勝川は愛知県春日井市に位置するJR中央本線の勝川駅周辺の街で、過去に下街道の宿場町で栄えていました。
その勝川駅駅前と周辺では「複合拠点的中心商業地区」と位置付け、1986年から「勝川駅周辺総合整備事業」と呼ばれる大規模な再開発が行われました。
2007年には合計8ブロック、16棟の建物が完成、2011年には勝川駅の高架化も行われ、勝川駅の再開発が完了しました。
勝川駅は名古屋駅から 約18~19分でアクセスできる利便性の高い場所で、名古屋市内と同じか、東京の近郊と同程度に中高層のビルやマンションが駅前に集積しています。

◆参考資料、引用元
愛知県春日井市の「松新地区第一種市街地再開発事業」 「ライオンズステーションプラザ勝川(全3棟)」販売開始
春日井サボテン
◆ルネック(勝川駅南口ビル)
ルネック(勝川駅南口ビル)はコンビニや銀行、スポーツクラブが入る商業ビルです。
平成初期のインテリジェントビルと呼ばれる建物らしく、半ミラーガラスの窓や丸みを帯びた壁面、白を基調とした外観など1990年代らしさがはっきりと現れたビルとなっています。

■概要
・名称 ルネック(勝川駅南口ビル)
・所在地 愛知県春日井市松新町1丁目4番
・階数 地上7階、地下2階建て
・総戸数 ---
・敷地面積 1,406.18㎡
・建築面積 1,010.08㎡
・延床面積 7,929.09㎡
・竣工 1993年
◆ホテルプラザ勝川
ホテルプラザ勝川は勝川駅前に建つホテルで、小窓がズラリと並んだ外観デザインが特徴的です。
外観は落ち着いた茶系の色を基調とし、1990年代後半から2000年代に建てられた建物らしく、無駄なものを省いたシンプルな外観デザインで、植栽などはコンクリートの人工的な壁で覆われた植栽となっています。

■概要
・名称 ホテルプラザ勝川
・所在地 愛知県春日井市松新町1丁目5番
・階数 地上10階、地下1階建て
・総戸数 ---
・敷地面積 ---
・建築面積 1,610㎡
・延床面積 11,710.60㎡
・竣工 1999年8月
◆ルネッサンスシティ勝川一番街 (ライオンズステーションプラザ 勝川壱番館)
ルネッサンスシティ勝川一番街 (ライオンズステーションプラザ 勝川壱番館)は勝川駅北口北西側のランドマークとなっている「ルネッサンスシティ」の一街区です。
また、再開発の個別名称は「松新地区第一種市街地再開発事業」といい、約40件もの住宅や店舗を再開発して建設されています。
建物は、ヨーロッパの建物をイメージしたガラス状のアール壁面、ルネッサンス様式のアーチなどを 採り入れながら、「勝川」の歴史・伝統ともいえる「桜」 、「柳」、「緑」、「養蚕」のイメージを残したカラーコンセプトを採用しているようです。

■概要
・名称 ルネッサンスシティ勝川一番街 (ライオンズステーションプラザ 勝川壱番館)
・所在地 愛知県春日井市松新町1丁目3226番2
・階数 地上9階、地下1階建て
・総戸数 35戸
・敷地面積 1,963.61㎡
・建築面積 1,555.61㎡
・延床面積 9,828.88㎡
・竣工 2007年10月31日
◆ルネッサンスシティ勝川二番街(ライオンズステーションプラザ勝川弐番館)
ルネッサンスシティ勝川二番街(ライオンズステーションプラザ勝川弐番館)は「松新地区第一種市街地再開発事業2街区2」として建設された高層マンションです。
逆梁工法で建設され、壁面の多い外観となっています。

■概要
・名称 ルネッサンスシティ勝川二番街(ライオンズステーションプラザ勝川弐番館)
・所在地 愛知県春日井市松新町1丁目3340番
・階数 地上14階、地下1階建て
・総戸数 77戸
・敷地面積 1,429.84㎡
・建築面積 928.30㎡
・延床面積 8,064.19㎡
・竣工 2007年10月31日
◆松新駐車場、ライオンズステーションプラザ勝川参番館
松新駐車場は「松新地区2街区1」にて再開発された勝川駅前の立体駐車場で、192台収容可能な都市型立体駐車場となっています。
松新駐車場は「時間貸」と「月極」の二種類の利用方法が可能で、通勤時のパーク&ライドのみならず、駅前での買い物や娯楽のために自家用車を止めておくことも可能です。
ライオンズステーションプラザ勝川参番館は敷地西側に建つ14階建て、総戸数75戸の中規模マンションとなっています。

■概要
・名称 松新駐車場
・所在地 愛知県春日井市勝川町6
・階数 地上8階建て
・敷地面積 ---
・建築面積 1,268㎡
・延床面積 9,228㎡
・竣工 2007年10月31日
■概要
・名称 ライオンズステーションプラザ勝川参番館
・所在地 愛知県春日井市勝川6丁目101番
・階数 地上14階、地下1階建て
・総戸数 75戸
・敷地面積 1,670.29㎡
・建築面積 785.44㎡
・延床面積 2,004 ㎡
・竣工 2007年10月31日
◆グランドメゾン勝川ネクシティ ウエストコート
グランドメゾン勝川ネクシティ ウエストコートは再開発地区北西側に建つ2棟構成の大規模マンションです。
こちらのマンションも逆梁工法で建設されており、バルコニー部分の壁が目立ちます。
逆梁工法のマンションは2000年代から数多く出てくるようになり、天井に梁が出ないため、室内が開放的で窓も大きく取れることが特徴です。

■概要
・名称 グランドメゾン勝川ネクシティ ウエストコート
・所在地 愛知県春日井市勝川町7丁目34番
・階数 地上14階建て
・総戸数 168戸
・敷地面積 3,748㎡
・建築面積 1,568㎡
・延床面積 17,355㎡
・竣工 2007年10月31日
◆グランドメゾン勝川ネクシティ イーストコート ネクシティ
グランドメゾン勝川ネクシティ イーストコート ネクシティはルネックの北側に建設された高層マンションで、低層階には商業施設も入居しています。

■概要
・名称 グランドメゾン勝川ネクシティ イーストコート ネクシティ
・所在地 愛知県春日井市勝川町7丁目37番
・階数 地上13階建て
・総戸数 77戸
・敷地面積 3,758㎡
・建築面積 2,604㎡
・延床面積 12,914㎡
・竣工 2007年10月31日
駅前広場の勝川駅前公園です。
一面タイルで舗装されており、人工的な公園となっています。

勝川駅北口タクシープールです。
大型の街灯が設置され、夜でも明るい空間となります。

再開発地区の各街区には駅からペデストリアンデッキが直結しており、歩車分離が行われています。
また、写真の通り、駅北側の商店街「勝川大弘法通り商店街」へ直線動線でアクセスできるようにデッキをカーブさせている工夫のある場所もありました。

ペデストリアンデッキはただの水平なデッキだけでなく、写真のように道路をまたぐ箇所にはブリッジが設けられているところもありました。

勝川駅付近にはこのような立体駐車場も整備され、パーク&ライドに活用されています。。

勝川大弘法通り商店街との連続性を意識して、低層の商業系建物も建設されています。

各高層マンションの低層部分もこのように商業施設がテナントとして入居しています。

勝川駅の高架下には生鮮食品や生活必需品等を扱うスーパーマーケット「マックスバリュ」が入っています。
夜1:00までの営業と、終電後もスーパーが開いているので非常に便利です。
ただ、高架下の駅舎との間のスペースが物寂しいため、自動車が侵入しないのであればストリートファニチャーがもう少し増えて欲しいとも思いました。

駅前は再開発によって都会的な景観に生まれ変わった勝川駅ですが、少し歩くとこのような落ち着いた雰囲気の住宅街になります。

勝川駅前のロータリーにはかわいらしいサボテンのモニュメントがあります。
春日井市はサボテンの生産量日本一のまちで、春代(はるよ)、日丸(にちまる)、井之介(いのすけ)と名付けられたサボテンのキャラクターがいます。
駅前にサボテンが植えられているか確認し忘れましたが、飾ってあったキャラクターは結構かわいいものでした。

整理番号勝川駅前 都市景観vol.1 勝川駅北口
その勝川駅駅前と周辺では「複合拠点的中心商業地区」と位置付け、1986年から「勝川駅周辺総合整備事業」と呼ばれる大規模な再開発が行われました。
2007年には合計8ブロック、16棟の建物が完成、2011年には勝川駅の高架化も行われ、勝川駅の再開発が完了しました。
勝川駅は名古屋駅から 約18~19分でアクセスできる利便性の高い場所で、名古屋市内と同じか、東京の近郊と同程度に中高層のビルやマンションが駅前に集積しています。

◆参考資料、引用元
愛知県春日井市の「松新地区第一種市街地再開発事業」 「ライオンズステーションプラザ勝川(全3棟)」販売開始
春日井サボテン
◆ルネック(勝川駅南口ビル)
ルネック(勝川駅南口ビル)はコンビニや銀行、スポーツクラブが入る商業ビルです。
平成初期のインテリジェントビルと呼ばれる建物らしく、半ミラーガラスの窓や丸みを帯びた壁面、白を基調とした外観など1990年代らしさがはっきりと現れたビルとなっています。

■概要
・名称 ルネック(勝川駅南口ビル)
・所在地 愛知県春日井市松新町1丁目4番
・階数 地上7階、地下2階建て
・総戸数 ---
・敷地面積 1,406.18㎡
・建築面積 1,010.08㎡
・延床面積 7,929.09㎡
・竣工 1993年
◆ホテルプラザ勝川
ホテルプラザ勝川は勝川駅前に建つホテルで、小窓がズラリと並んだ外観デザインが特徴的です。
外観は落ち着いた茶系の色を基調とし、1990年代後半から2000年代に建てられた建物らしく、無駄なものを省いたシンプルな外観デザインで、植栽などはコンクリートの人工的な壁で覆われた植栽となっています。

■概要
・名称 ホテルプラザ勝川
・所在地 愛知県春日井市松新町1丁目5番
・階数 地上10階、地下1階建て
・総戸数 ---
・敷地面積 ---
・建築面積 1,610㎡
・延床面積 11,710.60㎡
・竣工 1999年8月
◆ルネッサンスシティ勝川一番街 (ライオンズステーションプラザ 勝川壱番館)
ルネッサンスシティ勝川一番街 (ライオンズステーションプラザ 勝川壱番館)は勝川駅北口北西側のランドマークとなっている「ルネッサンスシティ」の一街区です。
また、再開発の個別名称は「松新地区第一種市街地再開発事業」といい、約40件もの住宅や店舗を再開発して建設されています。
建物は、ヨーロッパの建物をイメージしたガラス状のアール壁面、ルネッサンス様式のアーチなどを 採り入れながら、「勝川」の歴史・伝統ともいえる「桜」 、「柳」、「緑」、「養蚕」のイメージを残したカラーコンセプトを採用しているようです。

■概要
・名称 ルネッサンスシティ勝川一番街 (ライオンズステーションプラザ 勝川壱番館)
・所在地 愛知県春日井市松新町1丁目3226番2
・階数 地上9階、地下1階建て
・総戸数 35戸
・敷地面積 1,963.61㎡
・建築面積 1,555.61㎡
・延床面積 9,828.88㎡
・竣工 2007年10月31日
◆ルネッサンスシティ勝川二番街(ライオンズステーションプラザ勝川弐番館)
ルネッサンスシティ勝川二番街(ライオンズステーションプラザ勝川弐番館)は「松新地区第一種市街地再開発事業2街区2」として建設された高層マンションです。
逆梁工法で建設され、壁面の多い外観となっています。

■概要
・名称 ルネッサンスシティ勝川二番街(ライオンズステーションプラザ勝川弐番館)
・所在地 愛知県春日井市松新町1丁目3340番
・階数 地上14階、地下1階建て
・総戸数 77戸
・敷地面積 1,429.84㎡
・建築面積 928.30㎡
・延床面積 8,064.19㎡
・竣工 2007年10月31日
◆松新駐車場、ライオンズステーションプラザ勝川参番館
松新駐車場は「松新地区2街区1」にて再開発された勝川駅前の立体駐車場で、192台収容可能な都市型立体駐車場となっています。
松新駐車場は「時間貸」と「月極」の二種類の利用方法が可能で、通勤時のパーク&ライドのみならず、駅前での買い物や娯楽のために自家用車を止めておくことも可能です。
ライオンズステーションプラザ勝川参番館は敷地西側に建つ14階建て、総戸数75戸の中規模マンションとなっています。

■概要
・名称 松新駐車場
・所在地 愛知県春日井市勝川町6
・階数 地上8階建て
・敷地面積 ---
・建築面積 1,268㎡
・延床面積 9,228㎡
・竣工 2007年10月31日
■概要
・名称 ライオンズステーションプラザ勝川参番館
・所在地 愛知県春日井市勝川6丁目101番
・階数 地上14階、地下1階建て
・総戸数 75戸
・敷地面積 1,670.29㎡
・建築面積 785.44㎡
・延床面積 2,004 ㎡
・竣工 2007年10月31日
◆グランドメゾン勝川ネクシティ ウエストコート
グランドメゾン勝川ネクシティ ウエストコートは再開発地区北西側に建つ2棟構成の大規模マンションです。
こちらのマンションも逆梁工法で建設されており、バルコニー部分の壁が目立ちます。
逆梁工法のマンションは2000年代から数多く出てくるようになり、天井に梁が出ないため、室内が開放的で窓も大きく取れることが特徴です。

■概要
・名称 グランドメゾン勝川ネクシティ ウエストコート
・所在地 愛知県春日井市勝川町7丁目34番
・階数 地上14階建て
・総戸数 168戸
・敷地面積 3,748㎡
・建築面積 1,568㎡
・延床面積 17,355㎡
・竣工 2007年10月31日
◆グランドメゾン勝川ネクシティ イーストコート ネクシティ
グランドメゾン勝川ネクシティ イーストコート ネクシティはルネックの北側に建設された高層マンションで、低層階には商業施設も入居しています。

■概要
・名称 グランドメゾン勝川ネクシティ イーストコート ネクシティ
・所在地 愛知県春日井市勝川町7丁目37番
・階数 地上13階建て
・総戸数 77戸
・敷地面積 3,758㎡
・建築面積 2,604㎡
・延床面積 12,914㎡
・竣工 2007年10月31日
駅前広場の勝川駅前公園です。
一面タイルで舗装されており、人工的な公園となっています。

勝川駅北口タクシープールです。
大型の街灯が設置され、夜でも明るい空間となります。

再開発地区の各街区には駅からペデストリアンデッキが直結しており、歩車分離が行われています。
また、写真の通り、駅北側の商店街「勝川大弘法通り商店街」へ直線動線でアクセスできるようにデッキをカーブさせている工夫のある場所もありました。

ペデストリアンデッキはただの水平なデッキだけでなく、写真のように道路をまたぐ箇所にはブリッジが設けられているところもありました。

勝川駅付近にはこのような立体駐車場も整備され、パーク&ライドに活用されています。。

勝川大弘法通り商店街との連続性を意識して、低層の商業系建物も建設されています。

各高層マンションの低層部分もこのように商業施設がテナントとして入居しています。

勝川駅の高架下には生鮮食品や生活必需品等を扱うスーパーマーケット「マックスバリュ」が入っています。
夜1:00までの営業と、終電後もスーパーが開いているので非常に便利です。
ただ、高架下の駅舎との間のスペースが物寂しいため、自動車が侵入しないのであればストリートファニチャーがもう少し増えて欲しいとも思いました。

駅前は再開発によって都会的な景観に生まれ変わった勝川駅ですが、少し歩くとこのような落ち着いた雰囲気の住宅街になります。

勝川駅前のロータリーにはかわいらしいサボテンのモニュメントがあります。
春日井市はサボテンの生産量日本一のまちで、春代(はるよ)、日丸(にちまる)、井之介(いのすけ)と名付けられたサボテンのキャラクターがいます。
駅前にサボテンが植えられているか確認し忘れましたが、飾ってあったキャラクターは結構かわいいものでした。

整理番号勝川駅前 都市景観vol.1 勝川駅北口
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