青葉シンボルロード(青葉緑地)は静岡県静岡市葵区呉服町の静岡市役所・葵区役所から常磐公園までの約500mを結ぶ街路で、幅員は約36m、中央に歩行者専用空間、両端に車道を配した街路設計となっています。
青葉シンボルロード(青葉緑地)は商業地域に属し、周辺は飲食店やオフィスビル、商業施設が並び、都心の憩いの場となっています。
◆参考資料、引用元
静岡新聞 青葉緑地(青葉シンボルロード)
静岡市 静岡市都心地区まちづくり戦略
静岡市 都市計画情報
青葉シンボルロード(青葉緑地)と似たような街路計画は愛知県名古屋市の「久屋大通公園」、北海道札幌市の「大通公園」、宮城県仙台市の「定禅寺通」、広島県広島市の「平和大通り」等がありますが、ここ静岡の青葉シンボルロード(青葉緑地)は車道が片側1車線で、よりヒューマンスケールで落ち着ける空間となっていることが特徴です。
ちなみにこうした広幅の街路を都心に配置する都市計画は防火対策を踏まえた、戦後の都市計画の基本でした。
そのため、全国に似たような場所が点在しています。
青葉シンボルロード(青葉緑地)には様々なモニュメントが存在します。
「出会い」と名付けられたこの銅像は高さが約2mの巨大なサラリーマンが道でばったり出会うさまが表現されています。
こちらは水盤と噴水。
こうした親水空間があると空間に潤いが生まれますね。
この先には常盤公園という公園があります。
青葉シンボルロード(青葉緑地)にはモニュメントの他にベンチも数多く設置されています。
ストリートファニチャーが多く、歩いていても楽しい空間が形成されているだけでなく、ちょっとした休憩や気分転換にもってこいの場所でした。
最後はGoogleEarthを使った簡単な配置図。
この都心の憩いの空間では毎年、冬になるとイルミネーションが点灯し、街を温かく華やかに照らすようです。
○まちづくり・都市景観 No.4 青葉シンボルロード(青葉緑地) 都市景観
2016/10/17
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