※お詫びと訂正
当初、碧海信用金庫が区画整理区域内にあると載せましたが、実際は区画整理区域外でした。申し訳ございません。
西三河都市計画事業安城南明治土地区画整理事業は愛知県安城市で行われている大規模な区画整理事業で、JR安城駅南側約25.2haを2019年までに区画整理する計画となっています。
施行区は安城南明治第一と安城南明治第二土地区画整理事業に分けて行われています。
ここの土地区画整理事業は長久手市や尾張旭市、日進市で行われているような組合方式ではなく、行政が進める公共団体施行であることが特徴です。
◆参考資料、引用元
安城市 安城南明治土地区画整理事業の概要
安城市中心市街地拠点整備事業
安城市 中心市街地拠点施設(アンフォーレ)
■概要
・名称 西三河都市計画事業安城南明治土地区画整理事業
・開発面積 25.2ha
・着工 2009年4月1日
・完工 2019年3月31日予定
・総事業費 275.9億円
・計画戸数 ---
・計画人口 2,222人
・施行者 安城市
(2016年10月撮影)
参考資料から拝借した西三河都市計画事業安城南明治土地区画整理事業の全体計画図です。
北部に中心市街地拠点施設や広々とした公園が設けられます。
西三河都市計画事業安城南明治土地区画整理事業は駅からも近く、事業地周辺はこのように既に美しい街並みが形成されている場所もあります。
2017年6月1日オープン予定の「アンフォーレ」です。
アンフォーレには図書館や証明書発行窓口等の入る公共施設棟、スーパーマーケットやカルチャースクールの入る民間商業施設、イベント広場や公園が整備されます。
アンフォーレの外観完成予想図です。
現在は仮設のシートが外されたようなのでこの通り、仕上がっているかと思います。
アンフォーレの地下1階には約250席のホール、控室兼会議室、1階には総合案内窓口、多目的室、証明等発行窓口、カフェ、2階から4階には図書情報館5階は事務室等となっています。
子育て支援施設やラーニングコモンズを行える場所が整備されるなど、現代の需要に合わせた最新の設備となっているようです。
アンフォーレの北側にはJAあいち中央本店ビルがあります。
区画整理区域すぐ外側には碧海信用金庫の本店ビルもあります。
一部はこのように整備が完了し、交差点はカラー化された場所もありました。
周辺は既存のマンションや住宅が多く建っています。
土地区画整理後もこのままなのか、解体されてしまうのか気になるところですね。
古い商店街らしき場所もありましたが、ここも区画整理区域に含まれるため、解体される計画となっています。
こちらも細い道が伸びており、道幅は4m未満のいわゆる二項道路と呼ばれる道路です。
古い家屋がところ狭しと並びますが、こういった景色も写真にはなるので良いですね。
ただ、防災上や美観上問題があるので一掃されます。
一部の都市計画道路も完成に近づいていました。
目の前で建設中の高層マンションは15階建て、総戸数82戸のグランドメゾン安城です。
区画整理地内に建てられました。
現在はこのように空き地と空き家、既存家屋が点在するこのエリアも区画整理される計画です。
何とも趣深い古びた建物がありました。
JR安城駅です。屋外型のペデストリアンデッキと広場が特徴的で一日平均乗降客数は2万1,922人、ペデストリアンデッキ下にはロータリーとなっています。
駅前の商業集積や賑わいもそこそこで飲食店の入るビルも建っていたりしました。
ちなみに安城市の人口は18万6,806人で今も人口は増え続けています。
整理番号 土地区画整理0003-01