枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業 2023年1月建設状況

2023/01/21 2023/01/21

枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業

枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業は、大阪府枚方市新町一丁目、岡東町で建設中の地上26階、高さ126.70mの高層棟、地上29階、高さ109.00mの住宅棟から構成される超高層複合ビルです。

再開発区域は、京阪本線、交野線の「枚方市」駅東側の京阪本線と交野線に挟まれた三角地帯に位置しています。
旧耐震の老朽建物が建ち並び、防災上の課題を抱えているほか、駅前広場は慢性的な車両の混雑や、歩行者空間が不十分であることから、広域駅前拠点として交通機能が脆弱となっており、都市機能更新が求められています。

駅前の立地を活かし、商業施設、事務所施設、住宅施設、宿泊施設及び駐車場施設を一体的に整備することで、枚方市駅周辺地域の活性化に寄与する魅力ある都市空間を形成するとともに、防災性能に優れた建物を整備することで、安全安心な市街地の形成することを目的として再開発事業が進められています。

施設構成は、診療所、物販店舗、飲食店からなる地上5階、地下1階、高さ26.80mの「第1工区」、共同住宅、店舗からなる地上14階、高さ44.26mの「第2工区」、店舗、事務所、ホテル、駐車場などからなる地上26階、高さ126.70mの「第3工区高層棟」、店舗、事務所、共同住宅、駐車場などからなる地上29階、高さ109.00mの「第3工区住宅棟」となっています。

第3工区高層棟の19～26階には客室数139室のホテル「カンデオホテルズ枚方(仮称)」が入り、付帯施設には宴会場、レストラン、露天風呂付きスカイスパが備えられます。
第3工区住宅棟の5～29階には駅直結型の賃貸タワーレジデンスが入り、専有面積は30㎡～80㎡、間取りは1LDK～3LDKとなります。共用施設にはコンシェルジュ駐在のラウンジ、フィットネスルームなどが設けられます。

建築主は第1工区が枚方市駅周辺地区市街地再開発組合、第2工区が大阪府住宅供給公社、第3工区が枚方市駅周辺地区市街地再開発組合、京阪ホールディングス、京阪電気鉄道、設計は第1工区が久米設計・イースペース共同企業体、施工は第1工区が戸田建設、第2工区がコーナン・中道特定建設工事共同企業体、第3工区が大林組です。

着工は第1工区が2022年12月1日、第2工区が2022年4月上旬、第3工区が2021年9月下旬、竣工は第1工区が2023年5月31日、第2工区が2023年1月下旬、第3工区が2024年3月末日となっています。

参考資料、引用元

・枚方市枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業（全体完成イメージ）
・京阪ホールディングス／京阪電気鉄道／京阪電鉄不動産～えきから始まるまちづくり～「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」権利変換計画認可のお知らせ～豊かなくらしと働き方を実現する郊外拠点が、2023 年度、枚方に誕生～
・京阪ホールディングス／京阪電気鉄道／京阪電鉄不動産～えきから始まるまちづくり～「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」第 3 工区新築工事着手～2024 年度の開業に向けて大きく前進～
・京阪ホールディングス／京阪電気鉄道／京阪電鉄不動産～えきから始まるまちづくり～枚方市駅と一体の商業施設･オフィス･ホテル･賃貸タワーレジデンス 2024 年夏頃開業駅を拠点としたウォーカブルなまちづくりを進めます

過去の記事

→2020年2月7日投稿枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業

出典：京阪ホールディングス／京阪電気鉄道／京阪電鉄不動産

概要

名称	枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業
計画名	枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業第1工区：枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業第1工区施設建築物新築工事第2工区：枚方団地建替事業建設工事第3工区：枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業 3工区
name	Hirakatashi Station Surrounding District Type 1 Urban Redevelopment Project
中文名	枚方市站周边地区一型城市再开发项目
所在地	第1工区：大阪府枚方市新町一丁目707番第2工区：大阪府枚方市新町一丁目708番の一部第3工区：大阪府枚方市岡東町2番6の一部外
用途	第1工区：診療所、物販店舗、飲食店第2工区：共同住宅、店舗第3工区：店舗、事務所、ホテル、共同住宅、駐車場
階数	第1工区：地上5階、地下1階第2工区：地上14階第3工区高層棟：地上26階第3工区住宅棟：地上29階
高さ	第1工区：26.80m 第2工区：44.26m 第3工区高層棟：126.70m 第3工区住宅棟：109.00m
構造	第1工区：鉄骨造第2工区：鉄筋コンクリート造第3工区：鉄筋コンクリート造、鉄骨造
基礎工法	第1工区：--- 第2工区：--- 第3工区：---
総戸数	第2工区：120戸第3工区：202戸
客室数	139室※カンデオホテルズ枚方(仮称)
敷地面積	開発区域面積：22,276.37㎡全体敷地面積：22,266.90㎡第1工区：1,430.16㎡第2工区：4,241.31㎡第3工区：22,266.90㎡
建築面積	18,121.83㎡第1工区：1,101.55㎡第2工区：約2,060㎡※ 第3工区：18,346.83㎡
延床面積	第1工区：約5,850㎡※ 第2工区：約8,850㎡※ 第3工区：約93,770㎡※
着工	第1工区：2022年12月1日第2工区：2022年4月上旬第3工区：2021年9月下旬
竣工	第1工区：2023年5月31日第2工区：2023年1月下旬第3工区：2024年3月末日
建築主	第1工区：枚方市駅周辺地区市街地再開発組合第2工区：大阪府住宅供給公社第3工区：枚方市駅周辺地区市街地再開発組合、京阪ホールディングス、京阪電気鉄道
設計	第1工区：久米設計・イースペース共同企業体第2工区：--- 第3工区：---
施工	第1工区：戸田建設第2工区：コーナン・中道特定建設工事共同企業体第3工区：大林組
最寄駅	枚方市

※枚方市公式サイト参照

建築計画の概要板

▼第1工区

▼第2工区

▼第3工区

位置図

区域図

出典：京阪ホールディングス／京阪電気鉄道／京阪電鉄不動産

配置図

出典：枚方市

断面図

出典：枚方市

施設構成

▼枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業第1工区
・地下1階～地上6階：店舗

▼枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業第2工区
・1階：店舗、住宅、駐車場、駐輪場
・2階：店舗、住宅
・3階～14階：住宅

▼枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業第3工区 C-1棟
・1階～2階：駐輪場
・3階：事務所
・4階：室外機置場

▼枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業第3工区高層棟
・1階～2階：店舗、事務所、住宅、駐車場、駐輪場
・3階～5階：店舗、事務所、住宅、駐車場
・7階～15階：オフィス
・19階～26階：ホテル「カンデオホテルズ枚方(仮称)」

▼枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業第3工区住宅棟
・1階～2階：店舗、事務所、住宅、駐車場、駐輪場
・3階～5階：店舗、事務所、住宅、駐車場
・5階～29階：住宅

イメージパース

▼街区全体

出典：京阪ホールディングス／京阪電気鉄道／京阪電鉄不動産

▼第2工区

出典：大阪府住宅供給公社

施設構成・イメージ

枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業の外観完成予想パースです。

出典：京阪ホールディングス／京阪電気鉄道／京阪電鉄不動産

デザインの概念図です。

出典：京阪ホールディングス／京阪電気鉄道／京阪電鉄不動産

出典：京阪ホールディングス／京阪電気鉄道／京阪電鉄不動産

「枚方市駅周辺の将来イメージ」のイメージパースです。

出典：京阪ホールディングス／京阪電気鉄道／京阪電鉄不動産

「天野川沿いの低層部分」のイメージパースです。
東改札口から自然あふれる天野川の堤防につながる2階のリバーレベルは、天野川沿いに緑地帯や川の眺望が楽しめるテラス(3階)を配置し、空や風、緑といった自然を感じながら水辺に人々が集う空間をつくり、川のあるまち枚方の新しい景観を形成する計画です。