2023/02/28
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(仮称)淀屋橋プロジェクト/淀屋橋駅東地区都市再生事業は大阪府大阪市中央区北浜の淀屋橋南西側で建設中の地上31階、地下3階、高さ149.205mの超高層ビルです。
都市再生事業区域は大阪市の御堂筋周辺地域に位置し、都市再生緊急整備地域、及び特定都市再生緊急整備地域(大阪駅周辺・中之島・御堂筋周辺地域)に指定されており、地域整備方針において大阪、関西のみならず国土の発展、成長をけん引する国際競争力を備えた拠点の形成などの方針が定められている場所となっています。
敷地共同化を前提とした国際レベルの人材・企業の受け皿となる高規格オフィス導入を中心に、多様なビジネス交流や情報発信、上質な賑わいと活力にあふれ、御堂筋にふさわしい風格を備えた都市空間の創出と、安全・安心、環境に配慮した持続的な街の運営を担うことが目的として都市再生事業が進められています。
立地は、既存建築物として「日土地淀屋橋ビル」と「京阪御堂筋ビル」が建っていた場所に位置しており、建て替え後は熱負荷の低減や調光制御、排熱利用のほか、建物内の VOID空間(吹き抜け)を活用した自然換気システムなど、さまざまな省 CO2 技術を導入する先進の環境配慮型建築物となり、2021年12月に国土交通省より「サステナブル建築物等先導事業(省 CO2 先導型)」に採択されています。
フロア構成は、地下2階~地上2階に商業、地下1階~地上2階に立体多目的広場、4階~8階に事務所、10階~11階にビジネスラウンジ、12階~29階に事務所、30階に商業・展望テラスとなります。
建築主は中央日本土地建物、京阪ホールディングス、設計、施工は竹中工務店です。
既存建築物解体着手は2020年8月20日、着工は2022年6月10日、竣工は2025年7月31日となっています。
・中央日本土地建物/京阪ホールディングス 御堂筋の玄関口に、高さ約 150m のランドマークビル 「淀屋橋駅東地区都市再生事業」着工
・日本土地建物/京阪ホールディングス「淀屋橋駅東地区都市再生事業」について
・国土交通省 御堂筋の玄関口に新たなランドマークが誕生 ~(仮称)淀屋橋駅東地区都市再生事業を国土交通大臣が認定~
→2019年8月14日投稿 淀屋橋ツインタワー構想 淀屋橋駅東地区都市再生事業
→2022年2月28日投稿 淀屋橋駅東地区都市再生事業
・建築研究所 (仮称)淀屋橋プロジェクト
→2022年9月28日投稿 (仮称)淀屋橋プロジェクト/淀屋橋駅東地区都市再生事業

出典:中央日本土地建物/京阪ホールディングス


出典:国土交通省

現地にて撮影

現地にて撮影

出典:中央日本土地建物/京阪ホールディングス
・地下2階~地上2階:商業
・地下1階~地上2階:立体多目的広場
・4階~8階:事務所
・10階~11階:ビジネスラウンジ
・12階~29階:事務所
・30階:商業・展望テラス

出典:中央日本土地建物/京阪ホールディングス
(仮称)淀屋橋プロジェクトの夜景完成予想パースです。

淀屋橋ツインタワー構想の完成予想パースです。
東地区、西地区共に低層部分は高さ50mで軒を揃え、街並みに統一感を持たせる工夫が行われており、御堂筋に新たな景観が創出されます。

出典:日本経済新聞
御堂筋上空から見た完成予想パースです。
高さ約50mに形成された基壇部の軒線は、御堂筋の統一感ある景観の形成に貢献するものとされています。
夜間には印象的なライトアップを計画するなど、御堂筋にふさわしい、上質な賑わいのある街並みの創出が実現されます。

出典:中央日本土地建物/京阪ホールディングス
「オフィス空間」の完成予想パースです。
オフィススペックは、総面積約39,000㎡(約11,800 坪)、基準階面積約1,600㎡(約480坪)となり、アウトフレーム工法により、柱のないオフィスレイアウトが可能となります。
また、基準階専有部内の窓枠には自然換気装置を設けられるとのことです。

出典:中央日本土地建物/京阪ホールディングス
「VOID空間」の完成予想パースです。
エレベーターシャフト上部を活用したVOID空間(吹き抜け)内の重力換気により約 2 回/時間の自然換気が行われます。
感染症リスクを低減するほか、執務空間にいながら屋外の新鮮な空気に触れることができるといった特徴があります。
更に高層階のVOID空間内の一部をリフレッシュスペースとして活用可能なほか、高性能外皮による熱負荷の低減や昼光センサーによる調光制御、高効率のコージェネレーションシステムによる排熱利用などを通じて、建物全体で省エネルギー化を実現する計画です、

出典:中央日本土地建物/京阪ホールディングス
「立体多目的広場」の完成予想パースです。
京阪電車・Osaka Metro の「淀屋橋」駅と接続する地下1階から地上2階は、3層吹き抜けの立体多目的広場が整備されるほか、商業施設等も誘致され、観光ステーションも整備されます。

出典:日本土地建物/京阪ホールディングス
「立体多目的広場」の完成予想パースです。

出典:日本土地建物/京阪ホールディングス
「ビジネスラウンジ」の完成予想パースです。
10~11階には、コワーキングスペースや少人数対応オフィス、カンファレンス等が整備されます。

出典:日本土地建物/京阪ホールディングス
「駅コンコース接続部」の完成予想パースです。

出典:日本土地建物/京阪ホールディングス
「展望テラス」の完成予想パースです。
30階には、中之島や御堂筋の新しい観光・文化配信の機能を担う展望ホールやギャラリーが整備され、一般来館者も利用可能なほか、商業施設等も誘致されます。

出典:日本土地建物/京阪ホールディングス
北西側から見た建設中の(仮称)淀屋橋プロジェクトの様子です。

北東側から見た建設中の(仮称)淀屋橋プロジェクトの様子です。

南東側から見た建設中の(仮称)淀屋橋プロジェクトの様子です。

南西側から見た建設中の(仮称)淀屋橋プロジェクトの様子です。

土佐堀川、淀屋橋越しに見た建設中の(仮称)淀屋橋プロジェクトの様子です。

2023年2月28日更新
2023年1月2日撮影
(仮称)淀屋橋プロジェクト/淀屋橋駅東地区都市再生事業 |
(仮称)淀屋橋プロジェクト/淀屋橋駅東地区都市再生事業は大阪府大阪市中央区北浜の淀屋橋南西側で建設中の地上31階、地下3階、高さ149.205mの超高層ビルです。
都市再生事業区域は大阪市の御堂筋周辺地域に位置し、都市再生緊急整備地域、及び特定都市再生緊急整備地域(大阪駅周辺・中之島・御堂筋周辺地域)に指定されており、地域整備方針において大阪、関西のみならず国土の発展、成長をけん引する国際競争力を備えた拠点の形成などの方針が定められている場所となっています。
敷地共同化を前提とした国際レベルの人材・企業の受け皿となる高規格オフィス導入を中心に、多様なビジネス交流や情報発信、上質な賑わいと活力にあふれ、御堂筋にふさわしい風格を備えた都市空間の創出と、安全・安心、環境に配慮した持続的な街の運営を担うことが目的として都市再生事業が進められています。
立地は、既存建築物として「日土地淀屋橋ビル」と「京阪御堂筋ビル」が建っていた場所に位置しており、建て替え後は熱負荷の低減や調光制御、排熱利用のほか、建物内の VOID空間(吹き抜け)を活用した自然換気システムなど、さまざまな省 CO2 技術を導入する先進の環境配慮型建築物となり、2021年12月に国土交通省より「サステナブル建築物等先導事業(省 CO2 先導型)」に採択されています。
フロア構成は、地下2階~地上2階に商業、地下1階~地上2階に立体多目的広場、4階~8階に事務所、10階~11階にビジネスラウンジ、12階~29階に事務所、30階に商業・展望テラスとなります。
建築主は中央日本土地建物、京阪ホールディングス、設計、施工は竹中工務店です。
既存建築物解体着手は2020年8月20日、着工は2022年6月10日、竣工は2025年7月31日となっています。
参考資料、引用元
・中央日本土地建物/京阪ホールディングス 御堂筋の玄関口に、高さ約 150m のランドマークビル 「淀屋橋駅東地区都市再生事業」着工
・日本土地建物/京阪ホールディングス「淀屋橋駅東地区都市再生事業」について
・国土交通省 御堂筋の玄関口に新たなランドマークが誕生 ~(仮称)淀屋橋駅東地区都市再生事業を国土交通大臣が認定~
過去の記事
→2019年8月14日投稿 淀屋橋ツインタワー構想 淀屋橋駅東地区都市再生事業
→2022年2月28日投稿 淀屋橋駅東地区都市再生事業
・建築研究所 (仮称)淀屋橋プロジェクト
→2022年9月28日投稿 (仮称)淀屋橋プロジェクト/淀屋橋駅東地区都市再生事業

出典:中央日本土地建物/京阪ホールディングス
概要
名称 | (仮称)淀屋橋プロジェクト/淀屋橋駅東地区都市再生事業 |
計画名 | 淀屋橋ツインタワー構想 淀屋橋駅東地区都市再生事業 |
name | (Tentative name) Yodoyabashi Project /Yodoyabashi Station East Area Urban Renaissance Project |
中文名 | (暂定名)淀屋桥项目/淀屋桥站东区都市复兴项目 |
所在地 | 地名地番(仮換地):北浜三丁目地区土地区画整理事業街区番号1符号(1)の一部及び(2)の一部 地名地番(換地前):大阪府大阪市中央区北浜三丁目1番1、他21筆 住居表示;大阪府大阪市中央区 |
用途 | 事務所、物販店舗、飲食店舗、駐車場 |
階数 | 地上31階、地下3階 |
高さ | 149.205m |
構造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 | --- |
敷地面積 | 3,940.82㎡ |
建築面積 | 2,686.84㎡ |
延床面積 | 72,853.77㎡ |
着工 | 2022年6月10日 解体着手:2020年8月20日 |
竣工 | 2025年7月31日 |
建築主 | 中央日本土地建物、京阪ホールディングス |
設計 | 竹中工務店 |
施工 | 竹中工務店 |
最寄駅 | 淀屋橋、大江橋 |
建築計画の概要板

位置図
区域図

出典:国土交通省
配置図

現地にて撮影
立面図

現地にて撮影
断面図

出典:中央日本土地建物/京阪ホールディングス
フロア構成
・地下2階~地上2階:商業
・地下1階~地上2階:立体多目的広場
・4階~8階:事務所
・10階~11階:ビジネスラウンジ
・12階~29階:事務所
・30階:商業・展望テラス
イメージパース

出典:中央日本土地建物/京阪ホールディングス
施設構成・イメージ
(仮称)淀屋橋プロジェクトの夜景完成予想パースです。

淀屋橋ツインタワー構想の完成予想パースです。
東地区、西地区共に低層部分は高さ50mで軒を揃え、街並みに統一感を持たせる工夫が行われており、御堂筋に新たな景観が創出されます。

出典:日本経済新聞
御堂筋上空から見た完成予想パースです。
高さ約50mに形成された基壇部の軒線は、御堂筋の統一感ある景観の形成に貢献するものとされています。
夜間には印象的なライトアップを計画するなど、御堂筋にふさわしい、上質な賑わいのある街並みの創出が実現されます。

出典:中央日本土地建物/京阪ホールディングス
「オフィス空間」の完成予想パースです。
オフィススペックは、総面積約39,000㎡(約11,800 坪)、基準階面積約1,600㎡(約480坪)となり、アウトフレーム工法により、柱のないオフィスレイアウトが可能となります。
また、基準階専有部内の窓枠には自然換気装置を設けられるとのことです。

出典:中央日本土地建物/京阪ホールディングス
「VOID空間」の完成予想パースです。
エレベーターシャフト上部を活用したVOID空間(吹き抜け)内の重力換気により約 2 回/時間の自然換気が行われます。
感染症リスクを低減するほか、執務空間にいながら屋外の新鮮な空気に触れることができるといった特徴があります。
更に高層階のVOID空間内の一部をリフレッシュスペースとして活用可能なほか、高性能外皮による熱負荷の低減や昼光センサーによる調光制御、高効率のコージェネレーションシステムによる排熱利用などを通じて、建物全体で省エネルギー化を実現する計画です、

出典:中央日本土地建物/京阪ホールディングス
「立体多目的広場」の完成予想パースです。
京阪電車・Osaka Metro の「淀屋橋」駅と接続する地下1階から地上2階は、3層吹き抜けの立体多目的広場が整備されるほか、商業施設等も誘致され、観光ステーションも整備されます。

出典:日本土地建物/京阪ホールディングス
「立体多目的広場」の完成予想パースです。

出典:日本土地建物/京阪ホールディングス
「ビジネスラウンジ」の完成予想パースです。
10~11階には、コワーキングスペースや少人数対応オフィス、カンファレンス等が整備されます。

出典:日本土地建物/京阪ホールディングス
「駅コンコース接続部」の完成予想パースです。

出典:日本土地建物/京阪ホールディングス
「展望テラス」の完成予想パースです。
30階には、中之島や御堂筋の新しい観光・文化配信の機能を担う展望ホールやギャラリーが整備され、一般来館者も利用可能なほか、商業施設等も誘致されます。

出典:日本土地建物/京阪ホールディングス
2023年1月建設状況
北西側から見た建設中の(仮称)淀屋橋プロジェクトの様子です。

北東側から見た建設中の(仮称)淀屋橋プロジェクトの様子です。

南東側から見た建設中の(仮称)淀屋橋プロジェクトの様子です。

南西側から見た建設中の(仮称)淀屋橋プロジェクトの様子です。

土佐堀川、淀屋橋越しに見た建設中の(仮称)淀屋橋プロジェクトの様子です。

2023年2月28日更新
2023年1月2日撮影