名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業(ポートメッセなごや新第1展示館)は愛知県名古屋市港区金城ふ頭に建設が計画されている大規模国際展示場で、展示場面積20,045㎡(211m×95m)を誇るアリーナコンサート対応の1万5,000人収容可能な展示場となる計画です。
◆参考資料、引用元
名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業における落札者の決定について
経済産業省説明資料 大規模国際展示場
愛知県 愛知県国際展示場「Aichi Sky Expo」
朝日新聞 名古屋・河村市長、IR誘致を三重県に提案 地元は驚き

■概要
・名称 名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業 (ポートメッセなごや新第1展示館)
・name Nagoya City International Exhibition Center New 1st Exhibition Hall Development Project
・中文名 名古屋市国际展览中心新一期展览馆开发项目
・所在地 愛知県名古屋市港区金城ふ頭3丁目
・階数 地上3階建て
・敷地面積 約4.4ha(約4万4,000㎡)
・建築面積 31,532㎡
・延床面積 39,532㎡
・展示場面積 20,045㎡
・着工 2019年4月予定(※設計・建設開始予定時期)
・竣工 2022年6月予定(※設計・建設完了予定時期)
・供用開始 2022年10月予定
・建築主 ---
・設計 竹中工務店(代表企業)、日本管財、久米設計(協力企業)
・施工 ---
・最寄駅 金城ふ頭
(2014年10月26日撮影)
参考資料から拝借した名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業 (ポートメッセなごや新第1展示館)の広域図と敷地周辺図です。
現在のポートメッセなごやはPFI方式によって新展示場の設計、建設、維持、管理を行う企業体により解体され、移転する計画となっています。

参考資料から拝借した名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業 (ポートメッセなごや新第1展示館)の西側より望んだ完成予想パースです。
この予想図には現第1展示館が解体され、その後レゴランド2期、約4ha分の用地に利用される計画も描かれていますが、元々、レゴランドの拡張部分は2021年に供用開始予定でした。
現状では新展示場完成後にレゴランドの拡張に着手するため、2023年から2025年にレゴランド拡張がずれ込むものと思われます。
また、画像を拡大すると、あおなみ線の延長部分に建物がかかっています。
あおなみ線は中部国際空港方面に延伸する計画が出たばかりでしたが、もう頓挫してしまったのでしょうか。
今後、実施設計前に基本設計をやり直すものかと思いますが、あおなみ線延伸計画との連携が取れていなさそうで心配です。

名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業 (ポートメッセなごや新第1展示館)の建設予定地です。
一面コンクリートで塗り固められた岸壁が広がっています。

西側から見た名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業 (ポートメッセなごや新第1展示館)の建設予定地の様子です。
新展示場はアリーナコンサート対応の1万5,000人収容、大梁下高さ20m、20,000㎡の無柱空間の大規模な展示場になりますが、可動式間仕切りによる分割利用も可能となっています。

現在の第1展示館は名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業 (ポートメッセなごや新第1展示館)完成後に解体される計画です。

将来的にはこちらのポートメッセなごや(名古屋市国際展示場) 2号館、3号館も建て替えが行われるものと思われます。
現在、世界各地で10万㎡を超える巨大展示場の建設が相次いでいますが、日本国内は9.7万㎡の東京ビッグサイトが最大となります。
世界最大の展示場はドイツの「ハノーヴァー国際見本市会場」でこちらは46.6万㎡もあります。
また、中国には「国家会展中心」という約40万㎡の大規模国際展示場があります。
そのような中で日本には未だに10万㎡を超える展示場は存在しておらず、世界の目から見るとお粗末な展示場がポツポツとあるように思われてしまいます。
日本の国際競争力を高めるためにも、10万㎡以上の大規模な国際展示場整備は急務の課題です。

名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業 (ポートメッセなごや新第1展示館)の建設によってまず2万㎡もの展示空間を確保し、今後の2号館、3号館の建て替えで約8万㎡もの展示場にする計画も検討されているようですが、世界各国と比較するとそれでも不足しています。
愛知県は名古屋市とは別に中部国際空港の空港島に約6万㎡もの大規模展示場を建設する計画で、これを足すと約14万㎡になります。
更に名古屋市の河村市長が三重県に対してナガシマにIRを誘致するよう提案しており、名古屋のベイエリアは今後大きく発展していくことが期待でき、他の埠頭などにも順次、展示場を整備し、仮にこれを鉄道で結ぶことができれば名古屋のベイエリアだけで合わせて30万、40万㎡の“距離は離れていても気軽に移動できる展示場”を整備することができるかもしれません。
ただ、ナガシマのIR提案の件に関してのほうですが、
国としてはIRの設置は誘致する都道府県や政令指定市と事業者が共同で整備計画をつくり、国が審査して認定するもののため、政府のIR推進本部は「住民の合意形成や県警との連携などは設置場所の自治体が担う。責任の明確化のためにも、県外の自治体が越境することはあり得ない」としています。
しかし、ありえないと撥ね退けられても何とか実現させ、名古屋大都市圏全体の発展、日本の国としての魅力向上に繋げていって欲しいものです。

名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業 (ポートメッセなごや新第1展示館)ができ、レゴランドやリニア鉄道館などのある金城ふ頭と長島スパーランドやIR計画の提案されたナガシマを鉄道で結ぶことができれば利便性も向上し、回遊性も高まるものと思われます。
ただし、現実としてはあおなみ線は中部国際空港に延伸する計画となっており、更に今回発表された名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業 (ポートメッセなごや新第1展示館)の完成予想図ではあおなみ線が延伸できないような建物配置にされています。
今後の朗報を期待しながら、名古屋のベイエリア(伊勢湾周辺)の開発・発展を見守っていきたいと思います。

整理番号まちづくり・都市開発0012-01
◆参考資料、引用元
名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業における落札者の決定について
経済産業省説明資料 大規模国際展示場
愛知県 愛知県国際展示場「Aichi Sky Expo」
朝日新聞 名古屋・河村市長、IR誘致を三重県に提案 地元は驚き

■概要
・名称 名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業 (ポートメッセなごや新第1展示館)
・name Nagoya City International Exhibition Center New 1st Exhibition Hall Development Project
・中文名 名古屋市国际展览中心新一期展览馆开发项目
・所在地 愛知県名古屋市港区金城ふ頭3丁目
・階数 地上3階建て
・敷地面積 約4.4ha(約4万4,000㎡)
・建築面積 31,532㎡
・延床面積 39,532㎡
・展示場面積 20,045㎡
・着工 2019年4月予定(※設計・建設開始予定時期)
・竣工 2022年6月予定(※設計・建設完了予定時期)
・供用開始 2022年10月予定
・建築主 ---
・設計 竹中工務店(代表企業)、日本管財、久米設計(協力企業)
・施工 ---
・最寄駅 金城ふ頭
(2014年10月26日撮影)
参考資料から拝借した名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業 (ポートメッセなごや新第1展示館)の広域図と敷地周辺図です。
現在のポートメッセなごやはPFI方式によって新展示場の設計、建設、維持、管理を行う企業体により解体され、移転する計画となっています。

参考資料から拝借した名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業 (ポートメッセなごや新第1展示館)の西側より望んだ完成予想パースです。
この予想図には現第1展示館が解体され、その後レゴランド2期、約4ha分の用地に利用される計画も描かれていますが、元々、レゴランドの拡張部分は2021年に供用開始予定でした。
現状では新展示場完成後にレゴランドの拡張に着手するため、2023年から2025年にレゴランド拡張がずれ込むものと思われます。
また、画像を拡大すると、あおなみ線の延長部分に建物がかかっています。
あおなみ線は中部国際空港方面に延伸する計画が出たばかりでしたが、もう頓挫してしまったのでしょうか。
今後、実施設計前に基本設計をやり直すものかと思いますが、あおなみ線延伸計画との連携が取れていなさそうで心配です。

名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業 (ポートメッセなごや新第1展示館)の建設予定地です。
一面コンクリートで塗り固められた岸壁が広がっています。

西側から見た名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業 (ポートメッセなごや新第1展示館)の建設予定地の様子です。
新展示場はアリーナコンサート対応の1万5,000人収容、大梁下高さ20m、20,000㎡の無柱空間の大規模な展示場になりますが、可動式間仕切りによる分割利用も可能となっています。

現在の第1展示館は名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業 (ポートメッセなごや新第1展示館)完成後に解体される計画です。

将来的にはこちらのポートメッセなごや(名古屋市国際展示場) 2号館、3号館も建て替えが行われるものと思われます。
現在、世界各地で10万㎡を超える巨大展示場の建設が相次いでいますが、日本国内は9.7万㎡の東京ビッグサイトが最大となります。
世界最大の展示場はドイツの「ハノーヴァー国際見本市会場」でこちらは46.6万㎡もあります。
また、中国には「国家会展中心」という約40万㎡の大規模国際展示場があります。
そのような中で日本には未だに10万㎡を超える展示場は存在しておらず、世界の目から見るとお粗末な展示場がポツポツとあるように思われてしまいます。
日本の国際競争力を高めるためにも、10万㎡以上の大規模な国際展示場整備は急務の課題です。

名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業 (ポートメッセなごや新第1展示館)の建設によってまず2万㎡もの展示空間を確保し、今後の2号館、3号館の建て替えで約8万㎡もの展示場にする計画も検討されているようですが、世界各国と比較するとそれでも不足しています。
愛知県は名古屋市とは別に中部国際空港の空港島に約6万㎡もの大規模展示場を建設する計画で、これを足すと約14万㎡になります。
更に名古屋市の河村市長が三重県に対してナガシマにIRを誘致するよう提案しており、名古屋のベイエリアは今後大きく発展していくことが期待でき、他の埠頭などにも順次、展示場を整備し、仮にこれを鉄道で結ぶことができれば名古屋のベイエリアだけで合わせて30万、40万㎡の“距離は離れていても気軽に移動できる展示場”を整備することができるかもしれません。
ただ、ナガシマのIR提案の件に関してのほうですが、
国としてはIRの設置は誘致する都道府県や政令指定市と事業者が共同で整備計画をつくり、国が審査して認定するもののため、政府のIR推進本部は「住民の合意形成や県警との連携などは設置場所の自治体が担う。責任の明確化のためにも、県外の自治体が越境することはあり得ない」としています。
しかし、ありえないと撥ね退けられても何とか実現させ、名古屋大都市圏全体の発展、日本の国としての魅力向上に繋げていって欲しいものです。

名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業 (ポートメッセなごや新第1展示館)ができ、レゴランドやリニア鉄道館などのある金城ふ頭と長島スパーランドやIR計画の提案されたナガシマを鉄道で結ぶことができれば利便性も向上し、回遊性も高まるものと思われます。
ただし、現実としてはあおなみ線は中部国際空港に延伸する計画となっており、更に今回発表された名古屋市国際展示場新第1展示館整備事業 (ポートメッセなごや新第1展示館)の完成予想図ではあおなみ線が延伸できないような建物配置にされています。
今後の朗報を期待しながら、名古屋のベイエリア(伊勢湾周辺)の開発・発展を見守っていきたいと思います。

整理番号まちづくり・都市開発0012-01
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