その津島市の中心市街地に津島駅があり、津島駅周辺は名古屋都市計画区域マスタープランにおいて都市拠点とすることが望ましいと位置付けられています。

(画像は全て2017年12月2日撮影)
◆参考資料、引用元
津島市都市計画マスタープラン ~交流・ふれあいでつなぐスマートなまちづくり~
名古屋都市計画区域の 整備、開発及び保全の方針 (名古屋都市計画区域マスタープラン)
参考資料から拝借した津島市の将来都市構造及び緑の骨格図です。
これは津島市都市計画マスタープランにおいて目指されている将来の津島市の姿で、津島駅周辺が都市拠点として機能するよう計画されていることが分かります。

名鉄津島線・尾西線津島駅です。
一日平均乗降客数は1万3,612人(2015年度)となっており、朝夕の通勤通学時間帯には人の流れが非常に多くなります。
昼間は電車が1時間に4本と15分間隔で少ないですが、朝夕は1時間あたり6本と10分間隔でそこそこの利便性を有します。

津島駅駅施設と駅西のロータリースペースです。
現在は昭和風の建物や高架駅とアスファルトで覆われた地面が広がる殺風景な駅前です。
将来はここが再開発され、都市機能が集約された複合施設が建設されるのでしょうか。

南側から見た津島駅西側の様子です。
名古屋都市計画区域の 整備、開発及び保全の方針 (名古屋都市計画区域マスタープラン)において、都市機能の立地・ 誘導に向けた目標 という欄に「津島駅および新瀬戸駅の周辺を、都市活動を支える都市拠点に位置づ け、地域住民が利用できる都市機能の集積をめざします。」と記載されています。
そのことから、津島駅は将来的には名古屋都市圏の重要な都市機能を担う駅の一つとなることが予想されます。

津島駅西側はこのように古い建物とマンションが混在するエリアとなっています。

津島駅高架のホームから見た駅西側の様子です。
道路が駅から真っすぐ延び、建物は古いものの銀行などの都市商業が集中していることがわかります。

こちらは津島駅東側の様子です。
道路が整備され、歩道もインターロッキング舗装化されています。
駅東側は建物が比較的新しいものが多い印象で、ロードサイド商業を中心とした郊外型の商業地域となっています。

整理番号 まちづくり・都市開発0008-01