25階建ての住宅棟は敷地西側に建設予定で、住宅棟延床面積は18,935㎡、敷地東側の商業業務棟は1-4階が商業施設、5-7階が業務施設が入ります。
また、敷地中央には688台収容の立体駐車場も建設されます。
◆参考資料、引用元
多治見駅南地区再開発準備組合 公式サイト
建設通信新聞 竹中工務店と基本協定/多治見駅南地区建設系事業協力/再開発準備組合

■概要
・名称 多治見駅南地区第一種市街地再開発事業
・所在地 岐阜県多治見市音羽町2丁目、本町1丁目、田代町1丁目(住宅棟:田代町1丁目11付近)
・階数 地上25階建て
・高さ 約82m(詳細不明/推定高さ)
・構造 -
・総戸数 150戸~160戸
・敷地面積 約16,200㎡
・建築面積 約9,800㎡
・延床面積 約67,400㎡
・着工 2018年度
・竣工 2020年度
・建築主 多治見駅南地区再開発準備組合(事業協力者:フージャースコーポレーション)
・設計 大建設計
・施工 竹中工務店
・最寄駅 多治見
(2017年5月5日撮影)
住宅棟が建設される敷地西側付近を見た様子です。
現在は駐車場となっており、せっかくの駅前立地を活用できていない状態でした。

多治見駅南口から見た多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の様子です。
現在は駅前のスーパー「パワーズ」を中心とした商業施設の「プラザ・テラ」が建っていますが、再開発時には解体される予定です。
前回訪れた時から約2年ほど経ちましたが、着工時期は2018年度なので変化はありません。
ただ、住宅棟の規模が24階から25階建てに割り増しされ、記事の書き直しということで着工前の再投稿です。

駐車場も既存建築物も着工前なので全く変化がありませんでした。

参考資料から拝借した平面図です。
駅のある側に商業施設、駅から遠い場所に住宅棟や公園が配置されます。
駅から駐車場へ行く動線の途中に商業施設があり、パーク&ライドが進むと、人の往来ができるため賑わうことでしょう。

こちらも拝借した断面図です。

南側だけでなく、多治見駅北側も都市開発が進みます。
コンパクトシティを目指して拠点である行政機関の多治見市役所 駅北庁舎が平成27年に開業しています。

多治見駅構内です。
多治見駅は年々利用者が減っており、2014年度は一日平均乗降客数27,188人で利用者数の減少を食い止め、人の行き来を増やしていくことが今後の課題となります。
多治見は美濃焼きが有名で、駅改札口を出たところに巨大な陶板が設置されています。

多治見駅から西側、名古屋方面を見た景色です。
数年後には写真左側に多治見駅南地区第一種市街地再開発事業の住宅棟が見えてくると思います。
今は多治見の隣の瀬戸に住んでいますが、多治見は現代的な駅前再開発が行われていて良いですね。若者が集まれるような施設になれば周辺の市町村からも訪れる人が増えるものかと思います。

整理番号B-0307-02