AKASAKA K-TOWER(赤坂Kタワー)は東京都港区元赤坂に建つ30階建て、高さ157.93mの超高層ビルで、鹿島建設旧本社ビルの再開発として建設され、柱梁部分を白と濃灰色を基調とする洗練された建物であった外観デザインを継
て、最新のアウトフレーム構造に反映させているようです。
ちなみに26階から30階には高級賃貸マンションである「AKASAKA K-TOWER RESIDENCE」が入居しています。
■概要
・名称 AKASAKA K-TOWER(赤坂Kタワー)
・所在地 東京都港区元赤坂1丁目2番7
・階数 地上30階、地下3階建て
・高さ 157.93m
・構造 鉄筋コンクリート造、鉄骨造 (制震構造)
・総戸数 44戸(AKASAKA K-TOWER RESIDENCE)
・敷地面積 5,121.21㎡
・建築面積 2,310.03㎡
・延床面積 53,777.03㎡
・着工 2008年12月
・竣工 2012年1月
・建築主 鹿島建設
・施工 鹿島・鉄建建設共同企業体
・最寄駅 赤坂見附、永田町、赤坂
(2016年3月15日撮影)
東側から見上げたAKASAKA K-TOWER(赤坂Kタワー)の様子です。
AKASAKA K-TOWER(赤坂Kタワー)はダブルアウトフレームが特徴的で耐震性を高めるだけでなく、アウトフレームにより室内へ注ぐ直射日光を防ぐことによって冷暖房の効率向上から環境負荷を減らすこともできるようです。
最も外側のフレームは2フロア分で1層となっているので実際よりも建物高さが低く感じる錯覚を起こします。
北側から見たAKASAKA K-TOWER(赤坂Kタワー)です。
黒と白のコントラストの美しさと入り組みながらもシンプルな形状の柱の構成から和の趣も感じられる外観となっています。
設計から建設まですべて鹿島建設で行い、2012年にはグッドデザイン賞も受賞しています。
構造美を重視して建物の構造体を見せる工夫をしたため、制震ダンパーもアウトフレームに取り付けられていることを確認できました。
エントランス部分はエメラルドグリーンのガラスの箱のような感じで透明感抜群でした。
地上には公開空地が設けられ、数多くの木々が植えられています。
整理番号B-0411-01
2016/06/24
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