2018/12/20
(仮称)九段南一丁目プロジェクトは東京都千代田区九段南に建っていた帝冠様式の「九段会館」を70年間の定期借地による保存、活用する再開発計画で、17階建て、高さ75.0mの高層ビルが建設されます。
九段会館は1934年に完成し、昭和初期の時代性を表現している建築物として希少であり、 「 帝冠様式」と呼ばれる外観的特徴を備え、永く九段下の景観を形成してきました。
(仮称)九段南一丁目プロジェクトはその九段会館の一部を、真正性を追求しながら保存しつつ、保存部分以外でオフィスを中心とした高度利用を一体的に図ることで、変わりゆく時代の中で九段会館にたな価値を与えつつ、歴史と自然が息づくまちづくりを実現していくものとされています。
◆参考資料、引用元
歴史的建造物の「九段会館」 建替え事業を推進 ~「帝冠様式」の建物を保存活用~

■概要
・名称 (仮称)九段南一丁目プロジェクト
・name (Tentative name) Kudanshima 1-chome project
・中文名 (暂定名称)九段南 1丁目项目
・所在地 東京都千代田区九段南一丁目5番1
・階数 地上17階、地下3階建て
・高さ 75.0m
・構造 ---
・敷地面積 8,765.85㎡
・建築面積 5,200㎡
・延床面積 68,500㎡
・着工 2019年7月1日
・竣工 2022年7月予定
・建築主 合同会社ノーヴェグランデ (出資元:東急不動産、鹿島建設)
・設計 鹿島・梓 設計・工事監理業務共同企業体
・施工 鹿島建設
・最寄駅 九段下
(2018年11月14日撮影)
現地に掲載されている建築計画の概要が書かれた板です。

東側から見た建設中の(仮称)九段南一丁目プロジェクトの様子です。
現在は九段会館の保存、修復工事が行われており、建物北側と東側部分をL字状に保存して活用されます。
保存部分は免震レトロフィット工法の採用、中性化により劣化したコンクリートの補修対策の実施、外壁のスクラッチタイルの落下防止対策の実施等により、創建時の姿を復元、保存される計画です。

現在はこのようにシートに覆われており、九段会館の様子は拝めません。

西側、皇居の牛ヶ淵付近から見た建設中の(仮称)九段南一丁目プロジェクトの様子です。
九段会館は2011年の東日本大震災によって、天井崩落が起こり、状況が状況であったため、この日以降休館にされ、土地、建物ともに国に返還されていました。
九段会館の保存部分は、創建時の意匠を復原・ 保存しながら、宴会場、カンファレンスセンター、シェアオフィス、店舗などとして活用する計画となっています。
また、築する高層部分は、主にオフィスおよび店舗を予定しているとのことです。

参考資料から拝借した(仮称)九段南一丁目プロジェクトです。
帝冠様式などの歴史的価値のある低層建物に近未来的なガラス張りの超高層ビルという組み合わせが、近年の新しい日本の都市の姿になりつつあります。

整理番号B-0676-01
九段会館は1934年に完成し、昭和初期の時代性を表現している建築物として希少であり、 「 帝冠様式」と呼ばれる外観的特徴を備え、永く九段下の景観を形成してきました。
(仮称)九段南一丁目プロジェクトはその九段会館の一部を、真正性を追求しながら保存しつつ、保存部分以外でオフィスを中心とした高度利用を一体的に図ることで、変わりゆく時代の中で九段会館にたな価値を与えつつ、歴史と自然が息づくまちづくりを実現していくものとされています。
◆参考資料、引用元
歴史的建造物の「九段会館」 建替え事業を推進 ~「帝冠様式」の建物を保存活用~

■概要
・名称 (仮称)九段南一丁目プロジェクト
・name (Tentative name) Kudanshima 1-chome project
・中文名 (暂定名称)九段南 1丁目项目
・所在地 東京都千代田区九段南一丁目5番1
・階数 地上17階、地下3階建て
・高さ 75.0m
・構造 ---
・敷地面積 8,765.85㎡
・建築面積 5,200㎡
・延床面積 68,500㎡
・着工 2019年7月1日
・竣工 2022年7月予定
・建築主 合同会社ノーヴェグランデ (出資元:東急不動産、鹿島建設)
・設計 鹿島・梓 設計・工事監理業務共同企業体
・施工 鹿島建設
・最寄駅 九段下
(2018年11月14日撮影)
現地に掲載されている建築計画の概要が書かれた板です。

東側から見た建設中の(仮称)九段南一丁目プロジェクトの様子です。
現在は九段会館の保存、修復工事が行われており、建物北側と東側部分をL字状に保存して活用されます。
保存部分は免震レトロフィット工法の採用、中性化により劣化したコンクリートの補修対策の実施、外壁のスクラッチタイルの落下防止対策の実施等により、創建時の姿を復元、保存される計画です。

現在はこのようにシートに覆われており、九段会館の様子は拝めません。

西側、皇居の牛ヶ淵付近から見た建設中の(仮称)九段南一丁目プロジェクトの様子です。
九段会館は2011年の東日本大震災によって、天井崩落が起こり、状況が状況であったため、この日以降休館にされ、土地、建物ともに国に返還されていました。
九段会館の保存部分は、創建時の意匠を復原・ 保存しながら、宴会場、カンファレンスセンター、シェアオフィス、店舗などとして活用する計画となっています。
また、築する高層部分は、主にオフィスおよび店舗を予定しているとのことです。

参考資料から拝借した(仮称)九段南一丁目プロジェクトです。
帝冠様式などの歴史的価値のある低層建物に近未来的なガラス張りの超高層ビルという組み合わせが、近年の新しい日本の都市の姿になりつつあります。

整理番号B-0676-01