门赤坂赤坂信托塔 |
所在地 | 東京都港区赤坂二丁目1722番1 |
用途 | 事務所、店舗、ホテル、共同住宅、展示施設、診療所、駐車場等 |
階数 | 新築棟:地上43階、地下3階 既存棟:地上7階、地下3階 |
高さ | 209.14m |
構造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 | 直接基礎、杭基礎 |
敷地面積 | 15,735.14㎡※既存建物含む街区全体 新築棟:13,102.25㎡ 既存棟:2,584.41㎡ |
建築面積 | 7,773.81㎡※既存建物含む街区全体 新築棟:6,670.42㎡ 既存棟:1,041.59㎡ |
延床面積 | 218,377.52㎡※既存建物含む街区全体 新築棟:219,207.71㎡ 既存棟:9,923.80㎡ |
着工 | 2021年1月15日 |
竣工 | 第1期竣工・開業:2024年8月 第2期竣工:2025年10月15日 |
建築主 | 森トラスト、NTT都市開発 |
設計 | 大成建設 |
施工 | 大成建設 |
最寄駅 | 溜池山王、国会議事堂前、赤坂、六本木一丁目 |
建築計画の概要板

位置図
区域図

出典:内閣府
配置図

出典:内閣府
断面図

出典:NTT都市開発/森トラスト
▼街区全体

出典:内閣府
施設構成
・地下3階~地下2階;駐車場
・地下1階:バス乗り場、オフィス車寄せ
・地上1階:オフィスエントランス
・1階~3階:歴史文化発信施設
・1階~2階:店舗
・3階:ホテルエントランス
・4階:機械室
・5階~36階:オフィス
・37階:機械室
・38階~43階:ホテル、サービスアパートメント
イメージパース

出典:NTT都市開発/森トラスト
北東側から見た建設中の(仮称)赤坂二丁目プロジェクトの様子です。

建設地には既存樹木など緑地も残されています。

東側から見た建設中の(仮称)赤坂二丁目プロジェクト低層部分の様子です。

南東側から見上げた建設中の(仮称)赤坂二丁目プロジェクトの様子です。

南西側から見上げた建設中の(仮称)赤坂二丁目プロジェクトの様子です。

敷地南西側に立つ既存建築物の「NTT赤坂ビル」は美装化が検討されており、解体はされずに残る見込みです。

カーテンウオールの取り付けも進められており、縦方向に伸びる白いマリオンと濃いグレー色の外壁とのコントラストが印象的な外観となります。

北西側から見上げた建設中の(仮称)赤坂二丁目プロジェクトの様子です。

周辺は再開発された超高層ビルやタワーマンションと公開空地の緑地が広がる街並みとなっています。

南側から見上げた建設中の(仮称)赤坂二丁目プロジェクトの様子です。

虎ノ門方面から見た建設中の東京ワールドゲート赤坂 赤坂トラストタワーの様子です。

敷地面積13,102.25㎡のうち、4割にあたる約5,000㎡には大規模な緑地が整備されます。
敷地北側には約2,000㎡の「赤坂の森」、約500㎡の「体験の庭」、南西側には約2,000㎡の「四季の庭・四季の丘」」が整備され、「赤坂の森」は既存の崖地を活かしつつ、生物多様性に配慮した緑地でバリアフリーに対応した歩⾏者通路が設けられます。

出典:内閣府
緑地整備の配置図です。
建物を囲むように緑豊かな木々の溢れる空間となり、西側の「四季の庭・四季の丘」は、四季の移ろいを感じられるような「和」の要素を取り⼊れた庭園となります。
また、この土地に存在したかつての坂や水景をモチーフとする地歴を踏まえた公開空地となるほか、石畳のような床材など「和」を感じさせる低層部の設えでヒューマンスケールな空間を構成するとのことです。

出典:内閣府
(仮称)赤坂二丁目プロジェクトでは、 地域内外の資源を活用し、集積する外国人のニーズを満たす歴史・文化発信施設の整備を推進する計画となっており、「(仮称)江⼾ビジターセンター」の整備がなされます。
ミュージアムやホール、江戸型⼭⾞展⽰スペース等が設けられ、VRやARの活用、ICTを用いた多⾔語による体感型展⽰や武家の精神や生活などICTを用いて歴史・⽂化を体験出来るプログラムを提供することで、リアルかつバーチャルで楽しむことができる観光・文化施設が設けられます。

出典:内閣府
祭礼時の⼭⾞展⽰のイメージパースです。
祭礼時に活用可能なピロティ空間を整備し、江⼾型⼭⾞を建物内外で一体的に魅せることにより、にぎわいを演出するものとされています。

出典:内閣府
(仮称)赤坂二丁目プロジェクトの低層部分完成予想パースです。
外国人の受け皿となる滞在施設の整備と観光情報・移動手段の提供から、国際競争力を高める狙いがあります。
ホテルとサービスアパートメントを併設することで、短期滞在から中⻑期滞在まで幅広い宿泊ニーズに対応し、24時間対応の多⾔語コンシェルジュを配し、滞在する外国⼈のニーズにきめ細やかに対応するとのことです。
また、リムジンバスや観光バス等の乗り場も整備され、宿泊拠点と国内の観光施設などをシームレスに繋ぐモビリティ機能の拠点としても活用されます。

出典:内閣府
「四季の庭」の完成予想パースです。

出典:NTT都市開発/森トラスト
赤坂の森からの景観の完成予想パースです。

出典:NTT都市開発/森トラスト
歴史文化発信施設の完成予想パースです。

出典:NTT都市開発/森トラスト
体験の庭の完成予想パースです。

出典:NTT都市開発/森トラスト
(仮称)赤坂二丁目プロジェクトの鳥瞰パースです。

出典:内閣府
2022年12月16日更新
2022年12月4日撮影