名鉄瀬戸線喜多山付近高架化事業は「一般国道302号及び都市計画道路守山本通線と名古屋鉄道瀬戸線との立体交差事業」という名称で、現在、名鉄瀬戸線と平面交差する国道302号線の他に瀬戸街道などの踏切で常時発生する渋滞や朝の通勤ラッシュ時間帯に起こる開かずの踏切を廃止するために計画されました。
現在は喜多山駅構内の仮線敷設が行われ、間もなく下り線の仮線での運用が始まると思われます。
◆過去の記事
→名鉄瀬戸線喜多山付近高架化工事 2014年8月
→名鉄瀬戸線喜多山付近高架化工事 2014年12月
→2015年5月10日投稿 名鉄瀬戸線 喜多山付近高架化工事 2015年5月
→2016年2月26日投稿 名鉄瀬戸線喜多山付近高架化事業
■概要
・名称: 一般国道302号及び都市計画道路守山本通線と名古屋鉄道瀬戸線との立体交差事業
・区間: 守山区小幡南二丁目から大森二丁目 ( 小幡駅~大森・金城学院前駅 約1.9㎞)
・着工予定:2014年度
・竣工予定:2019年度
→名古屋市 一般国道302号及び都市計画道路守山本通線と名古屋鉄道瀬戸線との立体交差事業
喜多山駅に新たに設置された仮ホームです。
仮ホームは1、2番ホームとなり、尾張瀬戸方面は構造上では緩急接続(速達列車が各停を追い抜く際、乗り換えができること)が行えるようになります。
新たな通路も整備され、仮ホームでも構内踏切ができるようです。
こちらはまだ造成中でした。
仮駅舎にはLED式発車案内装置が取り付けられています。
上り、栄町方面は3番ホームのみとなり、仮ホームの段階では緩急接続ができない構造になるようですね。
喜多山駅前の通りです。
駅前の商業集積が低い点と歩いている人が少ないことを除けば、京王井の頭線沿線や東急大井町線沿線にありそうな光景です。
駅周辺は狭小住宅が並ぶ割りに密度が低いので、高架化を機会に鳴海や知立のように再開発が進めば良いなと思います。
両駅間の仮線敷設は完了しており、残るは喜多山駅構内の仮線敷設を待つだけです。
瀬戸街道と平面交差する踏切です。朝ラッシュ時は片側だけでも4分間隔で電車が通過するので大渋滞が発生します。
昼間も平均して片側7.5分間隔で電車が通過するので、わりと頻繁に遮断されています。
ちなみに昼間の一時間あたりの電車の本数は鶴舞線や桜通線と同じ本数(普通、準急、急行全て含めた本数)なので渋滞が発生してしまうのも頷けます。
瀬戸街道と平面交差する踏切も路盤が完成していました。
大森寄りの国道302号線との平面交差です。
こちらも新たに踏切が整備される予定となっていました。
今年秋頃から緩急接続がなされるとの噂が…
ということでOuDiaで夕方の下りダイヤを作ってみました。
お遊び程度なのでかなり適当ですが、夕方ラッシュ時でも普通停車駅は15分間隔でしか電車が来ず不便な現状と終電が早すぎる点や尾張旭以東の過剰な輸送力の適正化は図れるのかなとは思いました。
整理番号k-2016-06-09
2016/06/11
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