関電不動産渋谷ビル 2023年2月末建設状況

2023/03/25 2023/03/25

関電不動産渋谷ビル

関電不動産渋谷ビルは、東京都渋谷区渋谷3丁目で建設中の地上12階、地下1階、高さ59.95ｍの高層オフィスビルです。

立地は、JR「渋谷」駅新南口の南側、JR山手線沿いに面した場所に建っていた「矢倉ビル」や「SRSビル」などの跡地に位置しています。
「OUR PLACE. OUR STORY.「らしさ」あふれる、わたしたちのオフィス」を開発コンセプトとしており、貸室には前面に奥行約2.5mの専用テラスや、オフィスキッチン等を設置できる「水回り設置可能エリア」が設けられるほか、最上階にはイベントなどで活用できるルーフテラスや、ルーフテラスと一体的に利用できるラウンジ空間が配置されます。

配置計画は、1階西側にメインエントランス、メインエントランス北側には2層吹き抜けのガラス張り空間が設けられています。
オフィススペックは基準階貸室面積は1,000.69㎡（302.70坪）、天井高は2,900mm、床荷重は500kg/㎡(ヘビーデューティーゾーン1,000kg/㎡)、OAフロアは100mm(300kg/㎡)、コンセント容量は50VA/㎡となっています。

センサーによる照明・空調の自動制御や高効率中央熱源による外気処理システムなど、様々な環境配慮技術を採用することで設計段階での「ZEB Ready」認証及び建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の最高ランク(☆☆☆☆☆)を取得しています。
また、BCP対応としては、竹中工務店にて特許出願中の制振システムを採用し、新耐震基準の1.5倍以上の高い耐震性能を確保しており、異変電所2回線受電の採用や貸室へも電力供給可能な72時間対応非常用発電機を設置しています。
建築主は関電不動産開発、設計、施工は竹中工務店です。

着工は2022年7月1日、竣工は2024年2月20日となっており、2022年7月時点では基礎工事が進められていました。

参考資料、引用元

・関電不動産渋谷ビル公式サイト
・関電不動産開発「関電不動産渋谷ビル」新築工事着工のお知らせ

過去の記事

→2022年7月18日投稿関電不動産渋谷ビル

概要

名称	関電不動産渋谷ビル
計画名	(仮称)渋谷3丁目プロジェクト
name	Kanden Real Estate Shibuya Building
中文名	关电不动产涩谷大厦
所在地	地名地番：東京都渋谷区渋谷3丁目20番1他住居表示：東京都渋谷区渋谷3丁目26番
用途	事務所
階数	地上12階、地下1階
高さ	59.95ｍ
構造	鉄骨造
基礎工法	直接基礎
敷地面積	2,085.51㎡
建築面積	1,530.00㎡
延床面積	14,369.09㎡(※現地概要板：14,182.00㎡)
着工	2022年7月1日
竣工	2024年2月20日
建築主	関電不動産開発
設計	竹中工務店
施工	竹中工務店
最寄駅	渋谷