2023/02/20
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丸栄・栄町ビル・ニューサカエビル再開発計画は、愛知県名古屋市中区栄に建つ「丸栄」、「栄町ビル」、「ニューサカエビル」などの跡地を複合施設に再開発する計画です。
再開発区域は、栄交差点の西側に進んだ広小路伊勢町交差点と広小路呉服町交差点の間に広がる広小路通の南北一帯に位置しています。
広小路通の南側に建っていた「丸栄」は、暫定商業施設の「丸栄ガレリア」として2022年5月に開業しており、北側街区の北東側に建っていたカラオケJOYJOY栄錦通店の入る「フジスタイルビル」もテナントが移転済み、「栄町ビル」は2023年1月中旬に解体に着手されています。
残る北側街区の「ニューサカエビル」と「安藤証券本社ビル」については現在も営業を続けており、今後の動向が気になるところです。
興和グループにより、再開発が進められており、再開発計画が公表された2017年時点では再開発事業が2段階で進められ、2棟構成、事業費約2,000億円規模の巨大プロジェクトとして進められていました。
→2017年10月10日投稿 丸栄・栄町ビル・ニューサカエビル再開発計画
→2019年3月4日投稿 丸栄・栄町ビル・ニューサカエビル再開発計画
→2019年3月30日投稿 丸栄・栄町ビル・ニューサカエビル再開発計画
→2019年5月25日投稿 丸栄・栄町ビル・ニューサカエビル再開発計画

南西側から見た解体工事が進む栄町ビルの様子です。栄町ビルは2023年1月中旬に解体に着手されており、撮影時には仮囲いの設置が進められていました。

北東側から見た解体工事が進む栄町ビルの様子です。

栄町ビル閉館のお知らせです。

南東側から見たニューサカエビルの様子です。

北東側から見たニューサカエビルの様子です。

一体再開発の範囲に含まれるのか不明ですが、北側街区北東側には雑居ビルやコインパーキングなどが建ち並んでいます。「カラオケJOYJOY栄錦通店」は隣接街区に移転しており、恐らくこちらも再開発区域に含まれるのではないかと思われます。

再開発区域中央部に建つ「安藤証券本社ビル」です。再開発の遅れの原因がこちらのビル移転、立ち退き交渉に時間を要しているためとの情報もあり、将来的には一体的に再開発されるものと思われますが、今後、どのように進捗していくかは不明となっています。
等価交換などで移転、新築ができれば、敷地の有効活用、更なる高度利用が可能となり、大都市の中心部に相応しい土地利用、景観の創出ができるようになると思います。
現在、推し進められている名古屋の超高層ビルを含む再開発の規模感は札幌以下、中心部の再開発数は福岡・天神以下のため、再開発事業には何とか協力して欲しいところです。

南側街区の「丸栄本館跡地(マルエイガレリア)」です。
2022年3月31日に開業した複合商業施設となっており、店舗数は36店舗、核テナントに「無印良品」や、丸栄の新業態となるレストラン「KW THE KITCHEN WONDERLAND」、大近の自然派スーパーマーケット「Pantry」、スキンケアブランド「Aesop」などが入っています。

2023年2月20日更新
2021年12月31日撮影
丸栄・栄町ビル・ニューサカエビル再開発計画 |
丸栄・栄町ビル・ニューサカエビル再開発計画は、愛知県名古屋市中区栄に建つ「丸栄」、「栄町ビル」、「ニューサカエビル」などの跡地を複合施設に再開発する計画です。
再開発区域は、栄交差点の西側に進んだ広小路伊勢町交差点と広小路呉服町交差点の間に広がる広小路通の南北一帯に位置しています。
広小路通の南側に建っていた「丸栄」は、暫定商業施設の「丸栄ガレリア」として2022年5月に開業しており、北側街区の北東側に建っていたカラオケJOYJOY栄錦通店の入る「フジスタイルビル」もテナントが移転済み、「栄町ビル」は2023年1月中旬に解体に着手されています。
残る北側街区の「ニューサカエビル」と「安藤証券本社ビル」については現在も営業を続けており、今後の動向が気になるところです。
興和グループにより、再開発が進められており、再開発計画が公表された2017年時点では再開発事業が2段階で進められ、2棟構成、事業費約2,000億円規模の巨大プロジェクトとして進められていました。
過去の記事
→2017年10月10日投稿 丸栄・栄町ビル・ニューサカエビル再開発計画
→2019年3月4日投稿 丸栄・栄町ビル・ニューサカエビル再開発計画
→2019年3月30日投稿 丸栄・栄町ビル・ニューサカエビル再開発計画
→2019年5月25日投稿 丸栄・栄町ビル・ニューサカエビル再開発計画

概要
名称 | 丸栄・栄町ビル・ニューサカエビル再開発計画 |
計画名 | 丸栄・栄町ビル・ニューサカエビル再開発計画 |
name | Maruei, Sakaemachi Building, New Sakae Building Redevelopment plan |
中文名 | 丸荣・荣町楼・新荣楼计划 |
所在地 | 愛知県名古屋市中区栄三丁目3番1 |
用途 | --- |
階数 | --- |
高さ | --- |
構造 | --- |
基礎工法 | --- |
敷地面積 | --- |
建築面積 | --- |
延床面積 | --- |
着工 | ▼解体着手 丸栄ビル:2018年10月1日 栄町ビル:2023年1月中旬 |
竣工 | --- |
建築主 | 興和 |
設計 | --- |
施工 | --- |
最寄駅 | 栄、栄町 |
位置図
2022年12月末現地状況
栄町ビル
南西側から見た解体工事が進む栄町ビルの様子です。栄町ビルは2023年1月中旬に解体に着手されており、撮影時には仮囲いの設置が進められていました。

北東側から見た解体工事が進む栄町ビルの様子です。

栄町ビル閉館のお知らせです。

ニューサカエビル
南東側から見たニューサカエビルの様子です。

北東側から見たニューサカエビルの様子です。

一体再開発の範囲に含まれるのか不明ですが、北側街区北東側には雑居ビルやコインパーキングなどが建ち並んでいます。「カラオケJOYJOY栄錦通店」は隣接街区に移転しており、恐らくこちらも再開発区域に含まれるのではないかと思われます。

再開発区域中央部に建つ「安藤証券本社ビル」です。再開発の遅れの原因がこちらのビル移転、立ち退き交渉に時間を要しているためとの情報もあり、将来的には一体的に再開発されるものと思われますが、今後、どのように進捗していくかは不明となっています。
等価交換などで移転、新築ができれば、敷地の有効活用、更なる高度利用が可能となり、大都市の中心部に相応しい土地利用、景観の創出ができるようになると思います。
現在、推し進められている名古屋の超高層ビルを含む再開発の規模感は札幌以下、中心部の再開発数は福岡・天神以下のため、再開発事業には何とか協力して欲しいところです。

丸栄本館跡地(マルエイガレリア)
南側街区の「丸栄本館跡地(マルエイガレリア)」です。
2022年3月31日に開業した複合商業施設となっており、店舗数は36店舗、核テナントに「無印良品」や、丸栄の新業態となるレストラン「KW THE KITCHEN WONDERLAND」、大近の自然派スーパーマーケット「Pantry」、スキンケアブランド「Aesop」などが入っています。

2023年2月20日更新
2021年12月31日撮影