2023/04/26
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中日ビルは愛知県名古屋市中区栄で建設中の地上33階、地下5階、高さ158.877mの超高層ビルです。
立地は、栄の広小路通南側、久屋大通東側に位置しており、1966年4月26日竣工、地上12階、地下4階の「中部日本ビルディング」を建て替える計画となっています。
外観デザインは、従前の中日ビルの外観をモチーフとした低層部分(基壇部)の上にセットバックしながら空へ伸びていき、中高層部分は格子状フレームをまとったシンボリックな超高層ビルとなります。
フロア構成は地下に地域冷暖房設備(DHC)、地下1階から地上5階に吹き抜けのイベント施設もあるショップ&レストラン、「中日文化センター」や、「全国物産観光センター」、6階に可動式の約600席で、エンタメからビジネスまで利用できる多目的型ホール「中日ホール&カンファレンス」、7階に屋上広場、レストラン、9~22階にオフィス、24~32階に三菱地所の子会社であるロイヤルパークホテルズが運営するホテル「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋」が入ります。
オフィススペックは基準階面積703.0坪(2,327.0㎡)、基準天井高2,800mm、基準床荷重500kg/㎡となり、16階には、オフィスワーカーのための専用ラウンジが入ります。
ホテル「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋」は、約250室の客室に、レストラン(3 か所)、バー、ラウンジ、サウナ、ジムなどの付帯施設も入ります。また、ホテルのシグニチャーレストランには、「中国飯店 春秋」、中国飯店「BAR 蒼」が入ります。
建築主のうち事業主体は中部日本ビルディング、共同事業者として中日新聞、設計は竹中工務店、プロジェクトマネジメント(PJM)支援に三菱地所、コンストラクションマネジメント(CM)に三菱地所設計が入っており、施工は竹中工務店です。
旧中日ビルの閉館は2019年3月31日、既存建築物の解体着手は2019年4月、新築建築物着工は2021年2月1日 、竣工は2023年7月31日、全体開業は2024年春頃となっています。
・中日ビル 公式サイト
・三菱地所グループ/ロイヤルパークホテルズ 栄ホテル計画 ホテル名称&開業月が決定 「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋」2024 年 2 月開業 シグニチャーレストランには「中国飯店 春秋」が出店 -「中日ビル」とともに中部を代表するホテルを目指す-
・中部日本ビルディング (仮称)新中日ビル新築工事着工について
・中部日本ビルディング 中日ビル建て替え基本計画について
・中日ビル (仮称)新中日ビルの名称決定について
・名古屋市 (仮称)新中日ビル(令和2年7月20日提出) 出店概要書
→2016年9月29日投稿 中部日本ビルディング(中日ビル) 再開発建て替え計画
→2018年12月7日投稿 中部日本ビルディング(中日ビル)再開発計画
→2019年2月15日投稿 中部日本ビルディング(中日ビル)再開発計画
→2019年4月17日投稿 中部日本ビルディング(中日ビル)再開発計画
→2019年9月19日投稿 中部日本ビルディング(中日ビル)再開発計画
→2019年12月9日投稿 中部日本ビルディング(中日ビル)再開発計画
→2020年5月6日投稿 中部日本ビルディング(中日ビル)建替計画
→2020年9月23日投稿 中部日本ビルディング建替計画(中日ビル建替計画)
→2021年1月7日投稿 (仮称)中日ビル建替計画/中部日本ビルディング建替計画
→2021年4月21日投稿 (仮称)中日ビル建替計画/中部日本ビルディング建替計画
→2022年1月20日投稿 中日ビル
→2022年4月12日投稿 中日ビル
→2022年6月15日投稿 中日ビル
→2022年9月8日投稿 中日ビル

出典:中日ビル 公式サイト
▼建築計画の概要

▼旅館等指導要綱による標識


出典:名古屋市

出典:名古屋市

出典:中部日本ビルディング
・地下4階~地下5階:地域冷暖房設備(DHC)
・地下3階~地下2階:駐車場
・地下1階~地上5階:ショップ&レストラン
・6階:多目的型ホール「中日ホール&カンファレンス」
・7階:屋上広場、レストラン
・8階:機械室
・9~22階:オフィス
・23階:機械室
・24~32階:ホテル「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋」
・33階:設備スペース

現地にて撮影
中日ビルのロゴです。
かつてのビルのレガシーを継承しながら新しく生まれ変わる中日ビルを、上空から見たイメージとして表現しています。
回転展望レストランをモチーフに屋上広場に引き継がれた円形デザインを、シンプルで親しみやすいグラフィックに落とし込み、新たな歴史を刻んでいきたいという思いを表現しているとのことです。また、イメージカラーのゴールドは、ビルの品格や信頼を表すと同時に、訪れる人々の心を豊かに輝かせる場でありたいという願いが込められています。

出典:中日ビル 公式サイト
北西側から見た中日ビルの完成予想パースです。

出典:中部日本ビルディング
中日ビル高層部分の外観完成予想パースです。
高層部分にはホテルが入りますが、ホテルのエントランスやラウンジが入ると思われるフロアはガラス張りとなっていることがわかります。

現地仮囲いにて撮影
「屋上広場」の完成予想パースです。

出典:中部日本ビルディング
「屋上広場」に隣接して飲食店舗が設けられる計画です。

出典:名古屋市
6階には、エンタメからビジネスまで利用できる可動式約600席が確保された「多目的型ホール」が配置されます。

出典:名古屋市
「屋上広場」の完成予想パースです。

出典:中日ビル 公式サイト
「ショップ&レストラン」の完成予想パースです。

出典:中日ビル 公式サイト
「ショップ&レストラン」の完成予想パースです。

出典:中日ビル 公式サイト
「ショップ&レストラン」の完成予想パースです。

出典:中日ビル 公式サイト
「中日ホール&カンファレンス」の完成予想パースです。

出典:中日ビル 公式サイト
「オフィス」の完成予想パースです。

出典:中日ビル 公式サイト
ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋の「ラウンジ」の完成予想パースです。

出典:中日ビル 公式サイト
ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋の「レストラン店内」の完成予想パースです。

出典:中日ビル 公式サイト
ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋の「客室」の完成予想パースです。

出典:中日ビル 公式サイト
北西側から見た建設中の中日ビルの様子です。
2023年4月時点では、タワークレーンも降ろされ、外観もほぼ完成していました。

真下から見上げた建設中の中日ビルの様子です。

北西側から見た建設中の中日ビルの低層部分の様子です。

中日ビル地下への接続口の様子です。撮影時も仮囲いがなされ、工事が行われていました。

2022年8月23日に上棟式が行われ、2023年1月時点ではカーテンウオールの取り付けもほぼ完了し、低層部分後施工箇所の外装工事が進められていました。
北西側から見た建設中の中日ビルの様子です。

北西側から見た建設中の中日ビル低層部分の様子です。北西側角部の後施工箇所はシートで覆われて外装工事が進められていました。

建設中の中日ビル低層部分の様子です。

低層部分には横格子タイプのルーバーを多用したカーテンウオールが取り付けられていました。

高層部分は、白い格子状のアウトフレームと、黒色の梁部壁面、カーテンウォールのガラスのコントラストが美しい外観意匠となっています。

セットバックした高層階の24~32階に三菱地所の子会社であるロイヤルパークホテルズが運営する約250室のホテル「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック」が入ります。

南西側から見た建設中の中日ビルの様子です。

南西側から見た建設中の中日ビル高層部分の様子です。

南東側から見た建設中の中日ビルの様子です。

南東側から見た建設中の中日ビル低層部分の様子です。

北東側から見た建設中の中日ビルの様子です。

南側、久屋大通公園愛の広場から見上げた建設中の中日ビルの様子です。

RAYARD Hisaya-odori Parkから見た建設中の中日ビルの様子です。遂に上棟、外装材のカーテンウォールが頂部に達しました。2016年の建て替え計画発表から今年で早7年、ようやく完成が見えてきましたね。

超高層ビルとしては珍しく高層部分で大きくセットバックしています。

RAYARD Hisaya-odori Parkと建設中の中日ビルの様子です。

2023年4月26日更新
2023年4月25日撮影/2023年1月1日撮影
中日ビル |
中日ビルは愛知県名古屋市中区栄で建設中の地上33階、地下5階、高さ158.877mの超高層ビルです。
立地は、栄の広小路通南側、久屋大通東側に位置しており、1966年4月26日竣工、地上12階、地下4階の「中部日本ビルディング」を建て替える計画となっています。
外観デザインは、従前の中日ビルの外観をモチーフとした低層部分(基壇部)の上にセットバックしながら空へ伸びていき、中高層部分は格子状フレームをまとったシンボリックな超高層ビルとなります。
フロア構成は地下に地域冷暖房設備(DHC)、地下1階から地上5階に吹き抜けのイベント施設もあるショップ&レストラン、「中日文化センター」や、「全国物産観光センター」、6階に可動式の約600席で、エンタメからビジネスまで利用できる多目的型ホール「中日ホール&カンファレンス」、7階に屋上広場、レストラン、9~22階にオフィス、24~32階に三菱地所の子会社であるロイヤルパークホテルズが運営するホテル「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋」が入ります。
オフィススペックは基準階面積703.0坪(2,327.0㎡)、基準天井高2,800mm、基準床荷重500kg/㎡となり、16階には、オフィスワーカーのための専用ラウンジが入ります。
ホテル「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋」は、約250室の客室に、レストラン(3 か所)、バー、ラウンジ、サウナ、ジムなどの付帯施設も入ります。また、ホテルのシグニチャーレストランには、「中国飯店 春秋」、中国飯店「BAR 蒼」が入ります。
建築主のうち事業主体は中部日本ビルディング、共同事業者として中日新聞、設計は竹中工務店、プロジェクトマネジメント(PJM)支援に三菱地所、コンストラクションマネジメント(CM)に三菱地所設計が入っており、施工は竹中工務店です。
旧中日ビルの閉館は2019年3月31日、既存建築物の解体着手は2019年4月、新築建築物着工は2021年2月1日 、竣工は2023年7月31日、全体開業は2024年春頃となっています。
参考資料、引用元
・中日ビル 公式サイト
・三菱地所グループ/ロイヤルパークホテルズ 栄ホテル計画 ホテル名称&開業月が決定 「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋」2024 年 2 月開業 シグニチャーレストランには「中国飯店 春秋」が出店 -「中日ビル」とともに中部を代表するホテルを目指す-
・中部日本ビルディング (仮称)新中日ビル新築工事着工について
・中部日本ビルディング 中日ビル建て替え基本計画について
・中日ビル (仮称)新中日ビルの名称決定について
・名古屋市 (仮称)新中日ビル(令和2年7月20日提出) 出店概要書
過去の記事
→2016年9月29日投稿 中部日本ビルディング(中日ビル) 再開発建て替え計画
→2018年12月7日投稿 中部日本ビルディング(中日ビル)再開発計画
→2019年2月15日投稿 中部日本ビルディング(中日ビル)再開発計画
→2019年4月17日投稿 中部日本ビルディング(中日ビル)再開発計画
→2019年9月19日投稿 中部日本ビルディング(中日ビル)再開発計画
→2019年12月9日投稿 中部日本ビルディング(中日ビル)再開発計画
→2020年5月6日投稿 中部日本ビルディング(中日ビル)建替計画
→2020年9月23日投稿 中部日本ビルディング建替計画(中日ビル建替計画)
→2021年1月7日投稿 (仮称)中日ビル建替計画/中部日本ビルディング建替計画
→2021年4月21日投稿 (仮称)中日ビル建替計画/中部日本ビルディング建替計画
→2022年1月20日投稿 中日ビル
→2022年4月12日投稿 中日ビル
→2022年6月15日投稿 中日ビル
→2022年9月8日投稿 中日ビル

出典:中日ビル 公式サイト
概要
名称 | 中日ビル |
計画名 | 中部日本ビルディング建替計画(中日ビル建替計画) |
name | Chunichi Building |
中文名 | 中日大厦 |
所在地 | 地名地番:愛知県名古屋市中区栄四丁目101番、105番3、106番~111番 住居表示:愛知県名古屋市中区栄四丁目1番1 |
用途 | 事務所、ホテル、店舗、駐車場、ホール、地域冷暖房施設(DHC) |
階数 | 地上33階、地下5階 |
高さ | 158.877m |
構造 | 鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造 |
基礎工法 | --- |
客室数 | 約250室 |
敷地面積 | 6,862.35㎡ |
建築面積 | 5,952.71㎡ |
延床面積 | 117,267.00㎡ |
着工 | 2021年2月1日 (解体着手:2019年4月/起工式:2021年1月30日) |
竣工 | 2023年7月31日 |
建築主 | 事業主体:中部日本ビルディング 共同事業者:中日新聞 |
設計 | 竹中工務店、プロジェクトマネジメント(PJM)支援 三菱地所、コンストラクションマネジメント(CM) 三菱地所設計 |
施工 | 竹中工務店 |
最寄駅 | 栄、栄町 |
建築計画の概要板
▼建築計画の概要

▼旅館等指導要綱による標識

位置図
区域図

出典:名古屋市
配置図

出典:名古屋市
断面図

出典:中部日本ビルディング
フロア構成
・地下4階~地下5階:地域冷暖房設備(DHC)
・地下3階~地下2階:駐車場
・地下1階~地上5階:ショップ&レストラン
・6階:多目的型ホール「中日ホール&カンファレンス」
・7階:屋上広場、レストラン
・8階:機械室
・9~22階:オフィス
・23階:機械室
・24~32階:ホテル「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋」
・33階:設備スペース
イメージパース

現地にて撮影
施設構成・イメージ
中日ビルのロゴです。
かつてのビルのレガシーを継承しながら新しく生まれ変わる中日ビルを、上空から見たイメージとして表現しています。
回転展望レストランをモチーフに屋上広場に引き継がれた円形デザインを、シンプルで親しみやすいグラフィックに落とし込み、新たな歴史を刻んでいきたいという思いを表現しているとのことです。また、イメージカラーのゴールドは、ビルの品格や信頼を表すと同時に、訪れる人々の心を豊かに輝かせる場でありたいという願いが込められています。

出典:中日ビル 公式サイト
北西側から見た中日ビルの完成予想パースです。

出典:中部日本ビルディング
中日ビル高層部分の外観完成予想パースです。
高層部分にはホテルが入りますが、ホテルのエントランスやラウンジが入ると思われるフロアはガラス張りとなっていることがわかります。

現地仮囲いにて撮影
「屋上広場」の完成予想パースです。

出典:中部日本ビルディング
「屋上広場」に隣接して飲食店舗が設けられる計画です。

出典:名古屋市
6階には、エンタメからビジネスまで利用できる可動式約600席が確保された「多目的型ホール」が配置されます。

出典:名古屋市
「屋上広場」の完成予想パースです。

出典:中日ビル 公式サイト
「ショップ&レストラン」の完成予想パースです。

出典:中日ビル 公式サイト
「ショップ&レストラン」の完成予想パースです。

出典:中日ビル 公式サイト
「ショップ&レストラン」の完成予想パースです。

出典:中日ビル 公式サイト
「中日ホール&カンファレンス」の完成予想パースです。

出典:中日ビル 公式サイト
「オフィス」の完成予想パースです。

出典:中日ビル 公式サイト
ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋の「ラウンジ」の完成予想パースです。

出典:中日ビル 公式サイト
ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋の「レストラン店内」の完成予想パースです。

出典:中日ビル 公式サイト
ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋の「客室」の完成予想パースです。

出典:中日ビル 公式サイト
2023年4月建設状況
北西側から見た建設中の中日ビルの様子です。
2023年4月時点では、タワークレーンも降ろされ、外観もほぼ完成していました。

真下から見上げた建設中の中日ビルの様子です。

北西側から見た建設中の中日ビルの低層部分の様子です。

中日ビル地下への接続口の様子です。撮影時も仮囲いがなされ、工事が行われていました。

2023年1月建設状況
2022年8月23日に上棟式が行われ、2023年1月時点ではカーテンウオールの取り付けもほぼ完了し、低層部分後施工箇所の外装工事が進められていました。
北西側から見た建設中の中日ビルの様子です。

北西側から見た建設中の中日ビル低層部分の様子です。北西側角部の後施工箇所はシートで覆われて外装工事が進められていました。

建設中の中日ビル低層部分の様子です。

低層部分には横格子タイプのルーバーを多用したカーテンウオールが取り付けられていました。

高層部分は、白い格子状のアウトフレームと、黒色の梁部壁面、カーテンウォールのガラスのコントラストが美しい外観意匠となっています。

セットバックした高層階の24~32階に三菱地所の子会社であるロイヤルパークホテルズが運営する約250室のホテル「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック」が入ります。

南西側から見た建設中の中日ビルの様子です。

南西側から見た建設中の中日ビル高層部分の様子です。

南東側から見た建設中の中日ビルの様子です。

南東側から見た建設中の中日ビル低層部分の様子です。

北東側から見た建設中の中日ビルの様子です。

南側、久屋大通公園愛の広場から見上げた建設中の中日ビルの様子です。

RAYARD Hisaya-odori Parkから見た建設中の中日ビルの様子です。遂に上棟、外装材のカーテンウォールが頂部に達しました。2016年の建て替え計画発表から今年で早7年、ようやく完成が見えてきましたね。

超高層ビルとしては珍しく高層部分で大きくセットバックしています。

RAYARD Hisaya-odori Parkと建設中の中日ビルの様子です。

2023年4月26日更新
2023年4月25日撮影/2023年1月1日撮影