ちなみに温泉は「大手町温泉」が大手町フィナンシャルシティグランキューブの地下1階にできますが、こちらの源泉は大手町の地下1500mから湧き出ているものをフィットネス施設と共同で利用するものとなっています。
◆参考資料、引用元
日本旅館「星のや東京」誕生 ~「塔の日本旅館」、大手町に2016年7月20日開業します~
◆過去の記事
→2014年11月26日投稿 (仮称)大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業 A棟
→2015年5月23日投稿 (仮称)大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業 A棟
→2015年10月24日投稿 星のや東京
→2016年1月21日投稿 星のや東京

■概要
・名称 星のや東京
・所在地 東京都千代田区大手町1丁目9番
・階数 地上18階、地下3階建て
・高さ 87.97m
・構造 鉄筋コンクリート造(制震構造)
・敷地面積 11,171.91㎡(全体)
・建築面積 7,156.47㎡(全体)
・延床面積 207,576.67㎡(全体)
・着工 2014年4月1日
・竣工 2016年4月1日
・設計 三菱地所設計、NTTファシリティーズ
・建築主 三菱地所
・施工 戸田建設
・最寄駅 大手町、東京、神田、竹橋
(2016年9月9日撮影)
北東側から見上げた星のや東京です。

ランドスケープの環境設計はオンサイト計画設計事務所の代表・長谷川浩己氏が行っており、今までの「星のや」のような広がりを持った敷地の中でのランドスケープデザインとは異なり、都市広場の一角として完全にパブリックな場を形成しているようです。
また、4種類の帯が幾重にも敷き 詰められたようなパターン、小さいけれど密度のある樹々、小舟のようなベンチや花入れのようなプラン ターなど工芸品のようなクオリティで、こだわりある設計がなされています。

南側から見上げた星のや東京の様子です。

丸の内仲通りからの延長で整備された公開空地です。
街路樹のほかにもベンチや街灯などのストリートファニチャーが充実しており、賑わい創出に一役買っています。

星のや東京はデザインに対してのこだわりが強く、周辺の超高層ビルと比較しても繊細なデザインが細部にまで施されています。
まさに工芸品や芸術品のような現代建築です。

整理番号B-0250-05竣工