2023/04/18
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TOKYO TORCH(東京トーチ)は、東京都千代田区大手町二丁目、東京都中央区八重洲一丁目で進められている再開発事業「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業」により建設が進められている日本一の高い地上62階、地下4階、高さ390mの超高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」、地上38階、地下5階、高さ212mの超高層ビル「常盤橋タワー」、地下4階の「変電所棟」、地上9階、地下3階の「銭瓶町ビルディング」から構成される大規模複合施設です。
再開発区域は、東京駅日本橋口前に建つ「日本ビルヂング」や「朝日生命大手町ビル」、「大和呉服橋ビル」、「JXビル」跡地に位置しており、街区の更新と一体的に下水施設、変電所、都市計画駐車場等の広域的な都市基盤を更新・再構築するとともに、東京駅や日本橋等周辺地区を結ぶ地下歩行者ネットワークや地下交通結節空間、常盤橋公園の再整備と一体となった大規模広場等を整備することが目的とされています。
また、更に「東京国際金融センター」構想の実現に資するビジネス交流拠点等を整備するとともに、国際都市東京の魅力を高める都市観光施設を整備するほか、災害時の復旧活動の拠点となる広場や、帰宅困難者の一時滞在施設等を整備するとともに、自立・分散型エネルギーの導入や水の自立化、省エネルギー化による環境負荷低減等を図るものとされています。
TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチ トーチタワー)は、東京都千代田区大手町、東京都中央区八重洲の東京駅日本橋口前で建設中の地上62階、地下4階、高さ390mの超高層ビルです。
TOKYO TORCH(東京トーチ)として再開発が行われている東京駅前常盤橋プロジェクト(大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業)では、合計4棟(※地下含む)が建設され、うち2棟は高さ100m以上の超高層ビルとなります。常盤橋タワーは2021年6月に竣工、地上40階、地下5階、高さ212mの超高層ビルとなっており、Torch Towerは2027年度竣工予定、地上62階、地下4階、高さ390mとなり、日本一の高さを誇る超高層ビルとなります。
地下1階~地上6階には約4,500坪の商業ゾーンが入り、東京・日本の文化を五感で味わえる飲食店舗とエンターテインメント施設を中心に構成されます。また、商業ゾーンの一部には、銭湯発祥の地ともいわれる常盤橋ゆかりの温浴施設「常盤湯」を入れるほか、広場の一角には横丁空間の整備がなされます。
更に低層部分には、多様な通勤手段・働き方への対応として、自転車通勤に対応可能な大規模駐輪場が整備されます。
3階~6階には、現代の芝居小屋をモチーフにした約2,000席の大規模ホールが入り、常盤橋タワーとTorch Towerの間に完成する大規模広場とのコンテンツ連動により、ダイナミックなイベント展開が可能となります。
53階~58階に入るウルトララグジュアリーホテルは、Dorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)が運営し、客室数は110室、53階~55階にホテルロビー階「SKY HILL」が設けられ、付帯施設にはオールデイダイニングやスペシャリティレストラン、フィットネスジム、スパ、プールが入ります。
59階~60階に入るラグジュアリーレジデンスは、高さ300m超えのフロアに専有面積70㎡台~400㎡台の賃貸住戸が約50戸入ります。
東京駅前かつ東京駅・大手町駅直結という高い利便性、日本最高層クラス地上約300m超えからの圧倒的な眺望、高層部に導入するウルトララグジュアリーホテルとのサービス連携によりエクスクルーシブな超都心住機能を有します。
Torch Tower(トーチタワー)の延床面積は都市計画の変更に伴い、49万㎡から54万4,000㎡に規模が拡大されており、日本橋エリアの首都高速道路地下化、八重洲地区再開発による地下ネットワーク化などに伴い、容積率の最高限度が従来の1,760%から1,860%に変更となりました。
また、階数も当初の地上61階から地上63階に拡大しましたが、2022年11月時点では地上62階とされています。
施設構成は、「TOKYO TORCH(東京トーチ) 常盤橋タワー (A棟)」の地下4階~地下2階に駐車場、地下1階~地上3階に商業施設「TOKYO TORCH Terrace(東京トーチテラス)」、3階にカフェテリア、4階~7階に機械室、8階にラウンジ・カンファレンスルーム、9~37階に事務所となります。
「TOKYO TORCH(東京トーチ) Torch Tower(トーチタワー) (B棟)」の地下4階~地下2階に駐車場、地下1階~地上6階に商業施設、3階~6階にエンタメホール、7階~52階に事務所、53階~58階にウルトララグジュアリーホテル、59階~60階にラグジュアリーレジデンス、61階~屋上に展望施設となります。
「変電所棟(C棟)」の地下1階~地下4階に変電所、「TOKYO TORCH(東京トーチ) 銭瓶町ビルディング (D棟)」の地下3階~地上3階に銭瓶町ポンプ所、1階に多目的スペース、4階~8階に事務所となります。
建築主は三菱地所、関係権利者は三菱地所、東京都下水道局、大和証券グループ、三越伊勢丹、東京電力パワーグリッド、有限会社大手町開発、独立行政法人都市再生機構、常盤橋インベストメント特定目的会社、TOKYO390特定目的会社 他、ホテル運営はDorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)、設計はA棟が三菱地所設計、B棟が三菱地所設計、C棟Ⅰ期が三菱地所設計、Ⅱ期が三菱地所設計D棟三菱地所設計、日本水工設計、Torch Tower(B棟)の頂部デザインアドバイザーが藤本壮介建築設計事務所、Torch Tower(B棟)低層部デザインアドバイザーが永山祐子建築設計、広場デザインアドバイザーがFd Landscape、施工はA棟が戸田建設、B棟が清水建設、C棟Ⅰ期が戸田建設、D棟D棟が三井住友建設です。
着工はA棟が2018年1月、B棟が2023年度、C棟Ⅰ期が2018年1月、Ⅱ期が2023年度、D棟が2017年4月上旬、竣工はA棟が2021年6月末、B棟が2027年度、C棟Ⅰ期が2021年6月末、Ⅱ期が2027年度、D棟が2022年3月末となっています。
・TOKYO TORCHの公式ウェブサイト
・東京都 報道発表資料 大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発の施行認可
・東京都 大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業に伴う銭瓶町(ぜにがめちょう)ビルディング(D棟)竣工について
・内閣府 資料1 都市再生特別地区(大手町地区(D-1街区))都市計画(素案)の概要
→2015年9月1日投稿 東京駅前に高さ390mの超高層ビル計画 (常盤橋地区再開発)
→2020年1月21日投稿 東京駅前常盤橋プロジェクト (大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業) B棟 / D棟
→2020年7月9日投稿 東京駅前常盤橋プロジェクト (大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業) B棟/D棟
→2020年8月22日投稿 東京駅前常盤橋プロジェクト (大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業) B棟/D棟
→2021年7月18日投稿 TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)
→2021年12月13日投稿 TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)
→2022年5月30日投稿 TOKYO TORCH(東京トーチ) 銭瓶町ビルディング/Torch Tower(トーチタワー)
→2015年9月1日投稿 東京駅前に高さ390mの超高層ビル計画 (常盤橋地区再開発)
→2018年2月23日投稿 東京駅前常盤橋プロジェクト(大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業)A棟
→2018年8月9日投稿 東京駅前常盤橋プロジェクト(大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業) A棟
→2019年5月8日投稿 東京駅前常盤橋プロジェクト(大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業) A棟
→2019年10月8日投稿 東京駅前常盤橋プロジェクト(大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業) A棟
→2020年1月21日投稿 東京駅前常盤橋プロジェクト(大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業) A棟
→2020年6月29日投稿 東京駅前常盤橋プロジェクト(大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業)A棟
→2020年8月19日投稿 東京駅前常盤橋プロジェクト(大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業) A棟
→2021年4月3日投稿 TOKYO TORCH 常盤橋タワー (東京トーチ 常盤橋タワー)
→2021年7月13日投稿 TOKYO TORCH 常盤橋タワー (東京トーチ 常盤橋タワー)
→2022年1月1日 TOKYO TORCH 常盤橋タワー (東京トーチ 常盤橋タワー)
→2022年11月15日投稿 TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチ トーチタワー)

出典:三菱地所/東京センチュリー/Dorchester Collection



出典:内閣府

出典:内閣府

出典:TOKYO TORCH(東京トーチ)公式サイト

出典:三菱地所

出典:三菱地所
▼TOKYO TORCH(東京トーチ) 常盤橋タワー (A棟)
・地下4階~地下2階:駐車場
・地下1階~地上3階:商業施設「TOKYO TORCH Terrace(東京トーチテラス)」
・3階:カフェテリア
・4階~7階:機械室
・8階:ラウンジ・カンファレンスルーム
・9~37階:事務所
▼TOKYO TORCH(東京トーチ) Torch Tower(トーチタワー) (B棟)
・地下4階~地下2階:駐車場
・地下1階~地上6階:商業施設
・3階~6階:エンタメホール
・7階~52階:事務所
・53階~58階:ウルトララグジュアリーホテル
・59階~60階:ラグジュアリーレジデンス(賃貸レジデンス)
・61階~屋上:展望施設
▼変電所棟(C棟)
・地下1階~地下4階:変電所
▼TOKYO TORCH(東京トーチ) 銭瓶町ビルディング (D棟)
・地下3階~地上3階:銭瓶町ポンプ所
・1階:多目的スペース
・4階~8階:事務所
▼街区全体

出典:内閣府
▼TOKYO TORCH(東京トーチ) Torch Tower(トーチタワー)

出典:TOKYO TORCH(東京トーチ)公式サイト
▼TOKYO TORCH(東京トーチ) 常盤橋タワー

出典:三菱地所
▼TOKYO TORCH(東京トーチ) 銭瓶町ビルディング

出典:三菱地所
皇居前広場から見たTOKYO TORCH(東京トーチ)と丸の内~大手町の超高層ビル群の完成予想パースです。日本一迫力ある超高層ビル群のランドマークとして君臨します。

出典:内閣府
呉服橋交差点地下通路のイメージパースです。

出典:内閣府
呉服橋交差点地下通路の整備範囲の図です。

出典:内閣府
TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)の54階~56階には賃貸レジデンスが入ります。
Torch Towerの地上高さ約300mのフロアに約50戸、専有面積70㎡台~400㎡台を予定しており、東京駅前かつ東京駅・大手町駅直結という高い利便性、日本最高層クラス地上約300mからの圧倒的な眺望、高層部に導入するスーパーラグジュアリーホテルとのサービス連携、足元の約2.0haの屋外空間や複合機能集積により、TOKYO TORCHでしか味わえないエクスクルーシブな超都心住機能を提供するものとされています。

出典:三菱地所
TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)の62階、屋上階には屋外空間併設の展望施設が整備されます。
また、53階~58階までの延べ2万1,400㎡には、Dorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)によるウルトララグジュアリーホテルが入居し、客室数は110室、53階~55階にホテルロビー階「SKY HILL」が設けられ、付帯施設にはオールデイダイニングやスペシャリティレストラン、フィットネスジム、スパ、プールが入ります。

出典:三菱地所/東京センチュリー/Dorchester Collection
「SKY HILL」の完成予想パースです。
頂部デザインは建築家の藤本 壮介氏によるものが採用されています。

出典:三菱地所/東京センチュリー/Dorchester Collection
TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチ トーチタワー)の頂部の完成予想パースです。
TOKYO TORCH(東京トーチ)は、プロジェクトビジョンである「日本を明るく、元気にする」を、デザインにおいても表現しており、夜にはホテルロビー部分が明るく灯る照明計画もなされています。

出典:三菱地所/東京センチュリー/Dorchester Collection
ホテル「メインロビー」の完成予想パースです。
Dorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)は、ロンドンやパリ、ミラノ、ローマ、ロサンゼルスで9カ所のホテルを運営しており、地域の文化や歴史に根差した強い個性と世界最上級のホスピタリティが特徴となっています。

出典:三菱地所/東京センチュリー/Dorchester Collection
ホテル「客室」の完成予想パースです。

出典:三菱地所/東京センチュリー/Dorchester Collection
ホテル「エントランス」の完成予想パースです。

出典:三菱地所/東京センチュリー/Dorchester Collection
TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)低層部分の完成予想パースです。
都心型MICE拠点の整備として、2000席級大規模ホールの整備や観光先進国の実現に資する国際級ホテルの整備、日本の玄関口として多機能を備えたツーリストラウンジの整備が行われます。

出典:三菱地所
大規模ホール外観完成予想パースです。
3階~6階には、現代の芝居小屋をモチーフにした約2,000席の大規模ホール、地下1階~地上6階には商業ゾーンが設けられます。
大規模ホールでは、常盤橋タワーとTorch Tower(B棟)間に設けられる「TOKYO TORCH Park(東京トーチパーク)」とのコンテンツ連動により、ダイナミックなイベント展開が可能となります。
ちなみに商業ゾーンの一部には、銭湯発祥の地ともいわれる常盤橋ゆかりの温浴施設「常盤湯」を整備し、また、広場の一角には横丁空間の整備も予定されています。

出典:三菱地所
環境負荷低減への更なる取組のイメージ図です。
発電効率の良い大規模CGSの活用や・搬送エネルギー削減の為、高層エリアへのサブプラントの設置が行われます。
また、超高層建物の持つエネルギーポテンシャルを活用した発電システムの構築(太陽光・水力・風力)を行うほか、具体例では超高層ビルの高低差を活用した水力発電が挙げられています。
また、ダブルスキンを活用してオフィス内の自然換気を促進するなど、パッシブデザインの概念が取り入れられた超高層ビルとなります。

出典:内閣府
災害復旧活動の拠点・帰宅困難者支援機能の強化もなされます。
かまどベンチやマンホールトイレなどの広場空間における機能実装や災害時の帰宅困難者受け入れ施設として8,000 ㎡、約4,800人収容のホールを防災活用する計画となっています。

出典:内閣府
TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)の北側の常盤橋公園では、首都高速道路日本橋区間地下化事業へ協力し、一体的な川沿いの景観を形成するものとされています。

出典:内閣府
TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー) にて整備される大規模広場「TOKYO TORCH Park(東京トーチパーク)」のイメージスケッチです。
呉服橋交差点地下通路により繋がる日本橋川沿いエリアとも連携して、地下結節空間を設けるものとされています。

出典:内閣府
大規模広場「TOKYO TORCH Park(東京トーチパーク)」には視覚的な情報発信をするために外壁と一体となった大型ビジョンの設置も行われます。

出典:内閣府
TOKYO TORCH (東京トーチ) の街区中央に設けられる大規模広場「TOKYO TORCH Park(東京トーチパーク)」の完成予想パースです。
金属のシャープさとガラスのクールさが際立つA棟とは真逆に、湾曲した外壁や庇、温かみあるアースカラーを採用した外観が特徴のB棟とのコントラストが印象的な都市空間となります。

出典:三菱地所
TOKYO TORCH (東京トーチ) の街区中央に設けられる大規模広場「TOKYO TORCH Park(東京トーチパーク)」の完成予想パースです。
大規模広場の地下には都市計画駐車場や変電所も設けられます。

出典:内閣府
TOKYO TORCH(東京トーチ)の街区中央に設けられる大規模広場「TOKYO TORCH Park(東京トーチパーク)」の完成予想パースです。

出典:内閣府
TOKYO TORCH 常盤橋タワー (東京トーチ 常盤橋タワー) は、東京都千代田区大手町、東京都中央区八重洲の東京駅日本橋口前に建つ地上40階、地下5階、高さ212mの超高層ビルです。
フロア構成は、地下5階~地下3階に駐車場、地下1階~地上3階に店舗の「TOKYO TORCH Terrace (トウキョウトーチテラス)」、1階~2階にエントランス、車寄せ、ロビー、3階にカフェテリアラウンジ「MY Shokudo」、4階~7階に機械室、8階にオフィスサポートフロアとして「就業者専用ラウンジ」や「コンファレンスルーム」、「xLINK(クロスリンク) 常盤橋タワー」が入っており、9~37階に事務所(オフィス)となります。
着工は2018年1月15日、竣工は2021年6月30日、商業ゾーン・大規模広場が開業は2021年7月21日となっており、竣工、開業しています。
→2022年1月1日投稿 TOKYO TORCH 常盤橋タワー (東京トーチ 常盤橋タワー)

TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)は、東京都千代田区大手町、東京都中央区八重洲の東京駅日本橋口前で建設中の地上62階、地下4階、高さ390mの超高層ビルです。
フロア構成は、地下4階~地下2階に駐車場、地下1階~地上6階に商業施設、3階~6階にエンタメホール、7階~52階に事務所、53階~58階にウルトララグジュアリーホテル、59階~60階にラグジュアリーレジデンス、61階~屋上に展望施設となります。
2023年3月時点では、B棟「Torch Tower(トーチタワー)」計画地に建つ既存建築物である「日本ビルヂング」や「朝日生命大手町ビル」の解体工事が進められていました。

南東側から見たTOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)建設地の様子です。
撮影時は、既存建築物である「日本ビルヂング」や「朝日生命大手町ビル」の解体工事が進められていました。

南側から見たTOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)建設地の様子です。

TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)の建設予定地に建ち、解体工事が進む既存建築物の「朝日生命大手町ビル(地上29階、高さ119.65m)」 の様子です。
ちなみに「朝日生命大手町ビル」は超高層ビルですが、竣工が1971年7月と既に築50年超となっていました。

南西側から見たTOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)建設地の様子です。

解体が進む朝日生命大手町ビル低層部分の様子です。

北西側から見た解体が進む朝日生命大手町ビルの様子です。かなりの高さまで足場が組まれていることが確認できます。

北西側から見たTOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)建設地の様子です。

北東側から見たTOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)建設地の様子です。

東側から見た解体工事が進められている地上14階、高さ51.4mの既存建築物「日本ビルヂング」です。
1962年7月4日に「第三大手町ビルヂング」の名称で竣工し、「第三大手町ビルヂング」2期が1965年11月26日に竣工、14階建て、延床面積173,016㎡と東洋一の規模のオフィスビルとなり、名称もこの時に「日本ビルヂング」に改められています。
2016年4月から北側半分の部分解体に着手し、現在は南側半分にある既存のポンプ場を移転するためにD棟が建設されています。

北東側から見た解体が進む朝日生命大手町ビルの様子です。

TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチ トーチタワー)の地下での接続予定箇所の様子です。

常盤橋タワー側からの地下接続部の様子です。既に扉が設けられていますが、閉鎖されています。

東京駅丸の内口側から見た解体工事が進む既存建築物の朝日生命大手町ビルの様子です。

朝日生命大手町ビルは、大手町から丸の内、八重洲の再開発が進み、目立たない存在となっていましたが、新たに建設されるTOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチ トーチタワー)はここからでもかなり目立ちそうです。

2023年4月16日時点では朝日生命大手町ビル全体が足場と仮囲いで覆われていました。

TOKYO TORCH(東京トーチ) 変電所棟は、大規模広場「TOKYO TORCH Park(東京トーチパーク)」の地下に位置する地下4階の店舗、変電所、駐車場等から構成される地下施設です。
東京電力常盤橋変電所の更新・再構築が進められており、Ⅰ期は常盤橋タワーと同時に工事が行われ、2018年1月着工、2021年6月末竣工、Ⅱ期はトーチタワーと同時に工事が行われ、2023年度着工、2027年度竣工となっています。

TOKYO TORCH(東京トーチ) 銭瓶町ビルディング (D棟)は、東京都千代田区大手町、東京都中央区八重洲の東京駅日本橋口前で進められている大規模再開発事業「TOKYO TORCH(東京トーチ)」の下水道局棟(D棟)として建設された地上9階、地下3階、高さ53mの高層ビルです。
銭瓶町ポンプ所は、都心の大手町、丸の内などの汚水を水再生センターに送水するポンプ場ですが、稼働から約50年が経過し老朽化したため、ポンプ所の機能を維持しながら再構築されています。
銭瓶町ビルディングに未利用エネルギーである下水熱の特性(※気温と比べて「夏は冷たく、冬は暖かい」下水の温度特性)を利用し、建物の冷暖房用の熱源とする空調システムを採用しており、環境負荷を低減する見込みとなっています。
2022年3月末に竣工し、4月中旬頃に旧施設からの切替、7月中旬から下旬頃に業務開始、8月初旬頃に多目的スペース利用開始となっています。

Google Earthのポリゴンを活用して作成したTOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチ トーチタワー)のイメージです。



ブログ管理人「きりぼうくん」が監修した丸の内ダンジョンについてのコンテンツが株式会社角川アスキー総合研究所様が運営する「丸の内LOVE WALKER」に掲載されました!!
連鎖的に再開発が進み、天空へ次々と伸びていく超高層ビルや地下へどんどん広がっていく地下通路など、都市開発から丸の内、大手町、有楽町エリアを紹介しています!
▶丸の内LOVE WALKER 都市開発マニアが探索!「丸の内ダンジョン」第1回 総延長は◯◯km!? 筋金入りの都市開発マニアが丸の内地下の魅力を独自レポート
2023年4月18日更新
2023年3月20日撮影
TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチ トーチタワー) |
TOKYO TORCH(東京トーチ)は、東京都千代田区大手町二丁目、東京都中央区八重洲一丁目で進められている再開発事業「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業」により建設が進められている日本一の高い地上62階、地下4階、高さ390mの超高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」、地上38階、地下5階、高さ212mの超高層ビル「常盤橋タワー」、地下4階の「変電所棟」、地上9階、地下3階の「銭瓶町ビルディング」から構成される大規模複合施設です。
再開発区域は、東京駅日本橋口前に建つ「日本ビルヂング」や「朝日生命大手町ビル」、「大和呉服橋ビル」、「JXビル」跡地に位置しており、街区の更新と一体的に下水施設、変電所、都市計画駐車場等の広域的な都市基盤を更新・再構築するとともに、東京駅や日本橋等周辺地区を結ぶ地下歩行者ネットワークや地下交通結節空間、常盤橋公園の再整備と一体となった大規模広場等を整備することが目的とされています。
また、更に「東京国際金融センター」構想の実現に資するビジネス交流拠点等を整備するとともに、国際都市東京の魅力を高める都市観光施設を整備するほか、災害時の復旧活動の拠点となる広場や、帰宅困難者の一時滞在施設等を整備するとともに、自立・分散型エネルギーの導入や水の自立化、省エネルギー化による環境負荷低減等を図るものとされています。
TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチ トーチタワー)は、東京都千代田区大手町、東京都中央区八重洲の東京駅日本橋口前で建設中の地上62階、地下4階、高さ390mの超高層ビルです。
TOKYO TORCH(東京トーチ)として再開発が行われている東京駅前常盤橋プロジェクト(大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業)では、合計4棟(※地下含む)が建設され、うち2棟は高さ100m以上の超高層ビルとなります。常盤橋タワーは2021年6月に竣工、地上40階、地下5階、高さ212mの超高層ビルとなっており、Torch Towerは2027年度竣工予定、地上62階、地下4階、高さ390mとなり、日本一の高さを誇る超高層ビルとなります。
地下1階~地上6階には約4,500坪の商業ゾーンが入り、東京・日本の文化を五感で味わえる飲食店舗とエンターテインメント施設を中心に構成されます。また、商業ゾーンの一部には、銭湯発祥の地ともいわれる常盤橋ゆかりの温浴施設「常盤湯」を入れるほか、広場の一角には横丁空間の整備がなされます。
更に低層部分には、多様な通勤手段・働き方への対応として、自転車通勤に対応可能な大規模駐輪場が整備されます。
3階~6階には、現代の芝居小屋をモチーフにした約2,000席の大規模ホールが入り、常盤橋タワーとTorch Towerの間に完成する大規模広場とのコンテンツ連動により、ダイナミックなイベント展開が可能となります。
53階~58階に入るウルトララグジュアリーホテルは、Dorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)が運営し、客室数は110室、53階~55階にホテルロビー階「SKY HILL」が設けられ、付帯施設にはオールデイダイニングやスペシャリティレストラン、フィットネスジム、スパ、プールが入ります。
59階~60階に入るラグジュアリーレジデンスは、高さ300m超えのフロアに専有面積70㎡台~400㎡台の賃貸住戸が約50戸入ります。
東京駅前かつ東京駅・大手町駅直結という高い利便性、日本最高層クラス地上約300m超えからの圧倒的な眺望、高層部に導入するウルトララグジュアリーホテルとのサービス連携によりエクスクルーシブな超都心住機能を有します。
Torch Tower(トーチタワー)の延床面積は都市計画の変更に伴い、49万㎡から54万4,000㎡に規模が拡大されており、日本橋エリアの首都高速道路地下化、八重洲地区再開発による地下ネットワーク化などに伴い、容積率の最高限度が従来の1,760%から1,860%に変更となりました。
また、階数も当初の地上61階から地上63階に拡大しましたが、2022年11月時点では地上62階とされています。
施設構成は、「TOKYO TORCH(東京トーチ) 常盤橋タワー (A棟)」の地下4階~地下2階に駐車場、地下1階~地上3階に商業施設「TOKYO TORCH Terrace(東京トーチテラス)」、3階にカフェテリア、4階~7階に機械室、8階にラウンジ・カンファレンスルーム、9~37階に事務所となります。
「TOKYO TORCH(東京トーチ) Torch Tower(トーチタワー) (B棟)」の地下4階~地下2階に駐車場、地下1階~地上6階に商業施設、3階~6階にエンタメホール、7階~52階に事務所、53階~58階にウルトララグジュアリーホテル、59階~60階にラグジュアリーレジデンス、61階~屋上に展望施設となります。
「変電所棟(C棟)」の地下1階~地下4階に変電所、「TOKYO TORCH(東京トーチ) 銭瓶町ビルディング (D棟)」の地下3階~地上3階に銭瓶町ポンプ所、1階に多目的スペース、4階~8階に事務所となります。
建築主は三菱地所、関係権利者は三菱地所、東京都下水道局、大和証券グループ、三越伊勢丹、東京電力パワーグリッド、有限会社大手町開発、独立行政法人都市再生機構、常盤橋インベストメント特定目的会社、TOKYO390特定目的会社 他、ホテル運営はDorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)、設計はA棟が三菱地所設計、B棟が三菱地所設計、C棟Ⅰ期が三菱地所設計、Ⅱ期が三菱地所設計D棟三菱地所設計、日本水工設計、Torch Tower(B棟)の頂部デザインアドバイザーが藤本壮介建築設計事務所、Torch Tower(B棟)低層部デザインアドバイザーが永山祐子建築設計、広場デザインアドバイザーがFd Landscape、施工はA棟が戸田建設、B棟が清水建設、C棟Ⅰ期が戸田建設、D棟D棟が三井住友建設です。
着工はA棟が2018年1月、B棟が2023年度、C棟Ⅰ期が2018年1月、Ⅱ期が2023年度、D棟が2017年4月上旬、竣工はA棟が2021年6月末、B棟が2027年度、C棟Ⅰ期が2021年6月末、Ⅱ期が2027年度、D棟が2022年3月末となっています。
参考資料、引用元
・TOKYO TORCHの公式ウェブサイト
・東京都 報道発表資料 大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発の施行認可
・東京都 大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業に伴う銭瓶町(ぜにがめちょう)ビルディング(D棟)竣工について
・内閣府 資料1 都市再生特別地区(大手町地区(D-1街区))都市計画(素案)の概要
過去の記事
→2015年9月1日投稿 東京駅前に高さ390mの超高層ビル計画 (常盤橋地区再開発)
→2020年1月21日投稿 東京駅前常盤橋プロジェクト (大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業) B棟 / D棟
→2020年7月9日投稿 東京駅前常盤橋プロジェクト (大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業) B棟/D棟
→2020年8月22日投稿 東京駅前常盤橋プロジェクト (大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業) B棟/D棟
→2021年7月18日投稿 TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)
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→2022年5月30日投稿 TOKYO TORCH(東京トーチ) 銭瓶町ビルディング/Torch Tower(トーチタワー)
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→2021年7月13日投稿 TOKYO TORCH 常盤橋タワー (東京トーチ 常盤橋タワー)
→2022年1月1日 TOKYO TORCH 常盤橋タワー (東京トーチ 常盤橋タワー)
→2022年11月15日投稿 TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチ トーチタワー)

出典:三菱地所/東京センチュリー/Dorchester Collection
概要
名称 | 街区名 | TOKYO TORCH(東京トーチ) |
A棟 | 常盤橋タワー | |
B棟 | Torch Tower(トーチタワー) | |
C棟 | 変電所棟 | |
D棟 | 銭瓶町ビルディング | |
計画名 | 東京駅前常盤橋プロジェクト/大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 | |
name | TOKYO TORCH | |
中文名 | 东京火炬 | |
所在地 | A棟 | 東京都千代田区大手町二丁目6番4 |
B棟 | 東京都千代田区大手町二丁目8番1他、東京都中央区八重洲一丁目2番1他 | |
C棟 | 東京都千代田区大手町二丁目8番1他、東京都中央区八重洲一丁目2番1他 | |
D棟 | 東京都千代田区大手町二丁目6番3 | |
用途 | A棟 | 事務所、店舗、駐車場等 |
B棟 | 事務所、店舗、ホール、ホテル、駐車場等 | |
C棟 | 店舗、変電所、駐車場等 | |
D棟 | 事務所、下水ポンプ場、駐車場等 | |
階数 | A棟 | 地上40階、地下5階 (運用上:地上38階、地下5階) |
B棟 | 地上62階、地下4階 | |
C棟 | 地下4階 | |
D棟 | 地上9階、地下3階 | |
高さ | A棟 | 212m |
B棟 | 390m | |
C棟 | 10m | |
D棟 | 53m | |
構造 | 鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造 | |
A棟 | 地上:鉄骨造、一部柱CFT造 地下:鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造 | |
B棟 | --- | |
C棟 | --- | |
D棟 | --- | |
基礎工法 | 直接基礎、杭基礎 (一部併用) | |
総戸数 | 約50戸 | |
客室数 | 110室 | |
敷地面積 | 街区全体:31,400㎡ | |
A棟 | 約31,372㎡ | |
B棟 | --- | |
C棟 | --- | |
D棟 | --- | |
建築面積 | 街区全体:20,400㎡ | |
A棟 | 4,000㎡ | |
B棟 | 13,200㎡ | |
C棟 | 300㎡ | |
D棟 | 2,900㎡ | |
延床面積 | 街区全体:740,000㎡ | |
A棟 | 146,000㎡ | |
B棟 | 544,000㎡ | |
C棟 | 20,000㎡ | |
D棟 | 30,000㎡ | |
着工 | A棟 | 2018年1月 |
B棟 | 2023年度 | |
C棟 | Ⅰ期:2018年1月 Ⅱ期:2023年度 | |
D棟 | 2017年4月上旬 | |
竣工 | A棟 | 2021年6月末 |
B棟 | 2027年度 | |
C棟 | Ⅰ期:2021年6月末 Ⅱ期:2027年度 | |
D棟 | 2022年3月末 | |
建築主 | 三菱地所 | |
関係権利者:三菱地所、東京都下水道局、大和証券グループ、三越伊勢丹、東京電力パワーグリッド、有限会社大手町開発、独立行政法人都市再生機構、常盤橋インベストメント特定目的会社、TOKYO390特定目的会社 他 | ||
ホテル運営:Dorchester Collection(ドーチェスター・コレクション) | ||
設計 | A棟 | 三菱地所設計 |
B棟 | 三菱地所設計 | |
C棟 | Ⅰ期:三菱地所設計 Ⅱ期:三菱地所設計 | |
D棟 | 三菱地所設計、日本水工設計 | |
Torch Tower(B棟)頂部デザインアドバイザー:藤本壮介建築設計事務所 Torch Tower(B棟)低層部デザインアドバイザー:永山祐子建築設計 広場デザインアドバイザー:Fd Landscape | ||
施工 | A棟 | 戸田建設 |
B棟 | 清水建設 | |
C棟 | Ⅰ期:戸田建設 Ⅱ期:--- | |
D棟 | D棟:三井住友建設 | |
最寄駅 | 東京、日本橋、大手町、三越前 |
建築計画の概要板


位置図
区域図

出典:内閣府
配置図

出典:内閣府
立面図

出典:TOKYO TORCH(東京トーチ)公式サイト
断面図

出典:三菱地所
開発ステップ
2015年8月31日 | 開発計画発表 |
2016年4月1日 | 既存建築物「日本ビルヂング」北側解体着手 |
2016年9月29日 | 東京都による施工認可 |
2017年4月1日 | 権利変換期日 |
2017年4月末 | D棟「銭瓶町ビルディング」着工 |
2018年1月 | A棟「常盤橋タワー」、C棟「変電所棟」Ⅰ期着工 |
2020年9月4日 | 内閣府国家戦略特区 第18回東京都都市再生分科会配布資料公開 |
2020年9月17日 | 街区名を「TOKYO TORCH」に決定、ビル名称も決定 |
2021年6月末 | A棟「常盤橋タワー」、C棟「変電所棟」Ⅰ期竣工 |
2021年7月1日 | 「大手町第2データセンター」開業 |
2021年7月21日 | 商業ゾーン「TOKYO TORCH Terrace」、「TOKYO TORCH Park」の一部が開業 |
2022年1月13日 | Torch Tower高層部分にラグジュアリーレジデンス導入を発表 |
2022年3月末 | D棟「銭瓶町ビルディング」竣工 |
2022年11月8日 | Torch Tower高層部分にウルトララグジュアリーホテル導入を発表 |
2022年10月1日 | 既存建築物「朝日生命大手町ビル」、「日本ビル」解体着手 |
2023年度 | B棟「Torch Tower」、C棟「変電所棟」Ⅱ期着工 |
2027年度 | B棟「Torch Tower」、C棟「変電所棟」Ⅱ期竣工 |
2028年 | ホテル開業 |

出典:三菱地所
フロア構成
▼TOKYO TORCH(東京トーチ) 常盤橋タワー (A棟)
・地下4階~地下2階:駐車場
・地下1階~地上3階:商業施設「TOKYO TORCH Terrace(東京トーチテラス)」
・3階:カフェテリア
・4階~7階:機械室
・8階:ラウンジ・カンファレンスルーム
・9~37階:事務所
▼TOKYO TORCH(東京トーチ) Torch Tower(トーチタワー) (B棟)
・地下4階~地下2階:駐車場
・地下1階~地上6階:商業施設
・3階~6階:エンタメホール
・7階~52階:事務所
・53階~58階:ウルトララグジュアリーホテル
・59階~60階:ラグジュアリーレジデンス(賃貸レジデンス)
・61階~屋上:展望施設
▼変電所棟(C棟)
・地下1階~地下4階:変電所
▼TOKYO TORCH(東京トーチ) 銭瓶町ビルディング (D棟)
・地下3階~地上3階:銭瓶町ポンプ所
・1階:多目的スペース
・4階~8階:事務所
イメージパース
▼街区全体

出典:内閣府
▼TOKYO TORCH(東京トーチ) Torch Tower(トーチタワー)

出典:TOKYO TORCH(東京トーチ)公式サイト
▼TOKYO TORCH(東京トーチ) 常盤橋タワー

出典:三菱地所
▼TOKYO TORCH(東京トーチ) 銭瓶町ビルディング

出典:三菱地所
施設構成・イメージ
皇居前広場から見たTOKYO TORCH(東京トーチ)と丸の内~大手町の超高層ビル群の完成予想パースです。日本一迫力ある超高層ビル群のランドマークとして君臨します。

出典:内閣府
呉服橋交差点地下通路のイメージパースです。

出典:内閣府
呉服橋交差点地下通路の整備範囲の図です。

出典:内閣府
TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)の54階~56階には賃貸レジデンスが入ります。
Torch Towerの地上高さ約300mのフロアに約50戸、専有面積70㎡台~400㎡台を予定しており、東京駅前かつ東京駅・大手町駅直結という高い利便性、日本最高層クラス地上約300mからの圧倒的な眺望、高層部に導入するスーパーラグジュアリーホテルとのサービス連携、足元の約2.0haの屋外空間や複合機能集積により、TOKYO TORCHでしか味わえないエクスクルーシブな超都心住機能を提供するものとされています。

出典:三菱地所
TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)の62階、屋上階には屋外空間併設の展望施設が整備されます。
また、53階~58階までの延べ2万1,400㎡には、Dorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)によるウルトララグジュアリーホテルが入居し、客室数は110室、53階~55階にホテルロビー階「SKY HILL」が設けられ、付帯施設にはオールデイダイニングやスペシャリティレストラン、フィットネスジム、スパ、プールが入ります。

出典:三菱地所/東京センチュリー/Dorchester Collection
「SKY HILL」の完成予想パースです。
頂部デザインは建築家の藤本 壮介氏によるものが採用されています。

出典:三菱地所/東京センチュリー/Dorchester Collection
TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチ トーチタワー)の頂部の完成予想パースです。
TOKYO TORCH(東京トーチ)は、プロジェクトビジョンである「日本を明るく、元気にする」を、デザインにおいても表現しており、夜にはホテルロビー部分が明るく灯る照明計画もなされています。

出典:三菱地所/東京センチュリー/Dorchester Collection
ホテル「メインロビー」の完成予想パースです。
Dorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)は、ロンドンやパリ、ミラノ、ローマ、ロサンゼルスで9カ所のホテルを運営しており、地域の文化や歴史に根差した強い個性と世界最上級のホスピタリティが特徴となっています。

出典:三菱地所/東京センチュリー/Dorchester Collection
ホテル「客室」の完成予想パースです。

出典:三菱地所/東京センチュリー/Dorchester Collection
ホテル「エントランス」の完成予想パースです。

出典:三菱地所/東京センチュリー/Dorchester Collection
TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)低層部分の完成予想パースです。
都心型MICE拠点の整備として、2000席級大規模ホールの整備や観光先進国の実現に資する国際級ホテルの整備、日本の玄関口として多機能を備えたツーリストラウンジの整備が行われます。

出典:三菱地所
大規模ホール外観完成予想パースです。
3階~6階には、現代の芝居小屋をモチーフにした約2,000席の大規模ホール、地下1階~地上6階には商業ゾーンが設けられます。
大規模ホールでは、常盤橋タワーとTorch Tower(B棟)間に設けられる「TOKYO TORCH Park(東京トーチパーク)」とのコンテンツ連動により、ダイナミックなイベント展開が可能となります。
ちなみに商業ゾーンの一部には、銭湯発祥の地ともいわれる常盤橋ゆかりの温浴施設「常盤湯」を整備し、また、広場の一角には横丁空間の整備も予定されています。

出典:三菱地所
環境負荷低減への更なる取組のイメージ図です。
発電効率の良い大規模CGSの活用や・搬送エネルギー削減の為、高層エリアへのサブプラントの設置が行われます。
また、超高層建物の持つエネルギーポテンシャルを活用した発電システムの構築(太陽光・水力・風力)を行うほか、具体例では超高層ビルの高低差を活用した水力発電が挙げられています。
また、ダブルスキンを活用してオフィス内の自然換気を促進するなど、パッシブデザインの概念が取り入れられた超高層ビルとなります。

出典:内閣府
災害復旧活動の拠点・帰宅困難者支援機能の強化もなされます。
かまどベンチやマンホールトイレなどの広場空間における機能実装や災害時の帰宅困難者受け入れ施設として8,000 ㎡、約4,800人収容のホールを防災活用する計画となっています。

出典:内閣府
TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)の北側の常盤橋公園では、首都高速道路日本橋区間地下化事業へ協力し、一体的な川沿いの景観を形成するものとされています。

出典:内閣府
TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー) にて整備される大規模広場「TOKYO TORCH Park(東京トーチパーク)」のイメージスケッチです。
呉服橋交差点地下通路により繋がる日本橋川沿いエリアとも連携して、地下結節空間を設けるものとされています。

出典:内閣府
大規模広場「TOKYO TORCH Park(東京トーチパーク)」には視覚的な情報発信をするために外壁と一体となった大型ビジョンの設置も行われます。

出典:内閣府
TOKYO TORCH (東京トーチ) の街区中央に設けられる大規模広場「TOKYO TORCH Park(東京トーチパーク)」の完成予想パースです。
金属のシャープさとガラスのクールさが際立つA棟とは真逆に、湾曲した外壁や庇、温かみあるアースカラーを採用した外観が特徴のB棟とのコントラストが印象的な都市空間となります。

出典:三菱地所
TOKYO TORCH (東京トーチ) の街区中央に設けられる大規模広場「TOKYO TORCH Park(東京トーチパーク)」の完成予想パースです。
大規模広場の地下には都市計画駐車場や変電所も設けられます。

出典:内閣府
TOKYO TORCH(東京トーチ)の街区中央に設けられる大規模広場「TOKYO TORCH Park(東京トーチパーク)」の完成予想パースです。

出典:内閣府
2023年3月建設状況
TOKYO TORCH(東京トーチ) 常盤橋タワー (A棟)
TOKYO TORCH 常盤橋タワー (東京トーチ 常盤橋タワー) は、東京都千代田区大手町、東京都中央区八重洲の東京駅日本橋口前に建つ地上40階、地下5階、高さ212mの超高層ビルです。
フロア構成は、地下5階~地下3階に駐車場、地下1階~地上3階に店舗の「TOKYO TORCH Terrace (トウキョウトーチテラス)」、1階~2階にエントランス、車寄せ、ロビー、3階にカフェテリアラウンジ「MY Shokudo」、4階~7階に機械室、8階にオフィスサポートフロアとして「就業者専用ラウンジ」や「コンファレンスルーム」、「xLINK(クロスリンク) 常盤橋タワー」が入っており、9~37階に事務所(オフィス)となります。
着工は2018年1月15日、竣工は2021年6月30日、商業ゾーン・大規模広場が開業は2021年7月21日となっており、竣工、開業しています。
→2022年1月1日投稿 TOKYO TORCH 常盤橋タワー (東京トーチ 常盤橋タワー)

TOKYO TORCH(東京トーチ) Torch Tower(トーチタワー) (B棟)
TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)は、東京都千代田区大手町、東京都中央区八重洲の東京駅日本橋口前で建設中の地上62階、地下4階、高さ390mの超高層ビルです。
フロア構成は、地下4階~地下2階に駐車場、地下1階~地上6階に商業施設、3階~6階にエンタメホール、7階~52階に事務所、53階~58階にウルトララグジュアリーホテル、59階~60階にラグジュアリーレジデンス、61階~屋上に展望施設となります。
2023年3月時点では、B棟「Torch Tower(トーチタワー)」計画地に建つ既存建築物である「日本ビルヂング」や「朝日生命大手町ビル」の解体工事が進められていました。

南東側から見たTOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)建設地の様子です。
撮影時は、既存建築物である「日本ビルヂング」や「朝日生命大手町ビル」の解体工事が進められていました。

南側から見たTOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)建設地の様子です。

TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)の建設予定地に建ち、解体工事が進む既存建築物の「朝日生命大手町ビル(地上29階、高さ119.65m)」 の様子です。
ちなみに「朝日生命大手町ビル」は超高層ビルですが、竣工が1971年7月と既に築50年超となっていました。

南西側から見たTOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)建設地の様子です。

解体が進む朝日生命大手町ビル低層部分の様子です。

北西側から見た解体が進む朝日生命大手町ビルの様子です。かなりの高さまで足場が組まれていることが確認できます。

北西側から見たTOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)建設地の様子です。

北東側から見たTOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチトーチタワー)建設地の様子です。

東側から見た解体工事が進められている地上14階、高さ51.4mの既存建築物「日本ビルヂング」です。
1962年7月4日に「第三大手町ビルヂング」の名称で竣工し、「第三大手町ビルヂング」2期が1965年11月26日に竣工、14階建て、延床面積173,016㎡と東洋一の規模のオフィスビルとなり、名称もこの時に「日本ビルヂング」に改められています。
2016年4月から北側半分の部分解体に着手し、現在は南側半分にある既存のポンプ場を移転するためにD棟が建設されています。

北東側から見た解体が進む朝日生命大手町ビルの様子です。

TOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチ トーチタワー)の地下での接続予定箇所の様子です。

常盤橋タワー側からの地下接続部の様子です。既に扉が設けられていますが、閉鎖されています。

東京駅丸の内口側から見た解体工事が進む既存建築物の朝日生命大手町ビルの様子です。

朝日生命大手町ビルは、大手町から丸の内、八重洲の再開発が進み、目立たない存在となっていましたが、新たに建設されるTOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチ トーチタワー)はここからでもかなり目立ちそうです。

2023年4月16日時点では朝日生命大手町ビル全体が足場と仮囲いで覆われていました。

TOKYO TORCH(東京トーチ) 変電所棟(C棟)
TOKYO TORCH(東京トーチ) 変電所棟は、大規模広場「TOKYO TORCH Park(東京トーチパーク)」の地下に位置する地下4階の店舗、変電所、駐車場等から構成される地下施設です。
東京電力常盤橋変電所の更新・再構築が進められており、Ⅰ期は常盤橋タワーと同時に工事が行われ、2018年1月着工、2021年6月末竣工、Ⅱ期はトーチタワーと同時に工事が行われ、2023年度着工、2027年度竣工となっています。

TOKYO TORCH(東京トーチ) 銭瓶町ビルディング (D棟)
TOKYO TORCH(東京トーチ) 銭瓶町ビルディング (D棟)は、東京都千代田区大手町、東京都中央区八重洲の東京駅日本橋口前で進められている大規模再開発事業「TOKYO TORCH(東京トーチ)」の下水道局棟(D棟)として建設された地上9階、地下3階、高さ53mの高層ビルです。
銭瓶町ポンプ所は、都心の大手町、丸の内などの汚水を水再生センターに送水するポンプ場ですが、稼働から約50年が経過し老朽化したため、ポンプ所の機能を維持しながら再構築されています。
銭瓶町ビルディングに未利用エネルギーである下水熱の特性(※気温と比べて「夏は冷たく、冬は暖かい」下水の温度特性)を利用し、建物の冷暖房用の熱源とする空調システムを採用しており、環境負荷を低減する見込みとなっています。
2022年3月末に竣工し、4月中旬頃に旧施設からの切替、7月中旬から下旬頃に業務開始、8月初旬頃に多目的スペース利用開始となっています。

Google Earthイメージ
Google Earthのポリゴンを活用して作成したTOKYO TORCH Torch Tower(東京トーチ トーチタワー)のイメージです。



丸の内LOVE WALKER 都市開発マニアが探索!「丸の内ダンジョン」
ブログ管理人「きりぼうくん」が監修した丸の内ダンジョンについてのコンテンツが株式会社角川アスキー総合研究所様が運営する「丸の内LOVE WALKER」に掲載されました!!
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2023年4月18日更新
2023年3月20日撮影