2023/02/13
横須賀線武蔵小杉駅 改良工事/下りホーム新設工事 |
横須賀線武蔵小杉駅 改良工事/下りホーム新設工事は、神奈川県川崎市中原区武蔵小杉のJR横須賀線と湘南新宿ラインの武蔵小杉駅を改良し、下りホームを新設する工事です。
現在の横須賀線ホームは1面2線の島式ホームとなっており、ホームの幅員が狭いこともあり、駅周辺に年々増加するタワーマンション群によって利用者が激増するホームはキャパシティが限界に達しています。
そのため、新たに横須賀線ホーム東側に新下りホームを建設し、2面2線化し、更に新規改札口を設けて南武線北側からのアクセス向上や現在は南武線ホームを介して東急東横線へ乗り換えが行われているルートを改札外にすることで混雑緩和を図る計画となっています。
整備内容は、ホーム長 311m(15両編成対応)、ホーム幅員 基本幅員約5mの新下りホーム設置、エレベーター 1基、 エスカレーター 2基、階段 2箇所となっており、コンコースは新下りホームへのエレベーター、エスカレーター、階段への通路となる部分の拡張が行われます。
また、既設ホームについては上り専用ホームとし、現在の下り線側には柵を設置するものとされています。
着工は2020年4月、竣工は2022年度末ごろ、供用開始は2022年12月18日となっており、供用が開始されています。
また、JR武蔵小杉駅新規改札口設置工事にも着手されており、こちらは2023年度内の供用開始予定となっています。
参考資料、引用元
・東日本旅客鉄道 JR横須賀線武蔵小杉駅及び駅周辺の混雑緩和に向けた取組を進めます
・東日本旅客鉄道 横須賀線武蔵小杉駅の混雑緩和に向けて下りホーム新設工事に着手します
・東日本旅客鉄道 横須賀線 武蔵小杉駅 新下りホームの供用を開始します
・東日本旅客鉄道 JR武蔵小杉駅新規改札口設置工事に着手します
過去の記事
→2020年7月6日投稿 横須賀線武蔵小杉駅 改良工事、下りホーム新設工事

概要
名称 | 横須賀線武蔵小杉駅 改良工事/下りホーム新設工事・JR武蔵小杉駅新規改札口設置工事 |
name | Yokosuka Line Musashi-Kosugi Station improvement work, down direction platform construction work・JR Musashi-Kosugi Station new ticket gate installation work |
中文名 | 横须贺线武藏小杉站改善工程,下行方向平台建设工程・JR武藏小杉站新检票口安装工程 |
開発箇所 | 神奈川県川崎市中原区小杉町 |
所属路線 | JR横須賀線、湘南新宿ライン、相鉄線直通(相鉄・JR直通線) |
着工 | 2020年4月 |
竣工 | 2022年度末ごろ |
供用開始 | 2022年12月18日 |
位置図
配置図

出典:東日本旅客鉄道
イメージパース

出典:東日本旅客鉄道
施設構成・イメージ
現地に掲載されていた横須賀線武蔵小杉駅 改良工事/下りホーム新設工事の全体完成予想パースです。

現地にて撮影
横須賀線武蔵小杉駅 改良工事/下りホーム新設工事のプラットホーム完成予想パースです。

現地にて撮影
JR武蔵小杉駅新規改札口の外観完成予想パースです。

出典:東日本旅客鉄道
JR武蔵小杉駅新規改札口の内観完成予想パースです。

出典:東日本旅客鉄道
「計画概要図」です。

出典:東日本旅客鉄道
2022年12月末建設状況
横須賀線武蔵小杉駅新南口改札口です。新下りホームは2022年12月18日に供用開始されており、撮影時は既に上下線別のホームで供用されていました。

コンコースの様子です。
新下りホーム直下部分も開通し、以前よりも広くなりました。

南側から見た新下りホームの様子です。上り線のホームよりも全体的に南側に設置されています。

新下りホームの様子です。

新下りホームの柱や屋根は既存ホームのものと一体となっており、屋根の素材はガラス繊維の布を使った膜屋根で統一され、太陽光が透過した明るい空間となりました。

新設された新下りホームのエレベーターです。

武蔵小杉駅新規改札口の建設地の様子です。

JR南武線と横須賀線の武蔵小杉駅を結ぶ連絡通路の様子です。

途中、段の無いエスカレーターが設置されています。

JR南武線の武蔵小杉駅です。

2023年2月13日更新
2022年12月25日撮影