2023/04/21
八重洲二丁目南特定街区 |
八重洲二丁目南特定街区は、東京都中央区八重洲二丁目で計画されている地上39階、地下3階、高さ約230mの超高層ビルです。
再開発区域は、東京駅八重洲口の鍛冶橋通りと外堀通りの交差点南東側一帯に建つ「日東紡ビルディング」や「菱進八重洲ビル」、「福岡銀行東京支店」などの跡地に位置しています。
再開発事業により老朽建築物の機能更新や土地の集約化等を行い、歴史と文化を生かしたうるおいと風格ある街並みを形成しつつ、魅力とにぎわいにあふれた国際的な商業・観光拠点を形成するものとされています。
施設構成は、事務所、店舗、多目的スペース、ホテルからなり、アフターパラリンピックの拠点整備の一環として、パラスポーツ等の振興拠点・情報発信スペース、多数のユニバーサル客室を有するホテル、バス発着場が整備されます。
また、東京駅方面から、東京ミッドタウン八重洲、八重洲二丁目中地区を経由し、八重洲二丁目南特定街区へ至る地下通路や東京スクエアガーデンへの地下通路の整備により、東京駅~京橋駅への地下ネットワークが強化・拡充されます。
建築主は住友不動産です。
既存建築物の解体着手は2022年6月10日、着工は2024年度、竣工は2028年度となっています。
参考資料、引用元
・内閣府国家戦略特区第25回 東京都都市再生分科会 配布資料 資料1 八重洲二丁目南特定街区 都市計画(素案)の概要
過去の記事
→2022年5月26日投稿 八重洲二丁目南地区

出典:内閣府
概要
名称 | 八重洲二丁目南特定街区 |
計画名 | 八重洲二丁目南特定街区/八重洲二丁目南地区 |
name | Yaesu 2-chome south specific block |
中文名 | 八重洲二丁目南特定街区 |
所在地 | 東京都中央区八重洲二丁目8番の一部、9番 |
用途 | 事務所、店舗、多目的スペース、ホテル |
階数 | 地上39階、地下3階 |
高さ | 約230m |
構造 | --- |
基礎工法 | --- |
客室数 | --- |
敷地面積 | 約8,830㎡ |
建築面積 | --- |
延床面積 | 約135,200㎡ |
着工 | 2024年度 解体着手:2022年6月10日 |
竣工 | 2028年度 |
建築主 | 住友不動産 |
設計 | --- |
施工 | --- |
最寄駅 | 東京、京橋、有楽町、銀座一丁目 |
位置図
区域図

出典:内閣府
配置図

出典:内閣府
立面図

出典:内閣府
断面図

出典:内閣府
施設構成・イメージ
八重洲二丁目南特定街区の完成予想パースです。

出典:内閣府
「柳通り側からの鳥瞰」の完成予想パースです。

出典:内閣府
「鍛冶橋通りと外堀通りの交差点」の完成予想パースです。

現地状況
南西側から見た八重洲二丁目南特定街区 計画地の様子です。

南西側から見た解体着手前の日東紡ビルディングの様子です。
日東紡ビルディングは地上14階、地下1階、高さ62.300mと高さ60m超の超高層建築物=超高層ビルとなっています。

西側から見た解体着手前の日東紡ビルディングの様子です。

現地に掲載されている解体工事のお知らせです。

現地にて撮影
南西側から見た八重洲二丁目南特定街区 計画地の様子です。

南側の商工組合中央金庫 神田支店は八重洲二丁目南特定街区区域外になっています。

区域内中央部は暫定的にコインパーキングとして活用されています。

東側隣接地には、地上24階、地下4階、高さ124.45mの超高層ビル「東京スクエアガーデン」が建っており、更にその東側では地上35階、地下4階、高さ180mの超高層ビル「京橋三丁目東地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。

南東側から見た八重洲二丁目南特定街区 計画地の様子です。

北東側から見た八重洲二丁目南特定街区 計画地の様子です。

八重洲二丁目南特定街区の計画が進むと八重洲エリアの超高層ビル群と京橋エリアの超高層ビル群が完全に一体となった超高層ビル群になります。

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2023年4月21日更新
2022年5月22日撮影