2017/12/20
(仮称)錦二丁目計画は愛知県名古屋市中区錦の広小路通沿いにある「旧大和生命ビル」跡地の駐車場を再開発して三菱地所と積水ハウスが21階建て、高さ97.100mの超高層ビルを建設する計画です。
敷地東隣にある 「三菱東京UFJ銀行名古屋ビル」から本部機能を移転し、その後、「三菱東京UFJ銀行名古屋ビル」を解体、そちらも再開発される計画です。
ちなみに西隣に建つ「旧名古屋銀行ビル」は近代建築としての価値が高いため、再開発は行われず、保存されます。
■過去の記事
→2015年7月16日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2015年10月8日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2014年12月28日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2016年3月28日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2016年5月24日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2016年6月22日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2016年8月3日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2016年10月11日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2016年11月23日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2016年12月21日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2017年1月10日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2017年2月18日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2017年3月6日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2017年4月6日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2017年5月27日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2017年8月12日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2017年9月14日投稿 (仮称)錦二丁目計画

■概要
・名称 (仮称)錦二丁目計画 新棟
・所在地 愛知県名古屋市中区錦2丁目2011番他
・階数 地上21階、地下1階建て
・高さ 97.100m
・構造 鉄骨造、(一部鉄筋コンクリート造)
・敷地面積 3,383.23㎡(A敷地)
・建築面積 2,373.80㎡(A敷地)
・延床面積 45,410.13㎡(A敷地)
・着工 2016年3月1日頃
・竣工 2018年予定
・設計 三菱地所設計、竹中工務店
・建築主 名古屋デベロップメント特定目的会社、積水ハウス
・施工 竹中工務店
・最寄駅 伏見、栄、栄町
(2017年12月15日撮影)
北東側から見た建設中の(仮称)錦二丁目計画です。

西側から見た建設中の(仮称)錦二丁目計画です。

敷地西側に建つ(仮称)錦二丁目計画 保存棟です。
保存棟は「旧名古屋銀行ビル」で、地上5階(一部6階)、地下1階建て、延床面積約4,700㎡)の石張りの外観意匠デザインやファサードの列柱が特徴的です。
過去にこの地にあった大和生命ビル(旧日本徴兵館)を彷彿させるような縦柱のスリットや上部の縦長窓とその上下の配色も特徴的です。
縦柱のスリットが1階からから7階まで黒くなってますが、これは旧ビルの階数と同じもので、意匠設計の際に歴史の継承として何らかの意識をされているのかもしれません。

古風な格子状の窓が雰囲気あって良いですね。
柱のオーダーはアカンサスの葉をモチーフにらせんで円を描くコリント式のもので、コリント式はイオニア式やドーリア式と並ぶ円柱の建築様式です。

(仮称)錦二丁目計画 新棟の低層部分の柱も列柱をモチーフにしたデザインとなっています。
もう少しすると仮囲いが外されるでしょうか。
ビルの正式名称の発表もまだですが、そろそろこちらも決定する頃ですかね。

カーテンウォールに拡大してみます。
鉄骨構造の超高層ビルの外壁は基本的にカーテンウォールが使われています。
超高層ビルでは建物自体の自重が重くなり、様々な問題が出てきたほか、柔構造の場合、地震時の揺れで変形が発生して固定されている窓が割れるなどの問題もありました。
カーテンウォールは建築構造上、取り外し可能な壁で、建物の自重および建物の荷重はすべて柱、梁、床、屋根等で支え、建物の荷重を直接負担しない壁となっています。
また、建物の構造体と分離されているため、地震時も隙間で揺れを吸収してガラスが割れるのを防ぐこともできます。

仮囲いの覗き窓から。
低層部分もほぼ完成といったところでしょうか。

整理番号B-0338-17
敷地東隣にある 「三菱東京UFJ銀行名古屋ビル」から本部機能を移転し、その後、「三菱東京UFJ銀行名古屋ビル」を解体、そちらも再開発される計画です。
ちなみに西隣に建つ「旧名古屋銀行ビル」は近代建築としての価値が高いため、再開発は行われず、保存されます。
■過去の記事
→2015年7月16日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2015年10月8日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2014年12月28日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2016年3月28日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2016年5月24日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2016年6月22日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2016年8月3日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2016年10月11日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2016年11月23日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2016年12月21日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2017年1月10日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2017年2月18日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2017年3月6日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2017年4月6日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2017年5月27日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2017年8月12日投稿 (仮称)錦二丁目計画
→2017年9月14日投稿 (仮称)錦二丁目計画

■概要
・名称 (仮称)錦二丁目計画 新棟
・所在地 愛知県名古屋市中区錦2丁目2011番他
・階数 地上21階、地下1階建て
・高さ 97.100m
・構造 鉄骨造、(一部鉄筋コンクリート造)
・敷地面積 3,383.23㎡(A敷地)
・建築面積 2,373.80㎡(A敷地)
・延床面積 45,410.13㎡(A敷地)
・着工 2016年3月1日頃
・竣工 2018年予定
・設計 三菱地所設計、竹中工務店
・建築主 名古屋デベロップメント特定目的会社、積水ハウス
・施工 竹中工務店
・最寄駅 伏見、栄、栄町
(2017年12月15日撮影)
北東側から見た建設中の(仮称)錦二丁目計画です。

西側から見た建設中の(仮称)錦二丁目計画です。

敷地西側に建つ(仮称)錦二丁目計画 保存棟です。
保存棟は「旧名古屋銀行ビル」で、地上5階(一部6階)、地下1階建て、延床面積約4,700㎡)の石張りの外観意匠デザインやファサードの列柱が特徴的です。
過去にこの地にあった大和生命ビル(旧日本徴兵館)を彷彿させるような縦柱のスリットや上部の縦長窓とその上下の配色も特徴的です。
縦柱のスリットが1階からから7階まで黒くなってますが、これは旧ビルの階数と同じもので、意匠設計の際に歴史の継承として何らかの意識をされているのかもしれません。

古風な格子状の窓が雰囲気あって良いですね。
柱のオーダーはアカンサスの葉をモチーフにらせんで円を描くコリント式のもので、コリント式はイオニア式やドーリア式と並ぶ円柱の建築様式です。

(仮称)錦二丁目計画 新棟の低層部分の柱も列柱をモチーフにしたデザインとなっています。
もう少しすると仮囲いが外されるでしょうか。
ビルの正式名称の発表もまだですが、そろそろこちらも決定する頃ですかね。

カーテンウォールに拡大してみます。
鉄骨構造の超高層ビルの外壁は基本的にカーテンウォールが使われています。
超高層ビルでは建物自体の自重が重くなり、様々な問題が出てきたほか、柔構造の場合、地震時の揺れで変形が発生して固定されている窓が割れるなどの問題もありました。
カーテンウォールは建築構造上、取り外し可能な壁で、建物の自重および建物の荷重はすべて柱、梁、床、屋根等で支え、建物の荷重を直接負担しない壁となっています。
また、建物の構造体と分離されているため、地震時も隙間で揺れを吸収してガラスが割れるのを防ぐこともできます。

仮囲いの覗き窓から。
低層部分もほぼ完成といったところでしょうか。

整理番号B-0338-17