公園西駅周辺土地区画整理事業は愛知県長久手市に位置する東部丘陵線(リニモ)公園西駅周辺の土地区画整理事業で、公園西駅北側の商業街区には北欧の家具店であるIKEA(イケア)が出店予定となっています。
現在はイケア出店予定地付近は造成中、駅南側の居住街区も造成中となっているほか、区画整理事業地周辺には既に宅地開発された場所やこれから開発予定の箇所もあります。
◆過去の記事
→2014年11月14日投稿 IKEA長久手
・参考、引用
→長久手市 公園西駅周辺土地区画整理事業
◆IKEA(イケア)長久手
北欧発祥、世界最大の家具販売店であるイケアが愛知県長久手市に20,000㎡の店舗を出店する計画で、隣接する愛・地球博記念公園(モリコロパーク)との連続性を考慮し緑と調和した店舗となるようです。
一時期は2013年出店が噂されていましたが、土地区画整理事業の見直しや施工の遅れからイケアの出店辞退まで耳にするような状態でしたが、何とか着工を目指しての動きが再開したようです。
・参考、引用
→愛知県 商業流通課 (仮称)イケア長久手
■概要
・名称 (仮称)IKEA長久手
・所在地 愛知県長久手市神門前
・階数 地上3階、地下1階建て(店舗棟)
・敷地面積 48,128.6㎡
・建築面積 31,191.19㎡
・延床面積 66,819.31㎡
・店舗面積 20,000㎡
・駐車台数 1,450台
・着工 2016年8月上旬
・竣工 2017年8月上旬
・開店予定日 2018年から2019年(詳細未定)
・最寄駅 公園西
イケア建設予定地を南側から見た様子です。
現在は造成が完了し、3月末に造成を行った長久手市からイケアへ土地が引き渡される計画で進んでいる模様です。 →流通ニュース イケア/2016年3月に愛知県長久手市で出店用地を引き受け
流通ニュースから拝借したイケアの完成予想図です。
手前がリニモの公園西駅で目の前にイケア、周囲は田んぼや森林などの田園地帯となっています。
イケア長久手東側にある神明社とイケアの建物です。
道路と建物との間には並木が植えられ、周囲の景観に配慮する計画となっています。
現在の神明社です。静かな森に佇む神社という雰囲気でした。
イケア長久手はリニモ公園西駅とペデストリアンデッキで結ばれ、駅と直結する計画です。
流通ニュースには現在の公園西駅乗降客数は約1200人で、イケア出店後は1日平均乗降客数約3900人(約3倍)を見込むとあり、家具店でありながらもリニモで来店する層もターゲットとしています。
ちなみに現在は一日平均乗降客数1,178人(2013年度)で自分が降りた時もほかに2人しか降りなかったので寂しい駅でしたが、イケアがオープンすると利用者数も増えて賑やかになりそうですね。
イケア長久手の北側は都市区画整理事業地外で田園地帯が残される予定となっています。
ちなみに目の前に見える巨大なタワーは愛知県瀬戸市の瀬戸デジタルタワーでここから十数分歩くと隣の瀬戸市となります。
続いて公園西駅周辺土地区画整理事業の南側です。
南側は主に住宅エリアとなる予定で2023年に事業完了予定、計画戸数は約480戸、計画人口は約1200人となっています。
現在はこの様に道路整備と造成が行われていました。
公園西駅周辺土地区画整理事業全てで約20.6haもあるのでまずは駅前街区からといったところです。
ちなみにアイデアコンペでは緑豊かな低層集合住宅となっていましたが実際はどんな街並みになるのでしょうか。
ちなみに事業地西側も民間の会社により宅地開発される予定らしく、
このように宅地開発計画の概要がありました。
300戸もの宅地ができるようで山を切り開く計画で進んでいます。
個人的にはモリコロパークにも近いこの場所で広大な面積の山を切り開くよりも、道路沿いに屋上緑化や壁面緑化を施した高層マンションを並べて自然を保護したほうが良いかなと思いましたが、愛知県では高層住宅よりも戸建てのニーズが高いのでここは仕方がないですね。。
既に一つ南側では同程度の規模で宅地分譲が行われていました。
ここも愛知万博時には何もない森でしたが長久手市の人気上昇から宅地開発が進み、現在では315もの家族が生活を営む場となりました。
ちなみに住宅地内はこんな感じで新興住宅街でした。
整理番号 長久手-0001-02
2016/03/29
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