2015/10/25
名鉄瀬戸線喜多山付近高架化事業は「一般国道302号及び都市計画道路守山本通線と名古屋鉄道瀬戸線との立体交差事業」という名称で、現在、名鉄瀬戸線と平面交差する国道302号線の他に瀬戸街道などの踏切で常時発生する渋滞や朝の通勤ラッシュ時間帯に起こる開かずの踏切を廃止するために計画されました。
現在は仮線の敷設が行われ、間もなく下り線の仮線での運用が始まると思われます。
◆過去の記事
→名鉄瀬戸線喜多山付近高架化工事 2014年8月
→名鉄瀬戸線喜多山付近高架化工事 2014年12月
→2015年5月10日投稿 名鉄瀬戸線 喜多山付近高架化工事 2015年5月

■概要
・名称: 一般国道302号及び都市計画道路守山本通線と名古屋鉄道瀬戸線との立体交差事業
・区間: 守山区小幡南二丁目から大森二丁目 ( 小幡駅~大森・金城学院前駅 約1.9㎞)
・着工予定:2014年度
・竣工予定:2019年度
→名古屋市 一般国道302号及び都市計画道路守山本通線と名古屋鉄道瀬戸線との立体交差事業
高架化西端にある小幡駅です。
小幡駅は駅周辺の再開発や駅舎の整備が行われ、守山区の中心部として都市型の橋上駅となっています。

高架化の西端部分では仮線が現行の線路の北側に敷かれています。

守山区内はこの様な下町の住宅街が広がり、カーブも数多く存在します。
高架化によってどれくらい曲線改良されるのか興味がありますが、あまり変わらないと思われます。
ちなみに写真に写っている電車は4000系で2013年度までに旧型車両から全て置き換わりましたが少し前に3300系と呼ばれる名鉄本線と同型の車両が導入されました。
試運転だけ行われ営業運転にはついていませんが、仮線での運用開始と同時に喜多山折り返しができなくなるのでその時から運用開始となるのでしょうか。

名鉄瀬戸線は1905年に開通した名古屋でもかなり歴史のある古い鉄道路線で、この様に石畳の通路がある踏切も存在します。

一部の踏切では仮線部分も整備されてきました。

仮線を見てみるとPC枕木にしっかりした道床で現行の木製枕木よりも仮線のほうが乗り心地が良さそうな感じです。

瀬戸街道との平面交差部分です。
ここは斜めに横断する形になるので、遮断機の距離が長くなり、写真の通り珍しい形状の遮断機が使用されています。

喜多山駅西側の留置線は現在でも使われていますが、仮線での運用が始まった時はどうなるのでしょうか。

喜多山駅です。
名鉄瀬戸線の栄町から尾張瀬戸間のちょうど真ん中にある駅ですが、ボロボロの駅で昭和時代の田舎の地方私鉄っぽさが残っています。
喜多山駅は乗務区もある大きな駅ですが、2013年度の一日平均乗降客数は6,008人と1992年の8,402人から激減しています。

喜多山駅の駅前通りです。
最近、第三銀行やコンビニの入る喜多山ビルができましたが、周辺は高層マンションも少なく、密度の低い街並みです。

喜多山駅の仮駅の様子です。
喜多山駅の仮線下り線ホームはスロープも設置されていました。

2面3線のホームになるらしく、下り線では上屋も整備されていました。

ホームには点字ブロックが並べられ、島式ホームであることがわかります。
下り線は島式ホームになり、緩急接続が行われるようになると思われますが、上り線は柱の基礎部分の様子を見る限り、対向式ホームで緩急接続はできないホームになるみたいです。

東側から見た喜多山駅です。
ここから下り線は分岐するようです。

国道302号線との平面交差部分です。
ここの踏切は交通量も多く、朝ラッシュ時は非常に大渋滞しています。

喜多山駅から大森・金城学院前駅間も仮線ができてきました。
残るは国道302号線との平面交差など踏切部分の仮線整備が行われれば仮線での運行が始まると思われます。

整理番号k-2015-10-01
現在は仮線の敷設が行われ、間もなく下り線の仮線での運用が始まると思われます。
◆過去の記事
→名鉄瀬戸線喜多山付近高架化工事 2014年8月
→名鉄瀬戸線喜多山付近高架化工事 2014年12月
→2015年5月10日投稿 名鉄瀬戸線 喜多山付近高架化工事 2015年5月

■概要
・名称: 一般国道302号及び都市計画道路守山本通線と名古屋鉄道瀬戸線との立体交差事業
・区間: 守山区小幡南二丁目から大森二丁目 ( 小幡駅~大森・金城学院前駅 約1.9㎞)
・着工予定:2014年度
・竣工予定:2019年度
→名古屋市 一般国道302号及び都市計画道路守山本通線と名古屋鉄道瀬戸線との立体交差事業
高架化西端にある小幡駅です。
小幡駅は駅周辺の再開発や駅舎の整備が行われ、守山区の中心部として都市型の橋上駅となっています。

高架化の西端部分では仮線が現行の線路の北側に敷かれています。

守山区内はこの様な下町の住宅街が広がり、カーブも数多く存在します。
高架化によってどれくらい曲線改良されるのか興味がありますが、あまり変わらないと思われます。
ちなみに写真に写っている電車は4000系で2013年度までに旧型車両から全て置き換わりましたが少し前に3300系と呼ばれる名鉄本線と同型の車両が導入されました。
試運転だけ行われ営業運転にはついていませんが、仮線での運用開始と同時に喜多山折り返しができなくなるのでその時から運用開始となるのでしょうか。

名鉄瀬戸線は1905年に開通した名古屋でもかなり歴史のある古い鉄道路線で、この様に石畳の通路がある踏切も存在します。

一部の踏切では仮線部分も整備されてきました。

仮線を見てみるとPC枕木にしっかりした道床で現行の木製枕木よりも仮線のほうが乗り心地が良さそうな感じです。

瀬戸街道との平面交差部分です。
ここは斜めに横断する形になるので、遮断機の距離が長くなり、写真の通り珍しい形状の遮断機が使用されています。

喜多山駅西側の留置線は現在でも使われていますが、仮線での運用が始まった時はどうなるのでしょうか。

喜多山駅です。
名鉄瀬戸線の栄町から尾張瀬戸間のちょうど真ん中にある駅ですが、ボロボロの駅で昭和時代の田舎の地方私鉄っぽさが残っています。
喜多山駅は乗務区もある大きな駅ですが、2013年度の一日平均乗降客数は6,008人と1992年の8,402人から激減しています。

喜多山駅の駅前通りです。
最近、第三銀行やコンビニの入る喜多山ビルができましたが、周辺は高層マンションも少なく、密度の低い街並みです。

喜多山駅の仮駅の様子です。
喜多山駅の仮線下り線ホームはスロープも設置されていました。

2面3線のホームになるらしく、下り線では上屋も整備されていました。

ホームには点字ブロックが並べられ、島式ホームであることがわかります。
下り線は島式ホームになり、緩急接続が行われるようになると思われますが、上り線は柱の基礎部分の様子を見る限り、対向式ホームで緩急接続はできないホームになるみたいです。

東側から見た喜多山駅です。
ここから下り線は分岐するようです。

国道302号線との平面交差部分です。
ここの踏切は交通量も多く、朝ラッシュ時は非常に大渋滞しています。

喜多山駅から大森・金城学院前駅間も仮線ができてきました。
残るは国道302号線との平面交差など踏切部分の仮線整備が行われれば仮線での運行が始まると思われます。

整理番号k-2015-10-01